山形天童市の中学生自殺に思う

またいじめによる自殺かとそれが福島県を通る山形新幹線に今月7日に飛び込んだ自殺という。
親御さんは悔やんでも悔やみきれないであろうし、JRから新幹線ストップでいくら請求されたかは分からないが、毎年3万人超の自殺者がおり、福島でも原発悲観自殺が多数出ているから自殺のニュースは心苦しい。

また、学校での全校生徒へのアンケートから、多数の生徒がいじめを知っていたという市教委の報告であったが、朝刊で550人のうち140人がいじめに関して知っていたという。そしていじめを13人は直接知っていたが40人の教職員が誰もその認識が無いというから、学校内の教師と生徒の関係はどうなっていたのか疑われる。

成人している教師側に人の命は地球より重いという認識が皆無であったと言える。水戸部教育長は子供の視点で調査すべきだったと陳謝したというが、そもそも生徒を子どもと表現すること自体俯角思考であり、この認識を改めない限り再発は防げないと思う。

迎え入れた生徒に対して、朝は厳しく接しそして終わったときには慈悲の心で送り、生徒の目線で指導していれば、少なくとも9人の教師がいじめに気付いたはず、情けない。