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冤罪防止法  バリケイト伊東

2018-08-03 08:56:18 | 政治
  今日、午前中に今市市での少女誘拐殺人で起訴された勝俣被告の高裁判決が下りる。一審では無期懲役の判決が下された。私は、この事件は冤罪と見る。物的証拠はない、凶器のナイフも見つかってない。客観的な証拠として、道路上に移動する勝俣被告の車がカメラに写ってる。しかし、時間帯があいまいだ。自白だけが証拠だとは、それだけで起訴する検察は冤罪製造業だ。刑事司法の基本理念に疑わしきは罰っせずというのがある。疑わしい者を弱い証拠で逮捕して裁判にかけるのは理念に反してる。日本の刑事司法は江戸時代から全然進歩してない。構造的に冤罪を作りやすい。冤罪はいつものパタンなのだ。別件で逮捕して、長時間の暴力的取り調べで自白を迫る。勝俣被告の場合も、すべての取り調べを録画したわけではない。刑事の暴力的取り調べは録画されず、やりましたと供述したところだけ録画している。自白する録画映像を証拠として、裁判に提出する強引なやり方は間違ってる。日本では多くの冤罪が作り出されてる。明日は我が身なのだ。あなたや家族、友人が犯罪を犯してなくて、警察に逮捕される可能性はあるのだ。再審で無罪になっても、警察や検察、裁判所はほとんどの場合、謝罪しない。本人ばかりでなく、家族まで犯罪者のレッテルを張られ、社会から冷たい態度を取られるのだ。こんな不条理は許されない。再審で無罪になったり、真犯人が捕まった場合は捜査をした警察官や検察官、裁判官を法で裁くべきだ。冤罪は国家権力が作り出した犯罪なのだ。警察も検察も裁判所も政府の機関なのだ。権力の出先機関が無実の人間に罪を着せた行為は、明らかな犯罪なのだ。それなのに、日本では公権力側の責任は問われない。冤罪防止法を作って、冤罪のおぞましい権力の犯罪は日本から一掃しなければならない。冤罪防止法があれば、かなり冤罪の抑止力になる。重い刑を科すべきだ。死刑にした後、真犯人が逮捕されても、生き返ら去る事はできないのだ。最高で無期懲役ぐらいの刑が妥当であろう。警察官、検察官、裁判官だって法を犯せば法で罰せられるのだ。日本政府は冤罪防止法を早急に作るべきだ。加えて、冤罪被害者救済法を作るべきだ。金銭的補償だけでなく、名誉回復のために様々な試みをするべきだ。日本から冤罪という最高級の人権被害はなくさなければならない。もうすぐ勝俣さんの裁判結果が高裁で発表される。無罪判決が出る事を祈る。彼は殺してない。無実だ。無実を信じる人々よ、勝俣さんを応援しよう!