岸田政権は日本の人口減少問題を深刻にとらえている。他の問題は、LGBT法案なんてどうなってしまったのだ。岸田総理は、今のままなら日本から人がいなくなって、国が滅んでしまうと真剣に考えているようだ。今、日本には約1億2千5百万人がいる。自民党議員などは、1億人を保持したいと良く言明している。人口イコール国力なのか。人口が少なくなれば国力が弱くなるのか。そうでもないであろう。人口問題は、世界で多くの国で問題になっている。アフリカやインド、パキスタンなど人口爆発の国では、人工増大に頭を悩ませている。マルサスという経済学者が言うには、一つのパイをふたりで食べれば半分で食べれる、10人なら10分の一だ。多ければ多いほど、ひとりが食べれる量は少なくなる。マルサスの法則は、人口増大国で深刻な結果をもたらしている。飢えが蔓延している。栄養失調の子供が時折テレビに映し出される。戦前の日本みたいな状況だ。日本での食料自給率は40%位だ。穀物ベースなら30%位だ。先進国として非常に低い。仮に日本の人口が2千万人位なら十分に自給率は100%維持できるだろう。食べ物だけでなく、人工が減れば二酸化炭素の排出量も減る。日本が輸入している石油、石炭、天然ガスなどの鉱物資源も大幅に輸入が減る。人間が少ない分、医療費も減る。子供も少なくなるのだから教育に対してのコストも減る。大学まで学費無料も実現できる。北欧の国々ではどこの国も人口は1000万以下だ。医療が無料、大学まで学費無料だ。幸福度ランキングでいつも上位にいるのは、北欧の国々だ。スウェーデンは、国防力も強い。日本は、何やっても人口減少を止められない。無理に人口を増やす政策を取らなくてもいい。長期的には人口減少のほうがメリットが多い。日本は国土も狭い。それに国土の20%が山だ。平野は少ない。日本人が幸福満足度を得るには、人工2000万人ぐらいがいい数字だ。人口減少なんてさほど心配する事はない。スモール イズ ベターだ。一時的に労働力不足に悩まされるだろうが、足りない分は外国人労働者を入れればいい。日本に永住したければ日本国籍を与えればいい。日本政府には、柔軟性がない。本音は、外国人の永住は認めない。日本人だけで社会を回そうとする。日本では、年間60万人も人がいなくなっている。増える可能性はほとんどない。人口減少の中で国作りをしなければいけない。人口減少のメリットを最大限利用したほうがいい。GDPより幸福度の高い国を作るべきだ。