ヘダタリ。

今回の旅でも色々な事を感じました。

阿嘉島から泊港へ帰ってくると、1本のペットボトルがプカプカ。
クジラが誤って飲み込みやしないかと心配になりました。

島で読んだ本には、沢山の魚を食べるクジラは
多量の有害物質を蓄積してしまっていると書かれていました。
海には水を浄化する力があるけれど、プラスチック類や工場から出た排水などの
汚染物質は消えることはなく。
人が自分勝手に流したゴミは、海の生物を確実に苦しめているのですね。
海が口を利けたら何て言っているだろう・・・。


島で食事をお世話になったお店の方は話を聞くとナイチャーでした。
ダイビングショップも併設されていて、潜るのにいいポイントを教えてもらいましたが。
そこは以前ＴＶで見た、仲間由紀恵さんと地元の小学生達がサンゴの移植をしていたビーチ。
「最近はサンゴも戻って来て、あそこはいいポイントですよ」と。
は？まだ人に紹介するのは早いのでは？？
守っていかなければいけない時期だと、私は思うのですがね・・・。


空港食堂で食事をしていた際、ＴＶでは稲嶺名護市長当選のニュースが流れていました。
ここでこのニュースを見ていた県外の人間はきっと私達だけ。
なんとなく肩身の狭い思いがしました。
私は前回の衆議院選挙で沖縄の事だけを考えて、福島さんに頑張って欲しいと願い
1票を投じました。
この1票じゃ何も変わらないかもしれないけれど・・・と思いながらも。
沖縄県内が「基地ＮＯ」としても、最終的に決めるのはナイチャー？
私もナイチャー。
それがとても苦しいのです。

ガンガラーの谷で「港川人がもしかしたら日本人のルーツかもしれない」と知った時
何とも言えないほど、胸が熱くなりました。
沖縄から本土に渡った人が日本人のルーツだとわかれば、今の沖縄と本土の関係を
変えられるかもしれない、と単純に思ったのです。
遠い遠い昔の事だけど、本土の人にとって沖縄が故郷だとすれば
苦しんでいる沖縄を放っておくことは出来ないはずです。
（時間が経ち過ぎた今となってはそれも無理なのか・・・・？）


米国も、国家としては嫌いです。
でも好きな音楽やファッションなどアメリカの物が正直多いです。
自分がやってるバレーボールだってアメリカが発祥だし。
（まぁ9人制は日本だけど。。。）
近い存在だからこそ、影響される事も多々あるわけで。
いい物やいい事はどんどんお互いに受け入れていけばいいけど
ダメなものはダメ！とやっぱり日本は言うべきでは？
本当の友達だったらお互いの悪いとこも言いあって認め合ってこそ
初めて信頼関係が築けると思うのですが。
人をひき殺しておいて「気付きませんでした～」じゃないでしょ！？
そんなのダメに決まってんじゃんっ！！


戦争で犠牲になった何の罪もない沖縄にまた新たに基地を移設しようなんて
無神経にもほどがあります。
アメリカやナイチャーの都合で基地問題を進めないで欲しいです。
沖縄へ行った時に感じる隔たりを、これ以上増やさないで欲しい。。。

私は沖縄から沢山の事を学び、様々な物事を得られるけど
沖縄の方からすると本土から得られるものなんて何もないんだろうなって・・・。


海から生まれた私達。
沖縄から渡ってきたかもしれない私達。
なんでもっと単純に、大切に出来ないんだろう・・・。

早ひと月。

思い出を綴っている間に、帰って来てから今日で丁度ひと月。

早いなぁ・・・。

今回のお土産です。

尋工房さんのロックグラス

ネットで見て一目惚れでした
「鍵石」さんで購入。
黒い方が渋くて気に入っています。




花織のハンドタオル




HabuBoxのラスタシーサータオル。
またタオル・・・




「琉球王朝」のエコバック




クローバーがデザインされた琉球ガラスのネックレス




車に付ける沖縄リボンマグネット




いつも圧縮麩を買って帰りますが今回はすでにカットされているタイプ
これは便利っ




あとＴシャツを数枚・・・。
使い過ぎた。。。

帰って来てからは節約の日々です
でもまた沖縄に行けるように節約、続けます！

次回は6月の「うたの日カーニバル」に行けますように
今年はBEGINデビュー20周年、うたの日10周年の記念すべき年
まだ日程の発表も無いのにホテルだけ予約しちゃいました
多分、6/26。。。
（試合じゃないといいのだが・・・・・。）
神に祈るしかないですね

シーサーちゃんもお願いします！！
行かせて下さい！！

『さよなら、またね。』

泊港へ戻ると雨は上がっていました。

タクシーに乗り県庁前へ

待ち合わせ場所と時間を決め、Ｎさんと別れてお土産を買いに。

いつもながら今回も自分のお土産ばっかりになってしまった・・・。
（お土産編はまた後日）

ゆいレールに乗り空港へ。

沖縄での最後の食事はここに決めていました
「空港食堂」




ちゃんぷさんのブログに紹介されていて訪ねてみたかったのでした。
本当は「cafe kukuru」さんにも行きたかったのですが・・・。
残念ながら今回は寄る事ができず
次回のお楽しみにすることに
（ちゃんぷさんありがとうございました！）

本当に穴場のお店ですね。

お客さんはほとんど空港でお仕事されている方達。

皆さんお仕事中なのにすみません



私はフーチャンプルー定食。
Ｎさんはゴーヤチャンプルー定食。




お麩がモチモチでとても美味しい！！

お腹いっぱいだけど最後だから・・・。
えい、そばも食べよう！ってことで。
ディスプレーに大きなテビチが乗ったテビチそばがあったので
食券を買おうとしたら。。。売切れ。
残念。。。
ソーキそばにしましたがこちらも美味しかったです！

マガジンラックに目をやると・・・。
お！！JALの機内誌「SKYWARD1月号」が！

ぴゅ～さんに教えて頂いて楽しみにしていたのですが
ＡＮＡを使ってしまった今回はＪＡＬのカウンターに行ってもＧＥＴ出来ず
バックナンバーを買うしかないかと諦めていたので
ここで読めて良かった～
最後の最後でラッキー




いい特集でしたね


空港職員の方々や地元の方々にに愛されている「空港食堂」
観光客はひっそりと食べに行きましょう
次回は絶対にテビチそばを食べるぞ！



ああ。。。
とうとうこの時が・・・。
最後のビール。




涙がポロポロ

今回の旅もとても楽しく充実していたので
帰る事を考えると切なくて悲しくて。。。
また来ればいい、そう思うのですがやはりこの瞬間は涙が出ます。
書ききれないほどの思い出が詰まった旅。

心に残る素敵な旅をありがとうございました。

また来ます・・・。

kukuruの旅　2010年 1月編　
　　　　　　　　　　　　　　　「完」



おまけ

さて、沖縄でもらったパワーはバレーの練習で
120％発揮しています！！

ニューボールが届きました



最近は充実した練習が出来ています。
課題はまだまだ沢山ありますが大分チームがまとまってきました。

来週の試合が楽しみ！

全ては夢の実現の為に

『今度は潜りに来ます！』

今回はすっきりと晴れる事がなかった旅でしたが
それもこの時期ならでは

綺麗な夕日や朝日が見られただけでも本当にラッキーでした

曇っていても、やはり沖縄の海は大好き。





山を下り前浜に戻って来ました。




寒いけどやはり沖縄。
ブーゲンビレアが咲いてます。




このホワホワした花は？？




マンホールにはケラマジカ。




単なる路地。
それが何故か好きです。
私は路地萌えか？？



テクテクテクテク。。。

あ、今回ホエールウォッチングでお世話になったダイビングショップの
「Gobies～ゴビーズ～」さんだ



お洒落なショップです

前日にお世話になったネーネーと外でバッタリ。
「これからお天気崩れるのでまた宿に迎えに行きますからねー」と。
あら、何から何まで本当にお世話になります
「今日も海が荒れてて船は出せないんですよ」との事。

私達が来る前の日も船が出なかったそうで、本当にラッキーでした。


大分歩いたしお昼の時間。
今度こそパーラーで昼食を、と思って行ってみたら「臨時休業」
またやられた

商店でおにぎりとビールでも買って東屋で食べようかと思っていたら
いきなりの降雨
本当に降って来た！！

それもかなりの降り方！！

雨宿りしなくちゃ！！
仕方ない、また例の値段の高いお店へ行くことに・・・。

待ってました、って感じでした
例によってオリオンから注文。
またソフトドリンクも付いて来ましたが、もう驚きません。

私はお店２番人気のタコライス

Ｎさん、ヤギ汁に懲りたのか今回は沖縄やきそば

タコライス（？）来ました。



やっぱ高いなぁ

雨がザーザー
あまりにも強い雨により「笑っていいとも！」が映らなくなったので
お店に方がダイビングのＤＶＤにしてくれました。

Ｎさん釘付け
「潜りたい・・・」と言い始めました。
飛行機に乗っただけで耳の痛さに苦しんでいるＮさんが

私は学生時代にダイビング部に2年間だけ所属しており
一応ライセンスも持っているので、Ｎさんと沖縄へ来た時は
スノーケルだけ一緒にしていたのですが・・・。
とうとうダイビングをしたいと言い始めたではないですか
ん～。。。

まぁ、ここに来たらそうなりますよね。。。



宿へ戻り暫く暖をとりました。

民宿でお世話になった皆さんとお別れ。
ゴビーズのネーネーが車で港まで送ってくれました。

港の待合所で船が来るまでゆんたく。
「また今度は潜りに来て下さいねー」とネーネー。
その気になるＮさん
心配する私・・・

フェリーが到着しちゃいました。。。

すると、ホエールウォッチングで一緒だったご夫婦が
座間味からやってきたようで！
「昨日はお世話になりましたー」
今日は阿嘉島に宿泊との事。
素敵なご夫婦です

阿嘉島！また今回も楽しい思い出をありがとう！！
今度は潜りに来るからね！！

そんな思いでフェリーに乗り込みましたが
出航する前に既に爆睡

フェリーの寝心地の良さにハマッた私達でした・・・。


次回は・・・。
　そろそろ最終回かなぁ。。。？

『阿嘉島トレッキング』

1/26日（月）沖縄滞在、最終日の朝を迎えました。

目が覚めてベランダへ出ると綺麗な朝焼けが





朝食を済ませ、行くあてもなくブラブラ散策。
前回阿嘉島を訪ねた時は東側に行ったので、今回は西側を歩いてみました。

それにしても少し歩くと急な坂道。




この時期だから歩けますが・・・真夏では無理

まず向かったのはヒズシビーチ。




細い道を下りるとビーチへ出ます。




だーれもいません


晴れていたら本当はこんな感じ？



※イメージ写真






朝は晴れていましたが徐々に雲が多くなってきました。




サンゴのかけらが波打ち際でシャラシャラと音を立てます


グンバイヒルガオも寒そう・・・。
風邪ひかないでね。。。



ビーチガラスなどを探して少し遊びましたがまだ帰りの
船の時間までたっぷりあります。
もう少し島を歩いてみようか。

ジャングルのような山道をテクテクと歩きます。

誰にも会いません。
ケラマジカですら遭遇しません。

緑が生い茂り、昨日の雨でしっとりとしていて
マイナスイオンをたっぷり浴びている感じがします。

途中ヒズシビーチが眺められるポイントが！




お、もうこんなに登ってきたのね。

上から見る海は綺麗だなぁ。
太陽の光が強ければもっと綺麗に見えるのだろうなぁ。

右奥にもいいビーチがあるではないか？？
遠いけど行けなくない距離。
よし！行ってみよう！

歩けども歩けどもひたすら山道・・・。
海へ近づいたような気配がすると、また山を登る感じになり。
その繰り返し。
おーい海はどこ行った～！？

ん～、あと1時間歩いても着かなかったら「諦めて引き返す」と決め
黙々と歩きますが。

1時間経過・・・。
「さっきのあの道がビーチに下りる道なんじゃないの？」と
途中で見かけた道がやっぱり気になり引き返してみました。

しかし、そのビーチに下りるらしき道を行ってみると途中からケモノ道みたいに
なっており、流石にハブでもいたらマズので諦めて帰る事に。

でも何故かその道にだけ2匹の仲良しの蝶がいました。
少し青味がかっていたのでリュウキュウアサギマダラだったのかな？

約3時間のトレッキング。
行きも帰りも出会ったのはこの2匹の蝶々だけ。

後に島の人に聞いてみたら、私達が目指していたビーチは
船でしか行けないとのこと。。。
チャンチャン！

次回。『今度は潜りに来ます！』へつづく。


おまけ

今年初の開花！



とても可愛がっている職場のあかばなー
年末の休みに入る前、バッサリと切った効果が早くもあらわれました。

まだまだ寒い埼玉ですが、春が近づいているのかも・・・。

『憧れの島のＢａｒ』

ホエールウォッチングは座間味島が本拠地のようですが
今回は阿嘉島に宿泊することにこだわりました。

それは前回、阿嘉島を訪れた時に見かけたＢａｒ
「ヨナミネハウス」さんに行くのが目的だったからです

昼の外観。



赤瓦の民家を利用したＢａｒ。

夜の外観写真を撮り忘れましたがとっても素敵な雰囲気でした


店内に入るとカウンターの中にマスターが一人。

ムーディーな店内ですが畳の座敷があり、とってもくつろげる空間でした




何故かＴＶでＪＴ対ＮＥＣのＶリーグの試合が
マスター、バレーボールファン？？
まさか阿嘉島のＢａｒで東京体育館でのバレーの試合を見るとは・・・。
なんとも不思議な感じがしました

さて、何を飲もうか。。。
さっき宿で軽くビールを飲んだからシマにしようか。。。

Ｂａｒですが値段はとてもリーズナブル！
軽いおつまみはＡＬＬ￥300。
おでんもありＡＬＬ￥100！！

シーズンＯＦＦってこともありこの時間（19時）のお客さんは私達だけ。
お酒もすすみます。




可愛い琉球グラスで菊之露を頂きました
オリーヴも素敵な盛り付けで、しかも沢山入って￥300なんて

テビチのおでんもおいしかったな～。
オリーヴは何回おかわりしたかな？


壁に目をやると臨時休業のお知らせの張り紙が
明日から休業だったのか！？
危ない危ない。。。ラッキーだったなぁ。


Ｎさんと今日一日の感想を話しながら・・・。
ゆっくり、まったりと時が過ぎてゆきます。。。
素敵なお店だなぁ。

本格的なカクテルも作って頂けるようなのですが
結局注文したのはシマとハイボールでした

埼玉にもこんな素敵なお店があるといいのに。って無理だけど。。。

暫くして地元の方がご来店。
何の迷いもなくカウンターへ。
いつもの席なんですね、きっと。
続けてお仲間が2人ご来店。

島の観光について熱く語っていらっしゃいました。
冬の阿嘉島観光での収益は厳しい様子・・・。
確かに、島を歩いてて私達以外に観光客らしき人と誰一人すれ違わなかったし
宿も貸切状態・・・。

小さな島だから、観光客だらけなのも落ち着いて生活できないでしょうが
居なければ居ないで潤わないし。。。難しい。。。

帰り際、そのカウンターの地元の常連さんに
「また来てね～」と言われました
はい、勿論また伺わせて頂きます！

何だかんだ4時間位居たのかな？？
ホテッた体を浜辺で少し冷まし。
波音を聞きながら星空を眺めました

明日は晴れかな・・・？


次回。
　『阿嘉島トレッキング』へつづく。

『阿嘉島の夕日』

感動のホエールウォッチングを終え、阿嘉島を散策。

お昼をバナナで済ませてしまったのでお腹が空いてきました

夕飯まで2時間半。
我慢出来ないと思い、パーラーへ。

あら、昼間は開いていたのに
「本日16時閉店」の看板・・・。ん。。。

仕方ない。
名前は出せませんが、ホエールウォッチングのショップの方が
「オススメ出来ません・・・」と言っていたお店へ。

何故オススメ出来ないか、という理由が分かりました。
全てのメニューが高い

でも空腹だし、今更店を出るわけにもいかないので・・・。
私はお店のイチオシ、自家製ソーキのソーキそばを注文。
オリオンビールも高い
ビールを飲んでいるのに、セットになっているジュースも一緒に運ばれ


同行した先輩のＮさんは「ヤギ汁」を注文
今回沖縄へ来たら絶対に食べると言っていたけど。。。
何もここで食べなくたって
すごいチャレンジャー


そばが来ました。



いやいや。
この値段じゃあ納得できないでしょう・・・。
ま、仕方ない。。。

そして問題のヤギ汁
試しにニオイを嗅いでみると・・・。
人生初めて嗅ぐニオイ

Ｎさん、無言で食べてます。
感想は？
「今度は無いかな」との事。
ゲテ物好きのＮさんですら「参りました」なのか。
それでも完食していたのが凄い

気を取り直して。。。

夕食までお腹を空かせなければ。
天城展望台まで散歩。

急な坂道はキツかったのですが割と簡単に到着。

見晴らしが素晴らしく良いです
でも太陽が隠れてしまったのが残念・・・。




夕食の時間までここで寝るとしよう
波音をＢＧＭに、心地よい風の中でのひとやすみ。
贅沢だぁ。。。

寝付きの悪い私とは反対に、Ｎさん速攻寝息をたてていました

1時間位寝れたかな？
「寒っ！」と思って目が覚めると・・・。

今日一日、ほとんど曇って太陽が出なかったのに。




夕日を見ることが出来ました

またまた感動。。。
ラッキー続きです

沖縄へ来てからずっと天気が悪かったので、夕日は諦めていたのに。
やっぱり、今年はいいことがありそう・・・。


次回。
　『憧れの島のBar』へつづく。。。



おまけ

バレーのメンバーから友チョコもらいました

「琉球王朝　焼酎生チョコ」



わかっていらっしゃる

『鯨一筋』

記憶が曖昧になる前に今回の旅のレポートを完成させなければ


阿嘉島まで私を運んでくれた「フェリーざまみ」にはザトウクジラの絵が。




「鯨一筋」
～げいひとすじ～と書かれていました




島の壁にも鯨の絵が。。。



期待が高まります

宿にショップの方が迎えに来て下さり、いよいよホエールウォッチングへ出発！

ＯＡＫＬＥＹのサングラスが良く似合う船長のニーニーと挨拶もそこそこに
船はいそいそと動きだしました

ポイントへ行く前に座間味島で待つお客さんを迎えに。
外国人の若い男性二人と通訳の島のガイドさん、年配のご夫婦とご一緒です。


この時期に繁殖・出産・子育てをしに長い旅を経て慶良間諸島へやって来るザトウクジラ。
その姿を是非、この目で見てみたかったのです！



「ここから15分位の所にクジラがいるって連絡がありましたので！」と
慌ただしく船は進みます




えっもう見れちゃうの
そんな簡単に？と疑問に思いながらもワクワク度は最高潮

「さぁポイントに着きましたので上へあがって下さい！」とのこと。

揺れに耐えながらやっとのことで上へあがると360°海っ！！
どうやって探せばいいのだ！？

クジラが噴気する行動を「blow」と言うらしく、大体15分に1回呼吸をしに
海面に上がって「blow」をするのだそうです。

無線が入ってから15分。
「blow」のタイミングを息を殺して待ちます・・・。

「もうすぐですよ～！探して下さいね～。」とガイドさん。


「どこだ～どこだ～絶対に見付けるぞぉ！」

そんなことを思いながら約１０分。。。
クジラ上がって来ず

船長ひとこと「ダメだねぇ～」

あらら・・・
どうやらこのポイントからクジラは離れてしまった様子。

「少し遠いですけど違うポイントへ向かいます」と。

期待していただけに少しガッカリしながらも、どこかに「blow」が上がるのではないかと
移動している間もクジラを捜索。

しかし、その姿は無く・・・。

大きい波に揺れながら船は沖へ向かいます。
携帯でＧＰＳを見てみると、全く何処だかわからない所まで来ていました。

出発後、約1時間・・・。

みんな船酔いは大丈夫かしら？と心配をしていたその時！！！！！

「いたーーーーー！」
ガイドさんの声を合図にデッキへ出てみると
何キロ先かわからない程遠いのに沢山の「blow」が確認できます

何頭いるんだ！？！？

この瞬間が一番興奮しましたっ

本当にクジラに会えるんだ

段々クジラに船は近づいて行きます。
「すごいーーーー！！！！」




沢山いるっ！
こんなに見られるものなのか！？って位。

この時いたクジラは6頭。
メスをめぐってオスが激しく争っていました

※カメラの腕が悪いのでナイスショットは撮れず





こんなに近くで？しかもこんなに沢山のクジラを見られるとは思ってなかったので
暫くの間言葉を失ってしまいました。





大体平均で15分位は潜ったら上がって来ないそうなのですが
この群れは5分程度ですぐに上がって来ます

モグラ叩きみたいに、ピョコピョコと頭を上げます。
上がって来たクジラを追いかけっこ。





遠くで上がったと思えば、船のすぐ近くで上がり
「blow」が顔にかかった時は驚きました「しょっぱ！！」

白い胸ビレが水面近くでも確認でき、まるで飛行機が飛ぶかのように
「ピュー」っとゆっくり船の下をクジラが通過した時には
もう、何と言っていいのやら

「わーーーーっ！！」としか言葉が出ず
その姿をただ目で追いかけるだけ。



この群れに出会ってから2時間
ホエールウォッチングの全体の時間が本当は2時間なのに
船長自らクジラを追いかけており

でもわかります。
こんな貴重な体験は毎日船を出しているショップの方ですら
珍しいことのようなので。

「次で最後ね」と何度も言いつつ船長、中々帰ろうとしません

後ろ髪をひかれつつ、これで本当に最後・・・。




「バイバイまたね」とテールを振ってくれたような気がしました



12時15分に出発して阿嘉港へ戻ったのは16時前。
たっぷりホエールウォッチングを楽しませて頂きました

船長曰く、「こんなに見られるのは珍しいよ」とのこと

ラッキーでした

この時期に沖縄へ訪ねるなら絶対にホエールウォッチングすべし！



次回。
　　『阿嘉島の夕日』へつづく。。。

『ザトウクジラと感動の対面』

とりあえず結果から・・・。

こんな感じでした。
※どうやって長尺で動画をＵＰしていいのかわからず
たったの15秒ですが






詳しいレポートはまた次回！

『再び、阿嘉島へ・・・』

1/24日（日）。

一昨年の10月に行った阿嘉島は日帰りでした。
「次回は絶対に1泊しよう！」という気持ちがあり今回は
島の民宿に宿泊です。

時間もあるので今回は高速船ではなくフェリーを利用
泊港から阿嘉港まで1時間30分の船旅。
前日は海が荒れて高速船は欠航したのだとか


9時半頃scorpさんからメールが
ムーチーとタンカンを持って見送りに来て下さいました
嬉しい～
scorpさんありがとうございました
次回は是非お食事ご一緒しましょうね



10時出航。

頂いたムーチー。
早速
サンニンの葉の素敵なかおり
おいしかったですscorpさんご馳走さまでした





フェリーだと寝転がれるのがいいです。
すぐに仮眠

気が付くともうすぐ阿嘉島。
お天気も良くなってきました




今回阿嘉島へ来たのは「ホエールウォッチング」が目的。
見られるかなぁクジラ・・・。
不安半分、期待半分。

阿嘉港ではホエールウォッチングの船を出してくれるショップの方がお迎えに。
民宿まで送って頂きチェックイン。
「12時15分にまたお迎えに来ますので！」と。

商店でバナナを買って食べ、いよいよホエールウォッチングの出発です


次回。
『ザトウクジラと感動の対面』へつづく。。。