楢葉明日未明に避難指示解除

数日前から、楢葉町の避難指示解除に向けての準備などテレビで放映されている。

楢葉町は、明治22年に木戸村、竜田村が成立、昭和31年その木戸村立田村が合併して楢葉町が成立した。福島県浜通りは相馬双葉磐城の浜3郡と呼ばれており、双葉の北は明治12年に標葉郡と南の楢葉郡になっており、木田町とすべきところ他の町をさておいて楢葉の名称を独占してしまった。

7,368人（2,694世態）の町民が、8月に解除の予定が住民の反対で明日に延期されていた。コンビニエンスストアのみで医療機関もなく、バスで隣り広野への通院を約束しての解除である。また、木戸ダムからの飲料水も、検査で納得している。しかし、一番はイノシシの被害や山林の除染である。

昨夜は、飼い犬がイノシシに殺されたと住民から報告を受け、わなを仕掛けかかったイノシシが映し出され、今まで数十頭捕獲していると。

しかし、業者による住宅の補修に間に合わないところを器用な地元出身猪狩秀男さんが建具など手の届かないところを補修したり、安い費用で除草までしていて、帰還に向けた人から感謝されていた。そして、人材が不足しているから、他の市町村のシルバー人材から募集していると、昨夜のNHKはななかあいづで放映していた。

私たちは日本のどこにいても、2.4mSv/年の被ばくを受けていることを知り、楢葉町で一番高い上繁岡地区集会所が0.32μSv/hで問題ないことを理解すべきであり、明日から楽しい自宅での生活を望みたい。