やさしい家で やさしい暮らし

めざすは一生暮らせる木のおうち。建て主と建築業者を結び、安心を与えるのが私の仕事なのです。

これでいいのか?建築士

2008-06-18 17:36:40 | マイホーム
「建築士」という資格はもちろんあるが
「設計士」という資格はない。
でも、「設計士」という「職業の分類」はあったほうが便利だと思うこの頃。
みなさま ごきげんよう。

さて、その設計士がつくったプラン。
WEBのコミュニティーなどで、施主さんが貼り付けちゃって
あれやこれや、討論されちゃっています。
「玄関の位置が悪いんじゃないか」
「TVの置き場がないからどうしたらよいか」
なーんてことを、素人さんが答えちゃっています。
フリーソフト使って、図面つくって貼り付けていることもあります。
で、素人さんの答えのほうが「的を得てる」ってどういうこと???

もちろん、元々のプランが「建築士の資格を持つ設計士」が作ったプランかどうかはわかりませんが。。。 
    ここが、ややっこしい

設計士さん、職業にするならもっとプライド持ちましょう。
プランに著作権、主張しましょう。
そして、お施主さんに惚れられるプラン作りましょうよ。

お施主さん、もっともっと伝える努力をしてください。
小出しにしては、まるっきり違うプランになっちゃいます。
今のこと、将来のこと、考えられるすべてを書き出して伝えてください。
「そこおかしいんじゃない?」って思ったら、WEBではなく設計士さんと、とことん話してください。

設計士さん、そんなわがままいっぱいのお施主さんを「好き」になってください。
お施主さんの暮らしのこと、趣味のこと、離れて暮らす家族のこと
いっぱいいっぱい理解する努力をしてください。
あなたは今、お施主さんに育てていただいているのですから。

 お互いに
 ■伝わっているだろう
 ■これが標準だから・・・
 ■言ってもわかるはずないし・・・
 ■言うだけ無駄
 ■これくらいでいいだろう
 そんな考えやめましょう。

 お互いに
 ■すべてを伝えようとすること
 ■すべてを理解しようとすること
 その関係がうまくいかなければ、絶対いい家できません!!!

設計士さん、そんな設計士になりましょうよ。
お施主さん、そんな設計士とめぐりあってくださいな。

かくいうわたしも、設計士ですが・・・

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