NPI(非営利投資)とNPO支援の品川投資倶楽部

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不況下、『生活防衛』企業が収益を伸ばす?

2009年04月10日 | Weblog
■物価の値下がり、デフレは年金生活者に恩恵!
 厳しい経済状況が続いており、内需は縮小しています。まさに不況、これから日本の失業率は大幅に上昇し、現役世代を苦しめることになるでしょう。現在、4.4%の失業率は、やがて5%台、6%台に上昇するかも知れません。
 しかし、現役世代を直撃する経済不況も、悪いことばかりではないようです。物価の値下げです。女房殿のお供でスーパーに行ってみると、確かに生活必需品は値下がりしています。
 今朝の日経新聞は「消費者の節約志向を先取りした『生活防衛』企業が収益を伸ばしている」との記事を掲げ、消費者の節約を助けるユニクロ、ニトリ、エービーシー・マートなどの企業がしっかりと利益を上げていることを紹介しています。
 物価の値下がりはデフレを引き起こすので経済的には問題が多い、とされます。しかし、より良い品物を安価に入手できることは歓迎すべきこと。特に定期的な収入があり、それなりに金融資産を持っている年金生活者には、デフレは歓迎すべきことです。
 もちろん中長期的に見ればデフレは、将来の年金制度を揺さぶることにもなるかも知れません。しかし、老い先短い年金生活者(失礼。私は貧しい年金生活者予備軍です)に大切なことは現在の生活であり、将来の年金不安ではありません。
                                    以上