ようやくこのことを書ける時が来た。
こんなに簡単な装置で、と思う。
圧力差を利用しているのか、それともサイフォンか。
はたまた、私の知らない作用なのか。
それは本来お見せするようなものではない。
キッチンシンクの排水部分だ。
写真で判るように、お椀の様な部品を被せると水位が下がるのだ。
但し、お椀を被せたあと右に回して位置を合わせないと水は排出出来ない。
排水部はパイプが5〜6cm程飛び出ているので水位はこの深さまで来るはず。
ところが、水深1cm程残して排水してしまうのだ。
この状態でお椀を取ると、少し水位は上がる。
しかし、パイプの上端より明らかに低い。
水位を下げたかった理由は理解できる。
この上に配置するゴミの溜まる場所が水で絶えず浸される事を嫌ったのだろう。
これを数年前まで知らずにいた。
もう40年以上利用しているシンクだ。
汚れているのでお見せするのは忍びない。
しかし、私の不思議を解決するために掲載した。
このシステムを設計した人には頭が下がる。
今でもこのシステムが使われているかどうかを知らない。
しかし、機能やコストを考えたら素晴らしいアイデアだ。
以下、写真
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