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ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

救いは取り消されないのか・ 第1回

2015年04月14日 | 日記

第1部:滅びる方が難しい!?

1、序論

 

ダイナマイトはギリシヤ語の『Dunamis(デュナミス)』から来ていて、その原語の意味は『力』です。聖書で『力』と訳された言葉は、キリストの福音の持つ力を描写するためにしばしば用いられています。パウロは「わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ人をはじめ、ギリシヤ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の力である」(ローマ1:16)と言いました。

 

現在どれだけのクリスチャンが、この福音のダイナマイト、爆発的な力を体験しているでしょうか?ローマ人への手紙1章に記されたパウロの言葉が事実であれば、福音を所有したすべての人は、驚くべき力を所有していなければなりません。しかし、果たして現実はどうでしょうか?

不幸にも現代の多くのクリスチャンの生活は、無気力で軟弱です。ダイナマイトのような驚くべき力の代わりに、敗北と失望がその場を占めています。どうしてそうなったのでしょうか。そのような人たちが、本当に福音を信じているといえるでしょうか?なぜ、彼らの生涯にはパウロの言うような力(ダイナマイト)がないのでしょうか?その理由は、彼らが自分たちが語っていることを本当には信じていないか、偽りの福音を信じているために、真の福音だけが与えることのできる力を持っていないからではないでしょうか?

 

実は、現代の大きな霊的問題は、偽りの福音が語られ、それを信じ込んでいる人が多いということです。不幸なことに、多くの人が福音を通して与えられるものが何で、その福音は彼らのために何が出来るかということを正しく理解していません。そのために、福音を通して持つことの出来る力を体験することが出来ず、多くのクリスチャンが、しばしば罪に負けて倒れてしまい、自分たちの弱さを嘆き、結果として罪を愛する人間の性質にちょうどいい、耳ざわりの良い福音で心を満たそうとしています。