青リンゴ観察日記

韓国漫画「世紀末青リンゴ学習塾」観察ブログです。
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第三十六話②

2021-10-13 | 第三十四話〜第三十六話

翌日。

授業の終了を知らせるチャイムが鳴る。

何かを誤魔化し、チョルの元から逃げるファン・ミエ。

違和感は拭えない。

[その後、ファン・ミエは更に変だった]

バババッ!

ササーッ

誰よりも早く身支度を済ませ、教室を出るミエ。

チョルはぽかんと口を開けて彼女の残像を追う。

 

夕方になり、塾の開始時間が迫っていた。

ファン・ミエは授業の前にトイレに寄った。

小走りで教室へ向かう。

バッタリ

ふとそこで、二人が出くわした。

思わず笑顔になるミエ。

「あっ」

しかしチョルの目に飛び込んで来たのは、ミエの左目の下にある傷だ。

「顔どうした?」「えっ?!」

「走ってたら転んじゃって!目立つ?」「転・・」

「あっ、授業始まっちゃう!アンタも急ぎなよ!」

ミエはそう言って、そのまま走って行ってしまった。

違和感は拭えないどころか、謎は深まるばかりである。

 

 

すると塾の休憩時間に、ミエの方から話し掛けてきた。

「チョル・・いや、」

「キム・チョル、ちょっとこれ見てくれる?」

チョルの隣でベ・ホンギュが「こいつの名前はチョル・キムチョルか?w」と茶々を入れてくる。

「おぉ見てやるよ、テメーの顔をなァww」

ベーッ

からかってくるベホンギュに、負けじとミエもあっかんべーをした。

ハッ

・・のを見られたので、仕切り直して手元のノートをチョルに見せる。

「これ見てみて!学校の宿題、新聞っぽくちょっと作ってみたの!どう?良いっしょ?」

「お、おぉ」

「じゃあ新聞はこれでいこっか。どうかな?」

「え、うん、いいんじゃないか」

 

「じゃあ宿題の仕上げはもうちょっと先でも良いよね!」

まるで何かを隠すかのように、ミエはそう言ってそそくさと去っていった。

チョルはそんなミエのことを、疑念の残る眼差しで見つめる・・。

 

 

更に翌日。

学校に着いたチョルが席につくと・・

少し離れたところで、ミエが友人のゴン・チソンと話している。

「顔どしたん?」「転んじゃって〜」

「何してたの?」「走ってたら〜」

なんと、顔の傷のみならず右膝の下にもアザが出来ているではないか。

これはなんとしても、探りを入れてみなければ・・・。

 


第三十六話②でした。

少し短め記事ですみません

個人的に「こいつの名前はチョル・キムチョルか?」が面白かったですww

 

ミエちゃん、顔にも足にも傷やアザが。。

チョルは悪い奴らに呼び出されでもしてんじゃないかと心配してるんですよね。

ミエちゃん、サプライズを早めに知らせてあげてー!

 

第三十六話③に続きます