最新の文藝春秋5月号で、東浩紀さんが「シンギュラリティは来ない」論を展開していた。
カーツワイルとかユヴァル・ノア・ハラリとかがシンギュラリティを2010年代に称揚していたけど、コロナ1つに人類は対処できなかったじゃないか。
エクスポネンシャルに科学は発展すると威張っていたくせに、コロナで623万人も世界で犠牲者を出したじゃないか。ウィルス一つに、人類はほぼ無力だったじゃないか。
こんな体たらくではシンギュラリティ来ないよ、って論調。一理あり。
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2020年は、コロナのせいで「シンギュラリティの歩みが止まった」年として歴史に記憶され得る。科学よりも人間回帰のベクトルで、2020年は永遠に記憶され得る。