いや、まだお風呂がわかないのでネットのニュース記事を見て回ったわけでありますが、ヤヴァイのを見つけましたぜ・・・これ、ホントです!!!
いや、商売柄植物には少しだけ詳しいんですがこの記事に出てくる物は馴染みがありませんでした。

キョウチクトウ
で、驚いたのは二つでありますが、一つは夾竹桃(キョウチクトウ)であります。
いや、植木屋はこれが毒で食ってはいけない、ってのは知っていますが植栽として普通なので剪定鋏で普通に切っていたわけでありますが、記事を読んで魂消た次第であります。
実際、子供や動物がキョウチクトウを触ったり食べたりした後に死亡する、という例があります。
さらに危険なのは、キョウチクトウを燃やすことです。
いや、いやいやいや、触ってもダメなのかよ? でして、そこまで危ない奴って認識は無く、これをバサバサと剪定した手を洗わずに昼飯を食ったなんてのは何度もあるわけで、肝が冷えました。
で、切った枝葉は焼却場に持ち込んでるんであそこの煙突からはキョウチクトウの毒煙が上がっていたのかと思うんですが、まっ、いいでしょう。

オオミフクラギ
で、次がオオミフクラギでありますが、正直にいうとこれは知りませんでした。
が、調べて見たらキョウチクトウの仲間なので然もありなんて感じであります。
数個の種子を投入するだけで、料理は致命的な毒物へと変化するでしょう。
しかもこの毒は通常の毒物検査では検出されず、この方法を使うなら、簡単に罪から逃れられると言われています。
いや、野生で生えている国では「自殺の木」と呼ばれるなんて書いてありましてトンデモねぇ木なわけであります。
しかし、もっと驚くのは、これも園芸種として日本で普通に売られているんですとぉ・・・魂消たでしょ?
いやいや、その考えは良く無いですぜ・・・一服盛っちまおうか、と思ったでしょ? なんちゃって。
で、苗木が買えるのかと思って検索したんですがヒットしたのは実だけでありました・・・が、一個300円からありましたんでお手軽に盛る事ができそうです。
自殺目的にオオミフクラギを摂取し,致死的経過をたどった1例(Fatal course from ingestion of Cerbera odollam for suicide: a case report)
ってことで検索したら実例が出てしまっアレなんですが、やっぱし検出は難しいのと解毒も確立されていないってのが書かれていましたので、くれぐれも一服盛ろうなんてことはヤメましょうね。
で、この記事はベスト10のご紹介なんですが2位には定番のトリカブトが入っていました。
いや、これも事件に使われて騒がれたモノですが、私は生えているところを知っていて、意外と身近なものと感じております、なんちゃって。

マンチニール
で、堂々の第一位はアメリカに生えているマンチニールって木でありました。
またマンチニールの木の近くにいるだけでも命取りになります。
木の幹や樹液に触れたり、葉をつまんだりするだけで皮膚が炎症します。
いや、アメリカって国は怖いところだと思ってましたが木まで恐ろしいってのがドーにもコーにもであります。
おおっと、風呂が沸きましたので、んじゃ。