じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

13日の金曜日・・・

2013-09-13 12:23:13 | 思想信条仏教宗教

だから・・・だから朝から嫌な気分だったんだ。

やっぱりなぁ~・・・やっぱりこうなった・・・。

弁当の割り箸が、割れずに折れた。

せっかくの弁当が喰いずらくて仕方が無い。

13日の金曜日  嫌に一日だ。



まっ、おっさんはどっちかと言うとブッティストなので13日の金曜日は無縁なんですけれども・・・おっさん、キリストが13日の金曜日にでも死んだのかと思ったら、13番めの弟子に裏切られて、死んだのが金曜日ですってさ・・・なんか無理にこじつけてないかぃ?

ちなみにお釈迦様の場合は、2月15日・・・旧暦ですか? 涅槃会とか更衣(きさらぎ)の別れ、とか言われているみたいですけれども・・・確か、お釈迦様は自身の入滅に際して、弔うな、とか、盛大にやるな、とか、墓は作るな、と、弟子のアーナンダに言ったとか言わないとか。
アーナンダは一番弟子だったみたいで入滅の折りにお釈迦様から「自灯明」を教わった人でもありますね・・・まっ、興味無いでしょうけれども。

時々思うんですけれども・・・大東亜戦争に負けず、進駐軍が日本国で幅を利かせていなかったら、バテレンの宗教に傾く日本人はドーだったんだろうか? なんてね。

と、言いつつ、おっさんの家系は戦争前からバテレンに気触れていたようで、おっさんが御幼少みぎりには、そのような気配が濃厚に残っていたわけです・・・が、没落して貧乏を極めたのでそのような名残は先代まで、と言う事になりますが。

さて、今月もエホバの人が「ものみの塔」と「目ざめよ!」を無料で置いて行ってくれたわけです。

で、ただ今、目ざめよのほうから目を通しているわけですが・・・まず、ページを開くと、結婚前の性交渉は悪である・・・それを淫行と言う、と言うような香ばしい話題が飛び込んで来るわけですが、今はそれは置いといて、本誌のメインテーマのハロウィンについて宣いたいと思うわけであります。

と、言いつつ、おっさんはブッティストなんで、悪霊とか悪魔とか怨霊とか死者の霊とか言うものに興味も無いし信じても居ないので、この手の宗教的行事は、昔の為政者が無知で蒙昧な民百仕様を統治するのに用いた方便であろうとしか思わないので、今更事の生い立ちとか成り行きには興味は無いわけであります。

で、この冊子を読んでナニに反応したのかと申しますと・・・世界中にハロウィンと似たように宗教行事は有るとの記述で、日本には「盂蘭盆会」があると書かれているわけですが・・・いや、全然違うから、一緒にしないでもらいたい、と、強く抗議したい気分になったわけであります。

まず、盂蘭盆会・・・まっ、早い話しがお盆ですね・・・お家にご先祖様の御霊をお迎えして・・・と、言う話しになっているわけですが・・・盆はお釈迦様とは直接は関係がない・・・無理矢理言えば、ホントは盆は仏教とは無関係なんです・・・ナンとなれば、お釈迦様は霊とか、そう言う存在は語らなかったわけです。

盂蘭盆会・・・お釈迦様の弟子の目連の母親が餓鬼道に落ちたのを済おうと言うんで、大勢の坊さんがお経を唱えて済ったと・・・これが7月15日で云々、となっているらしいんですけれども、これは、儒教の孝道と、道教の中元施食を合わせ、仏教に相乗りしようとした意図が見えるわけであります。
ちなみに「盂蘭盆会経」と言うのは中国発だそうであります。

と、言う事で、百歩譲って盂蘭盆会を霊的な仏事、と捉えたとしても、悪霊退散やらとは無縁の事でありまして、バテレンのハロウィンと同列に並べられるのはとても嫌な気分であるな・・・と、偽仏教徒は思ったりするわけです。

序でにこの冊子のハロウィンの推移的な系譜を見ますと・・・

ケルト人のサムハインとか言う除霊の祭りが紀元前5世紀頃に起こった。

1世紀頃、ケルト人を滅ぼしたローマ人がサムハインの祭りを引き継いだ。

7世紀頃、ホニファティウス4世が殉教者を尊ぶ万世節を制定。

11世紀、11月2日が死者を偲ぶ為の万霊節と定められた。

18世紀、諸聖人の祭りの前夜祭の名称がハロウィンと名付けられた。

19世紀、アイルランド人の移住者がアメリカ大陸へハロウィンを持ち込んだ。

21世紀、ハロウィンビジネスが世界的に大きな収益を上げるようになった。

えっ?・・・なんか可笑しくねぇ? 年譜を追っても脈絡も無ければ関係も無さそうな?
要するに、20世紀以降にカボチャのお化け祭りとして成立し、商業ベースで世界に広まったと言うだけで、意味も云われもすっ飛ばして独自に広まった日本のバレンタインデーと、世界に類い稀なるホワイトデーとかと同じ臭いだな、と、思っちまうおっさんは、宗教音痴なんでありましょうか?

しかし、流石にエホバの手による冊子であります・・めちゃんと最後まで読めよな、であります。

ハロウィンのような行事は、聖書の教えに反するものです。聖書はこう警告しているからです。「あなた方のうちに・・・占いを行う者、予言術や易あるいは呪術を行う者、まじないを使ったり、亡霊や霊に問い尋ねたり、死者を呼び出したりするものが決していてはならない。」と、きっちりと宣っているわけであります。

ここ、やっぱし仏教と同じであります・・・仏様も祈祷やら除霊やら、そんな事はやるなと言っていたはずなんですけれども、ただ今の、御利益・葬式仏教ではそれをやる事になっちまっているわけです。

おっさん、バテレンで異教徒の宗教であるエホバの人達の冊子を毎月楽しみにしているのは、こう言う所な訳です・・・ホント、ちゃんと読んで、成る程、思うところには頷き、ナンダこの野郎と言う所は無視して、そう言う脳内遊びって、楽しいので好きです。





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