NPI(非営利投資)とNPO支援の品川投資倶楽部

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スズキの鈴木修会長兼社長は元気な78歳!

2008年12月12日 | Weblog
■労働生活40年が原則だが!
 金融危機による実態経済への波及は、自動車や電機業界に大きなインパクトを与えています。
 その自動車業界で大きなニュース?がありました。スズキの鈴木修会長が11日付けで社長を兼務することになり、津田紘社長は相談役に退く、と言うニュースです。新聞によれば津田社長の退任は健康上の理由とのことで、鈴木会長は「逆風下の緊急体制」での出馬のようです。
 それにしても凄いものです。鈴木修会長は78歳、その会長さんが社長に返り咲いたのですから。もっともスズキは上場企業の大企業、他に人材はいなかったのかとの声も挙がっているようですが。
 私の持論は「人生80年、労働生活40年」。大学出ならば62歳が定年適齢期と思っています。40年間は働いて税金を納め、社会人としての責任を果たし、そして62歳で退職して仕事は若い人に譲り、ボランティアなどの社会的貢献活動で余生を過ごすべき、と言うのが私の考える人生のモデルプラン。
 しかし、例外はあります。仕事に必要とされている人、仕事(収入)を必要としている人は、労働生活40年に拘らず頑張って仕事を続ければよいと思っています。今回の鈴木会長兼社長の場合、仕事に必要とされてのカンバックでしょうから、素直に頑張ってくださいとエールを贈ります。
 問題は仕事に必要とされず、仕事を必要ともしていない人(それなりに生活のメドがついている人)が、健康や生き甲斐を理由に、また遊ぶ金欲しさや暇つぶしのために退職せず、仕事場に居座り続けることです。
                                    以上