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「大切な人が旅立つ時に」柴田久美子さんのトーク

2016-07-27 10:14:39 | エッセイ
7/26朝、明日へのことば、「大切な人が旅立つ時に」看取り家・なごみの里代表理事柴田久美子さんのトークを聞いた。

鳥取県専門学校を出て、食品会社に就職、福岡で自立、経営がうまくいかず、休んでいると、養護施設からお誘いがあり、勤めていると、介護の仕事が自分に合っていることに気づき、胃がんの父の看取りで、抱きかかえ、冷たくなっていくことを肌で感じ、母が父の手を合わせてようやく父から離れたことから、故郷の鳥取に戻り、看取りの家・なごみの里を立ち上げたという。

病院、特別養護老人ホーム、そして自宅で旅立つ方の気持ちはどうであろうか?残念ながら、自らの望む場所で、自らの望む死に方をすることが難しいのが今の日本の現状、その状況を変えるために活動を続けていると。

過去に、おくりびとという葬儀の映画があったが、その前の、人生の最後の看取りの仕事をする人が看取り士である。

病院から在宅への調整役、相談役のアドバイザーを養成したり、場所は岡山、北海道など5か所にあるとか、現在170名ほど看取り士がおり、講演活動、内観研修、看取り学講座などやっているという。

こんな仕事している方がいることに、初めて気が付いた。病院やホームはもちろん、在宅へ出向き、話し合い、安らかに旅立つお手伝いをさせて頂いていると。



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