選挙の効果

総選挙の意味

平和マンネリ病  バリケイト伊東

2018-08-08 09:02:06 | 政治
  東京は朝から雨だ。気温も24度。休息に夏バテが回復するを感じる。今日も朝からボクシング連盟会長問題がテレビで報道される。暴力団との50年来の付き合いを正々堂々と公表する。何が悪いのだと開き直りだ。演歌、浪花節の世界だ。東映のやくざ映画の見過ぎじゃないか。山根会長は昭和記念館に陳列したほうがいい。強制不妊の裁判も始まる。日本政府は争う姿勢だ。障がい者に子供ができないように強制的に手術をするとは、まったくひどい話だ。最近の政治家達のLGBTへの偏見、差別発言に見られるように、日本人の人権意識は低い。人権に関しては発展途上国だ。芸能人、ほれた、はれたの井戸端会議みたいな話も花盛りだ。日本は女の感性で社会が動いてる。男が草食化、女性化してしまってる。日本の平和マンネリ病は社会を腐らせてる一因になってる。多くの日本人は、社会の病気に自覚がない。平和はいい。戦争より全然いいのだ。しかし、長く続く平和は日本人から肉食動物の戦闘精神を奪ってしまってる。権威や権力に対して、かみつかない。むしろ、権威や権力に対して忖度や、萎縮、ごますりを行う。日本では激しい政治暴動なんて起きない。1970年頃には政治暴動は頻発した。今みたいに閉塞と虚構のくそ溜りで、訳わからず悶えてる事はなかった。その当時は社会の不正、不条理に若者は敏感に反応した。水は流れ、腐る事はなかった。平和マンネリ病になる事はなかった。日本は急速にかつての活力を失い、衰退してゆく。巨人の体はぼろぼろだ、ひざも、腰も首もひどい状況だ。盛りの過ぎた格闘家みたいだ。図体ばかりでかくて、戦えないのだ。東京オリンピックを成功させたいという表看板は立派だ。東京オリンピック開催が日本の今のどぶ、ヘドロ状の閉塞状況を隠蔽している。日本は、すごい国の自画自賛ナショナリズムの風だけが、むなしく、どぶ、ヘドロの上を吹いてゆく。風が吹いたところで、どぶ、ヘドロは乾かない。自画自賛ナショナリズムは、より、どぶ、ヘドロを腐らせ、発酵させてゆくのだ。ファシズムが台頭してきてる。日本会議などの戦前を復活させたいと願ってる連中が、勢いを増してる。今の閉塞、虚構をぶち破るのは、日本人には出来ないであろう。出来るのは、戦争や自然災害による大破壊であろう。すべてを壊してゼロにリセットされるのだ。社会を動かしてるのは人間の心なのだ。人間の心が健全なら社会も健全になる。不健全な心なら社会は不健全になる。今の日本人の心はかなり不健全だ。人間の心以上に自然は、人間生活に影響を与える。我々人間は宇宙137億年、地球46億年の流れにあるのだ。自然を超える事など出来ないのだ。自然は、日本の今を冷静に見ている。もうすぐ運命の大破壊が始まるであろう。今の豪雨、台風、地震など大破壊の前章にすぎない。2011年の東日本大地震を超える大災害が日本を襲うであろう。運命は変わらない。その時、日本人は餓えとがれきの中で目覚めるだろう。