ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

ベクレルの嘆き「岐路に立つ除染」が終わった

2013-09-29 07:53:37 | 日記
福島民報の「第4部岐路に立つ除染」13で終わった。
日本原研福島技術本部の新里忠史(40)は今月から大雨の時期に山林のセシウムの移動解明に乗り出した。これまでの調査では山の尾根から平地に流れる動きだけであった。

やはり、川内の山林では冬の終わりから春にかけて、セシウムの動きは会津ののように多量の積雪でないため小幅であることの推測ができた。

では、平地の河川でのセシウムの動きはどうか。今年3/12南相馬小高川の中流の右岸水面から1~1.5mで、3.0μSv/hしかし、水面と同じ高さ地表は0.4~1.0μSv/hから、台風や大雨に交じったセシウムが増水の岸やヨシに蓄積していたことが分かった。山林や河川がたまりやす場所が少し明らかになり、一律に除染する方法では時間のロスで山林の小川の流れの地形にあった除染がもとめられる。

復興庁、県、町の共同調査(8/5~19)で9/27富岡町の住民意向調査を発表した。戻りたい12%で3.6ポイント減、戻らない46%で6.2ポイントも増加していた。避難長期化に加え、帰還している他町村の実態や除染が居住地だけでは、落葉樹のいぐねの除染も出来ずましてや、山林ができなくては、除染終わっても大雨ですぐ線量が跳ね上がることが予想されては戻れないのが現実だ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿