田無の万華鏡 (旧名田無の日記帳)

西武新宿線の急行が鈍行になってしまう街、井口資仁を生んだ街、田無に住んでるカオスな人が野球について語るブログ。

鈴木健×横山の15球

2007-10-05 00:52:18 | 野球
ヤ3-1横(4日) 増渕が初勝利(共同通信) - goo ニュース

鈴木健の引退試合にあと1本と迫ったラミレスの200本安打、そしてこの試合を入れてラスト6試合となった古田監督。
見所は色々あるにせよいわゆる消化試合。

の割には神宮球場にプロ野球の試合として恥ずかしくないだけの観客が集まった。
正直4、5月の平日のゲームならもっと少ない日はある。
チームの順位とは関係なく、純粋に好きなチームを、そして野球を楽しむ。
野球ファンのあり方、見方も変わってきたのかもしれない。




増渕と三橋の先発。
増渕が140キロ台のストレートをどんどん投げ込んでいくが、なぜか逆に三橋のピッチングに目が行った。

130キロ台のストレートと110キロ台のカーブ。
しかも球が高い。
正直質のいいピッチャーとはいえないが、それでも1回の1失点のみで、ピンチを作りながらも何とか切り抜けていく。

4、5回とコーナーに球が決まり始め、良くなってきたかなと思った6回、ラミレスに200本安打となる内野安打を許したあと、ガイエルに高めの失投をライトスタンドに運ばれてしまった。
結局6回投げて3失点。

キャッチャー、そして内野を中心とした守りの質も試されるタイプのピッチャー。
個人的には意外と好きだったりする。
ホークスで言えば星野あたりかな。

7回を終わって、ライトスタンドに行ってみることにした。
8回裏、1アウトで今日の主役の一人、鈴木健が代打で登場。
ファールで粘った末、15球目をセンター前へヒット。
試合後のセレモニーでは、「まだできるよ!」ではなく「お疲れ様!」の声が多くを占めていて、この選手が20年間、選手生活を全うしたことを物語っていた。
こうやって幕引きが出来る選手、プロ野球界ではほんの一握りだ。

そして日曜日には同じ舞台に上がる古田監督。
最後帽子を取ってグランドに深々とお辞儀をして去っていく。
何か吹っ切れたような笑顔だった。
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