選挙の効果

総選挙の意味

安部4選

2019-02-24 08:36:12 | 政治
  東京はいい天気だ。日曜日の朝は気持ちいい。しかし、日本を包む政治的、社会的雰囲気は、慢性的に曇りだ。今の政治閉塞をもたらしてるのは、国民の政治への無関心さと、平和が長く続いてるからだ。平和はいい。しかし、長く続く平和は、日本人を政治的に不能にしてしまう。今、日本の総理大臣は安部だ。6年間もの長期政権を続けられるのも、今の腐ったような社会的雰囲気のせいだ。安部が特別に強い権力者というわけではない。周りの政治的勢力が弱すぎるのだ。野党も弱い。自民党内にも安部を脅かすような強い政治家がいない。安部の強さとは、相対的な強さだ。安部一強とは、絶対的な強さではない。そして、今、安部は3選されて権力の座にいる。任期いっぱい勤め上げれば、9年の長期政権になる。今の時点でもトップクラスの長期政権だ。さらに4選もあるような報道がなされてる。いい加減にしろだ。安部の周りのごますり政治家が、安部に4選をすすめてるようだ。いつまで総理をやり続けるのだ。対抗馬はいないのか。自民党内の岸田、野田、石破とか政治家の名前はあがってるが、安部を倒せるほどの強さはない。かつての自民党内の激しい権力闘争に比べると、今の権力闘争は物足りない。安部の頭をスリッパでたたけるような政治家がいない。権力闘争とは、本来、非常に激しいものなのだ。戦国時代を見れば、わかる。殺し合いの闘争なのだ。民主主義の時代になったって、権力闘争は激しいものなのだ。日本の今の権力闘争は、虚構だ。誰もが安部の顔色をうかがってる。政治家ばかりでなく、マスコミも安部のご機嫌取りをしている。何を怖がってるのだ。日本はひたすら腐ってゆくだけだ。内向きのゆがんだナショナリズムだけが横行してゆく。安部の4選を阻止できるのは、日本人というより自然災害か戦争による悲惨な経験かもしれない。がれきと餓えの中で日本人は目覚める。日本では平和は、日本人の精神性を弱く、幼稚にしてしまう。私は戦争を望んでるのではない。しかし、政治暴動も起きない日本は、健全ではないのだ。格差は広がり、国民は不安だらけだ。それでも、日本では暴動は起きない。日本人は我慢強い。安部的政治家が権力の座に座り続けられてるのは、74年もの長い虚構の平和のおかげなのだ。虚構は夢みたいなものだ。夢からさめれば、ひどい荒野に置かれてるのがわかるであろう。安部の4選、もしかしたら5選もの長期政権は、日本を完全に腐らせてしまう。見せかけだけの繁栄の中で日本は、消えてゆく運命なのかもしれない。50年後には隣の大国、中国に吸収合併されるかもしれない。権力の長期化は、良くない。長く続く権力はガン化するのだ。安部を倒さなければならない。本当の意味で日本をいい国にしなければならない。

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