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境界性パーソナリティ障害を乗り越える

2015-08-08 05:44:23 | エッセイ
8日仙台七夕最終日の今朝、テレサ・テンと森山良子の歌を少し聞いて、岡田尊司精神科医の境界性人格障害(BPD)のお話を聞いた。

余り興味もなかったが、聞いているうち境界性人格障害には、うつ病、双極Ⅰ型障害(少ない躁うつ病)、アルコール依存症、薬物依存症、PTSD(トラウマなど心的外障害ストレス障害)、パニックなどの不安症、摂食障害、他の人格障害などであるという。

このアルコール依存やPTSDを聞いて、真剣に聞いた。人には、十人十色で、前向きな人、陽気、几帳面、怒りっぽい、神経質、おおらか、飽きっぽいなど枚挙にいとまない。

必ず、どれかに当てはまるが、極端に出る人とでない人に分かれる。親の愛情が強すぎても起こるもの、つかず離れず親子の関係で、私も父から寝床で、童話や夜トイレに入り、付き添う親が「もういいかい、まーだだよ・・・・とだんだん声が小さくなり自然にお話が終わって眠っていたことを思い出す。

お話の中で、薬物依存の娘の例を挙げ、生後10か月で母は出て行き、厳格な祖父母で養育、実の母を知り、その母の元へしかし義父と性交、母から追い出され薬物依存になってしまった。

岡田さんは、先天的な生まれつきより、後天的な環境による親の離婚とか性的暴行などで起こることが多いと言いながら、前記の薬物依存症の例を挙げている。これは娘が母の性格を受け継いでいる典型的な例である。

このBPDには、感情が極めて不安、良い悪いの両極端で厳格な生活からの逃避、強いイライラが抑制できないなど、頭がいい子に多く、神経症(イライラ)と精神病(現実の認識が出来ない)の両方にまたがる行動が目立つもの。

自分中心的な考えで性格が合わないからと離婚、もともと性格の違う者同士が結婚しており、やることなすことが違って当たり前、それを合わせて初めて家庭が円満にできるもの、離婚や子への虐待が一番の原因と考える。

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