トト、どうなる？

来年からtotoの３等がなくなるとのことだ。
これでtotoは全試合的中の１等と、１試合外れの２等しかなくなり、的中させることはかなり難しくなるが、同時に配当は高くなる。
現在の競馬界が３連単で高額配当を出し、ニュースにしてもらうことによって自らの存在価値をアピールしているように？totoも高額配当を出して何とか世間の注目を集めようということなのか？

そもそも収益金でスポーツ施設の整備を行うことを目的としてスタートしたはずのtoto。
当時の思惑は外れ、売上は年を追うごとに低下し、今や文部科学省のお荷物と化しているtoto。
ゴール数を当てる新商品を出したり、天皇杯を予想対象試合に加えたり、売上向上へ必死になっている様子がひしひしと伝わるが、totoに対しては一つ疑問がある。

どうしてＪリーグの試合会場でtotoを売らないのだろう。

現在のtotoは公営ギャンブルやパチンコなどの他ギャンブルからの異競技転向組は姿を消し、購買層の多くはサッカーファンのはずである。
しかも地上波中継や場外馬券場がありながら、毎週末何万もの人が競馬場に足を運ぶように、せっかくtotoを買うのなら、生で実際の試合を見て、チームや選手の調子を生で感じてから予想を立てたいという人は多いはず。
サッカー場で、次週の試合のtotoを売ればいいのにと思う。

今のtotoの販売スタイルは、未成年が気軽に買いにくいようにとかいろいろ考えて作られたものだとは思うが、今のままでは現在の地方競馬のように多額の借金を抱えたまま廃止、という事にもなりかねない。
今のうちにいろんな手を打つことが必要ではないだろうか。