ニライカナイへの憧れ

沖縄への思いを自分なりに綴った日記

MV-22

2012-10-01 | 問題

一方的な配備。
許せない。

ほんとムカつく。
これ、何のメリットもないですよね。

極端な話、訓練中に本土のどっかに
堕ちればいいと思います。
それが自分家でもいいと思ってます。
それぐらいムカつく。

それでも気づかないバカが決めたことなんでしょうけど。

ほんと、ムカつく。
反対の声はまるで無視か?


2004年8月13日

2012-08-13 | 問題

ロンドン五輪、中々盛り上がりましたね。

2004年8月13日はロンドン五輪2大会前の、アテネ五輪が開幕した日。
そして読売のナベツネが辞任した日です。(どーでもいいか?)
沖縄県外の殆どの人にとってはそんな日だったんだと思います。
五輪とナベツネの話題で新聞やTVは賑わっていました。

一方、そんな話題が広まっている中、沖縄では・・・。
午後2時15分頃、アメリカ軍普天間基地所属の大型輸送ヘリコプターCH-53Dが
訓練中にコントロールを失い、沖縄国際大学1号館北側に接触、墜落、炎上した日。

事故直後、消火作業が終わった後にアメリカ軍が現場を封鎖。
事故を起こした機体を搬出するまで日本の警察、行政、大学関係者が現場に一切立ち入れず。
なお、放射性物質であるストロンチウム90がこの事故で機体の燃焼により損壊し
放射能汚染を引き起こした疑いが持たれている。
※ウィキペディア抜粋

(伊調や吉田が初めて五輪で金メダルを採った年ですよ?)

さて。
日本人の性格とか日本政府の体質とかそんな事を抜きにして
もう「なし崩し」はやめませんか??
「いつか実現したい」というような「いつか」はもうやめましょうよ。
「いつか」と似たような言葉「誰かが」とかもやめにしたいですね。
(まぁ自分にも言い聞かせたい言葉ではあるのですが・・・。)

事故や問題は、起きたその時にパッと解決しなければ
やはり風化してしまうものなのだと思います。

私は、東日本大震災の時、東北に工場などがある大手関連企業とかが
一斉に出向いて瓦礫の処理とかに行けばいいのに、と思いました。
ボランティアだけではやはり限度があるし、個々の想いはあっても統制は取れないような気がしましたし。
その時にガっと一気にやってしまうことは出来なかったのでしょうか??
いや、やるべきだったのだと思います。
ある程度の強制力があった方が、このような場合は力が集結出来たように思うんです。
自分の仕事があってボランティアに参加したいのに出来なかった人って沢山いたと思うんですよね・・・。

あ、話がそれた感じもしますが・・・・。

日本って、何でもそうだけど、「事が起きてから動く」ような仕組みになっていると思います。
まだ「動く」ならマシだけど、最近は事が起きても動かない事が多いように感じます。

原子力発電に対しても「犠牲」になっている現状があるのに、それでも何故に安全だと言えるのですか??
確かに、生きている以上、絶対の安全なんてあり得ませんよ。
普通に生きていたって事故にいつ遭うかわかりません。
リスクを負って生きているのだと思いますけど。

宇宙規模で考えたら、こんなに環境の良い星ってないと思うんです。
なのに、人間は何故それを大事にできないのでしょうか??
時には地球にキバを剥かれることもありますよ。
でもそれが地球(自然)だし、そのお陰で沢山の恩恵を受けてきた歴史があるわけだし。
自然=災害の連続でもあると思います。
人類は自然と共存して生きて行かなければいけないのに
何で環境を守ろう!とか原子力反対!とかっていう意見を
白い目で見る人がいるのでしょうか??

んんん。
そんな意見の人って、やっぱり人任せなんだと思います。
考えたら意見がまとまった。
電力がなくなったらどうすんだ!って。
そんなの考えりゃいいじゃん。元々電気なんか無くたって人類は生活出来ていたんだから。
今だって電気無しで生活している人が地球上には沢山いるわけだし。
無いなら無いだけ自分達で考えればいいんでしょ?
日本って優秀な人がいると思ったんだけどなぁ・・・。
こんな小さい島国なんだから、節約したり、工夫したり、考えたりしていたわけで。
なのに便利なこと、楽なこと、金儲け、そっちに逃げてるだけじゃないんですか??
こんな今だからこそ、知恵を集結して世界のお手本となるものを
作り出さなければならないんじゃないですかね??
はい。キレイごとですよ。
何が悪い!?

人類は土に還る物と海で浄化される物以外は作り出してはいけないという法律を
世界規模で作って欲しいです。
(ま、百歩譲って必ずリサイクルされる物も追加してOK?)

この先、どうやって捨てていいのか分からないような物を作るのは絶対に反対です。
地球は人間の持ち物ではないはず。

あ、また本題と外れてしまった気がする・・・。

極端な話をしてしまいましたが。
そうじゃなくて。。。

オスプレイですよ。
利権の塊でしょ??
「日本のような国土の小さい所にはオスプレイがなくてはならない」ってのは
それこそキレイごとですよ。
ウソをつけ!!!!

オスプレイで墜落事故を起こした米兵の遺族ですら
もうオスプレイは飛ばして欲しくないと言っているのに??
オスプレイの危険性を知って訓練を中止した地域がアメリカ自体にあるのに??
何で岩国へ入れた?
安全性って何で確認するの?その基準は???????

沖縄では忘れられない日のひとつ。8月13日。
沖縄県内の方々の中にも、それぞれの想いが募る日になったかもしれません。
賛成、反対。
それぞれ。

アメリカは飛ばしたいだけ。
安全だと言われるオスプレイがでは日本国内で堕ちたらどうするのか?
また沖国のヘリ墜落や宮国小みたいになってしまうのか?
では、もしそうなった時のための強気な法律を日本は提示して
それでも飛ばすのか?という体制をきちんとつくって欲しいです。

こんなネット社会なのに人の命が見えないところで犠牲になっていた事に対して
何でこんなに無関心でいられるのでしょうか?
いい事はネットによって広まるのに、悪いことの「事実」は広まりづらいんですよね。
んんん。
それが人類が滅亡しない為のひとつの方法だったりするのかな。
操っているのは誰???

私は沖国大出身、モンパチのキヨサクさんを支持しますっ!!
「安里屋ユンタク」冒頭の三線の不協和音が
全てを物語っているような気がしてなりません。


心の距離

2012-05-16 | 問題

先週から沖縄復帰40年の特番をいくつか見てきました。
迎えた昨日、なんとなくモヤモヤっとした気持ちで1日を過ごしました。
どうやって向き合っていいかわからない自分がいたからです。

夜、NHKのニュースウォッチ9を見ました。
大越キャスターが好きなので良く見ています。
野球選手だったことや、柔らかいものの言い方をするところ
その反面、鋭い嗅覚で的確なコメントをするところなどが好きな理由です。
先日クールビズの話題が流れていた時も、スタジオにカメラが戻ったら
「この話題で自分がネクタイしていたら駄目ですね」とその場でネクタイを外したところなど
バランス感覚のいい方だなぁ~と思い、いつも好感を持って見ています。

ま、そんな大越さんが昨日、一昨日と沖縄に行かれていたのですが。
「本土の人たちとの心の距離」について取材されていました。

話を聞いた方の中に
「本土の人はキレイな自然や美味しい食べ物には目を向けても
沖縄の心にまでは目を向けてくれない」と、話された方がいたそうです。

「東京のほうでは沖縄のことがどの程度知られているのか」
「青い海みて、カチャーシーを踊って、それが沖縄だと思ったら間違い」
そんな意見もありました。

「心の距離」については思うところがあります。
いつもこの話題になると出て来るエピソードですが
学生の頃知り合った沖縄の親友に数年前再会して話をした時
「kukuruには絶対に沖縄のことは理解できないよ」と言われたことがありました。
その一言はものすごく悲しく、辛かったのですが
もっと沖縄のことを知らなくちゃいけないと思うきっかけとなったことは間違いなく
一生忘れられない言葉となりました。

そして知れば知るほど「沖縄のことは理解できないよ」の意味がわかってきたような気がするのです。
そんな簡単に沖縄と本土の「心の距離」は縮められるものではないと。

TVで見る沖縄は表面でしかなく、一人一人の立場で全然違う問題を抱えているのだと思います。
その奥深くまで理解しなければ「心の距離」は縮まらないと思いますが
それを理解するまでには相当な時間が必要で。
沖縄に親しみを持っている私ですら「これってどおゆうこと?」と首をかしげることも多く
ましてや沖縄に興味のない人にとっては他人事になってしまってもおかしくはないわけで。

年代によっても違うのではないでしょうか。
実際年配の方だと、こっちでは沖縄出身の方を見下す傾向にある人も多いですし
逆に私が沖縄へ行った時はナイチャー扱いされる事も多く。
その場面に出くわすとなんとも悲しい気持ちになるのですが・・・。
勿論、壁を作らずに接して下さる方も沢山いらっしゃいますが
やっぱりどこかで隔たりを感じる時があります。
私がナイチャー扱いされるのは仕方なく当然のことなんですけど
こっちでこっちの人間が沖縄出身の方を下に見る感じが本当に許せません。
アホか?って思います。
基地の押し付けも地理的な理由ではなく
やはり差別的な要素が含まれているような気がしてなりません。

若い人同士だとそんな感じは沖縄でもこちらでもないんですが。
東京でバリバリ仕事をしている沖縄出身の友人に、土地の問題が面倒で
沖縄にはもう帰りたくないって人もいますし。
まぁ、そうさせてしまったのも元々はこちらのせいなんですけど・・・。
ホントに、申し訳ない。。。

沖縄に対する差別感の少ない若い世代
20代~30代の人達は沖縄の未来をどう考えているのか
一度きちんと沖縄と本土の若者だけの意見を聞いてみたいものです。

私が子供の頃は学校で沖縄のことを教えてもらった記憶がないです。
まぁだからある意味、年配の人達のような偏見は持っていませんが
あの頃教えられていたらもしかして誤った教育をされていたかもしれないので
いいか悪いか何とも言えないですけど。。。
10年位前からか?小学校でエイサーをやっているところも多いですから
今の子供達は比較的、沖縄に馴染みがあるのではないでしょうかね。
地道な作業かもしれませんが本土の子供達に沖縄のことを教育していくことが
もしかしたら問題解決の一番近道なのでは、と考える今日この頃。

あまりにも沖縄を考える人の意見が立場によってバラバラ過ぎてパンク寸前
だから「子供の教育から」とかちょっとかけ離れた弱気な意見にもなってしまったのですが
それでは遅すぎる。。。
何とかみんなで同じ方向に進んで行って欲しいというのが一番の願い。

何から始めるのか、自分はどうしたいのか。
おバカなので答えが出ません




 


本当のこと教えて下さい。

2011-06-22 | 問題

集団に所属していると理不尽な事って多いですね。
多勢に無勢。
少数派はいくら主張しても打ち消される事が多く。
いつも負担ばかりが残ります。
「こっちの立場に立ってみろ!!」と言いたくなる。
「こっちだって考えているんだ!」と言われて大体終わるんですけどね。

はぁ~。
あ、すみません。
いつもと違う感じで・・・。
ここ最近自分の身に起きた出来事の愚痴でした。

私の出来事はほんのちっぽけな事ですが
こんな理不尽な事の積み重ねが世の中には起こっているような気がしてなりません。

今更政治の事とか言う気にもならないんですけど。
何が本当なのか、何を信じて考えたらいいのか分からない事が多すぎて頭が痛いです。
だから当たらず障らず見て見ぬふりって状況が増えて行ってしまうような気がして。

抽象的な事しか言えないんですけど
被害者って本当にやられ損ですよね。
以前あった出来事を持ち出しますが、私は空き巣と車上荒しに遭った事があり。
空き巣の犯人は捕まりましたが少年で。
支払い能力がないから責任は問われませんでしたとさチャンチャン!
少年院から出てきてバイトでも何でもして払えっちゅーの。
それが出来ないなら謝りに来いよ!
はぁ~。加害者ばっかりが守られる法律にはウンザリ。
私なんて物を盗られただけだからまだましですが、命を奪われても
泣き寝入りしなきゃいけない人がいるって世の中を考えると・・・。

被害者になった事がある人が少ないから被害者の気持ちが分からないんですよね、きっと。
どこかで自分の身には起こらないと思っている。
日本の中心にいる人は小指のささくれに気が付かない。
しまいには「被害妄想なんじゃない?」なんて言って来る。

自分が感じている事を世の中の出来事に置き換えるのはあまり正しい例えではないとは思いますが。
なんとなく重なる部分があるような気がするのです。

原発の事にしても基地問題にしても・・・。

この国は大義の為なら犠牲になる人がいても仕方ないようですね。
犠牲にならないようにするには、そっち側の人間になった方が早い?

最近、本当に分からない事が多いです。
ネットで色々な噂?が飛び交っていたり
マスコミだって右だとか左だとか
宗教だとか団体とか全然分かりません。
無知だと言われればそれまでですが、だったら分かりやすく本当の事を教えて欲しいです。
誰が本当の事を教えてくれるの??

沖縄から基地がなくなったら中国に侵略される?
沖縄に津波が襲った事を考えると辺野古より普天間が結局一番安全?
基地反対運動をする人の多くが意味不明な内地人?

もう全然わからな~い!!
誰がどんな立場で主張しているのか。
噂なのか本当のことなのか。
一人一人の幸せを考えての事なのか国単位で必要な事なのか。
必要な事と言いつつ、自分を守る為だけのことなのか。

どんなに自分がおかしいと思っていても
おかしい事がおかしいと言われる事があります。
力によってねじ伏せられる場合があります。
時としてそれも必要ですが、向かう先がいい事であって欲しいです。
幸せの基準も人によって違うし、みんながみんな幸せな世の中なんてないのかもしれないけど。

分かりあうって事が必要なんじゃないでしょうか?
過去の出来事から学ぶって事が大切なんじゃないでしょうか?
自然の中で人間は生かされているってことも考えるべきではないでしょうか。。。

キレイ事と言われればハイそれまでよ。

中国がウロウロしているなら国がちゃんと注意して下さい。
基地が無くなって仕事に困る方には国がちゃんと保障して下さい。
基地に土地がある方は国から幾らもらっているのか教えて下さい。

逆にアメリカが「もう沖縄から基地を撤退するわ」って言われたとしたらどうするのでしょうね?
「もっとお金出すからお願い!」って日本は言うのかな・・・。

私は、ボケてるねって言われても基地反対です。
戦争を二度と起こしてはいけないから米軍基地があると言ったりしますが
何度も沖縄から戦争に向かわせてるけどそれはいいの?

沖縄の方の中でも、「安保の為に仕方ない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
そのように言わせてしまっている事を本当に申し訳ないと思います。
でも、せめてそれなら騒音の問題や米兵が犯した犯罪などに関する法律を絶対に見直すべき。
最低限、それだけはやって欲しいし、もういい加減やらなきゃいけない。

年代にもよるのかな。。。
私の年代は日本が好きって言える人、少ないような気もする。
(あ、でもちゃんと聞いたわけじゃないからわからないか。)
立場もあるのでしょうけどね。
思想の違い??あ~もうわからん!!

諦めたり、ウンザリする事ばっかりだと思います。本当に。。。
でも、言い続けないといけませんね。
誰に言ったらいいのかわかりませんけどね・・・。あ~あ。



 


66年。

2011-06-20 | 問題

この時期だからでしょうか。
NHKでは週末立て続けに沖縄関連の特集が組まれていましたね。
「笑う沖縄 百年の物語(再放送)」
「“ゆらてぃく”の心 結んで~沖縄県石垣島」
「昔 父は日本人を殺した~ピュリツァー賞作家が見た沖縄戦~」
「深く掘れ 己の胸中の泉 沖縄学のまなざし(再放送)」
録画分も合わせて一気に見てしまい
涙が止まらなくなり、結果朝起きたら目がパンパン。。。

中でも印象的だったのが「昔 父は日本人を殺した~ピュリツァー賞作家が見た沖縄戦~」
アメリカのジャーナリスト、デール・マハリッジが元海兵隊員だった父親から
「沖縄戦で日本人を殺した」と告白を受けた事をきっかけに
沖縄戦の実像を浮かび上がらせる為の証言を得るなど、自らの足で取材を行ったドキュメンタリー番組。

「沖縄の全てについて申し訳ないと思う。そう思わない人はいないだろう。」
と語るアメリカ元海兵隊員の証言。
「自分は武器を持たない民間人を殺した。戦後66年経った今も決して忘れることはない。」
85歳を過ぎた今でも沖縄の夢を見るそうで
生き残ったアメリカ兵は英雄どころかPTSDに苦しみ続ける人が多くいるといいます。


沖縄を訪ねたデールは元少年兵だった宮平さんからも話しを直接聞きます。
胸を打つやりとりでした。

デール氏 : 沖縄戦から長い年月がたちました。いま、何を感じていますか?
宮平さん : 戦争には良い戦争も何も戦争はみんな悪いんですけど。
     それは戦争がやらしたことかもしれないけど。
     米軍はさ 何で抵抗もできないような住民をこんなにたくさん 無差別に殺したのかなと
     いうのが僕はずっと思いつづけているし。
     ですから あのまあ、これが戦争だと言えばそれまでですけど
      もう少し 一般住民を助ける何かがあったんじゃないかという
     米軍への恨みつらみというかそれはずっと持っています。

デール氏 : アメリカと日本が沖縄戦から学ぶべきことは?
宮平さん : まぁ 戦争をやるなということですよ。
      戦争をすると結局 なんでしょうね
      やってしまったら結局取り返しがつかない。
      やるかやられるかですから。
      戦争はもう絶対に起こしちゃいかんというだけです。
      まぁ 悪い言い方かもしれませんけどね
      アメリカの正義っていうのはなんだろう?

宮平さんは怒りをぶつけました。
通訳を介している間の堅い表情・・・。

デール氏 : 私にもその答えはわかりません。
      66年間 日本は戦争を行わずアメリカは多くの戦争をしました。
      自分達は過去から学んでいないのではとも思います。
      あなたの怒りは理解出来ます。

その言葉に黙ってうつむき、今にもこぼれそうな涙をこらえ
何度も何度も頷く宮平さんの表情がとても印象的でした。

罪のない家族を殺された人と、罪のない人を殺した家族を持つ人。
立場は違っても苦しみや悲しみは同じ。

米軍への恨みつらみは消える事はないでしょう。
しかし罪を犯したのは日本軍も一緒。
沖縄を苦しめた大和人の一人として、過去との向き合い方
今の在り方、未来の平和についてまた改めてこの番組を通して考えさせられました。



 


ホントウニトモダチ?

2011-04-01 | 問題

決して忘れてはいけない日、というのは沢山ありますが。
1945年4月1日もそのひとつ。
米軍が沖縄本島へ上陸した日。

さて、
米海兵隊による被災地支援「トモダチ」作戦。

被災地支援には感謝したいと思いますが
どうも私は素直に米海兵隊をトモダチと呼ぶことが出来ません。

三陸沖で被災地支援にあたっている原子力空母「ロナルド・レーガン」について
米海軍のラフェッド部長は「アフガニスタンでの戦闘に参加予定だったが
人道支援に切り替えた。」と上院歳出委員会小委員会の公聴会で述べたとか。

アフガニスタンを攻撃しに行こうと本当は思ってたんだけど
日本が地震で大変そうだからそっち助けるわ~・・・って。何か矛盾していませんか?

普天間飛行場からは地震発生から数時間以内で人道物資などの輸送に着手。
第31海兵遠征部隊(MEU)を被災地に派遣。
出動命令から12時間以内に、C130輸送機とCH46輸送ヘリコプター各8機が
普天間飛行場を飛び立ち迅速に対応。
アモス総司令官は以上のことから普天間飛行場の重要性を訴えた、と
産経ニュースに掲載されていました。

ああ、やっぱりそう来たか・・・って感じですね。
メア氏の発言問題もこの地震でかき消されてしまった感もあり。
それとこれとは違うでしょって話しです。

支援の為に飛ぶ飛行機なら「いってらっしゃい!」と手を振ることが出来ても
戦争に行く為に早朝・深夜問わず、卒業式の最中にまで爆音をたてて飛び立つ戦闘機に
トモダチだからと言って手を振ることが出来るでしょうか??

沖縄県内の方々からも色々な形で支援頂いているのに。
日本国民全員で「こころをひとつ」にしたいのに。

66年間、日本で戦争はおきていないけれど、その間M7クラスの地震は全国で50回以上もありました。
自衛隊の人数を増やすのではなくて、訓練の内容をもっと災害支援にシフトして行く方が
日本の為にも他国の為にもなるような気がしているのですが。

「じゃあ日本をどうやったら守れるんだ!」と言う人ほど
中国や韓国を差別している人が多いような気がします。
今の若い世代はお互いにそんな偏見持っていませんよ。
未だに偏見持っている人が政治家の中にもいるのかと思うとゾッとします。

米海兵隊だってそもそも災害支援目的で存在しているわけではないですし。
隊員個人としては本当に助けたい一心で活動している方も多いと思うんですけどね。
原発がこんなになっているのに原子力空母でって所も皮肉な話し。

思いやり予算は2010年度1881億円。
今までの総額は3兆円超。(見えているお金だけで)
全て国民の税金。
こんな状況で11年度以降、幾らトモダチに支払うのか?
どっちが支援しているのやら・・・。

今回、首都圏で何気なく使っている電気も福島などから送られている事を
初めて知った人も少なくないはずです。私もそのひとり。
自分達の為に犠牲になっている土地があり、人がいること。
TVの中の話しではなく、そこに生活している人がいるということ。
原発も基地も危険だとわかっていながら・・・。
原発は「絶対に安全!」基地は「抑止力だから!」って言葉に騙され。。。

「ただちに健康に影響する値ではない」=「数年後は癌になるかもしれません」
「災害支援の為にも沖縄に基地は必要です」=「アメリカにとって都合のいい取引」

メアさん曰く、日本人と話す時は本音と建前に気を付けなければならないそうですから(毒)

効率のいいもの、都合のいいものほど脆弱であることを今回学んだはずです。
間違いを正すのは一人一人の力。
子供達に明るい未来を!



若泉敬氏の言葉。

2011-02-22 | 問題
TBS『シリーズ激動の昭和 総理の密使い~核密約42年目の真実』
昨夜の放送を見ました。

「愚者の楽園」という若泉氏の言葉。
身体に電気が走ったような感覚がありました。
本土の人間は沖縄の苦しみや悲しみには無関心で
自分の快楽だけに生きているという意味に私は取りました。

米国防総省企画担当次官補佐代理のモートン・ハルペリン氏。
沖縄返還の指南役として役割を果たし、若泉氏の盟友でもあったそうですが
近年「沖縄返還から何十年もたつのに基地構造が全く変わらないことは驚きだ。
政府は何もしてこなかった」と述べたと、琉球新報の記事に掲載されていました。

日本政府は何で何もしなかったのでしょうか?
不思議でなりません。

米国もいよいよ軍の維持費が国防費を圧迫している事を指摘しているようですけど。
軍に掛けるお金がないからもういい加減に在日米軍も撤収しなきゃねって
米国の議員でも言っている人がいるにも関わらず
「日本を守ってやっているんだから払って」ってウソにまんまと騙されて
何でまた5年も思いやり予算をホイホイ払い続けなければならないのでしょうか??
払ってくれるって言ってるんだから、そりゃ米国側からしたら貰いますよね。
カツアゲと一緒じゃないですか。
日本にだってそんな余裕がこの先あるとも思えないのに。

今の日本には外国ときちんと交渉出来る人がいるのか疑問です。
いつまでも先延ばしにしているとあっと言う間に世界から置いてきぼりにされるでしょうね。

若泉氏は表向きは癌を患い亡くなったとされていますが
実際は責任を感じ、自らの命を絶ったそうです。


“私は若い世代の人々への熱い期待を表明したいと思う
この著作とそこに流れる私の志が彼らの魂に点火しうるかどうか私には分からないが
その可能性を持っていることを信じたいと思う”
                                英語版「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」より



彼の行動は到底真似の出来るものではありませんが。

若泉氏の言葉。
同じ本土の人間として深く心に刻み続けようと思います。






他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス
若泉 敬
文藝春秋

知るは一時の恥、知らぬは一生の恥。

2011-01-05 | 問題

学生時代は殆ど保健体育しか(そっちの意味じゃなくて・・・)学んで来なかったので
特に歴史については無知でした。
しかし、最近は歴史って知っていないと恥ずかしいな・・・と思うようになりました。
この歳になって知らない事が多すぎる。。。

本を読んでみて、何でこの時代にこんな事が起きたんだろう
じゃあその前は??と、どんどん遡る一方。

ん~。この想いは一言では語れないのですが。。。

話しは変わり。
私は一昨年、家のガラスを割られ空き巣に遭いました。
警察は被害に遭ったのは仕方ないというような言い方をします。
「ブランド物のバッグがあったからね~」
親から貰った唯一のブランド物です。
ブランドなんて全く興味無いのに、「特別な時に」と親から貰った物でした。

昨年は車のガラスを割られ車上荒しに遭いました。
また警察は「助手席に鞄置いていたらだよ」と・・・。
警察の対応も私的に二回目は何だか慣れてしまったというか。
あ、そうですか。被害に遭った私が悪いのですねって感じで。。。

まぁきっと捕まらないだろうと思っていたら
「空き巣の犯人が捕まりました」と先日連絡がありました。
こちらは黙って聞いていればそのまま「解決」おとがめなしの雰囲気。
ん?と思い電話を掛け直してみると
「え?盗られた分請求されるのですか?大抵「はいそうですか」で終わるんですけどね。」

ムムム。。。。。。。。

当時、実況見分の際に盗られたバッグの時価を聞かれました。
大体でしか答えられないじゃないですか?質屋じゃあるまえし。

今回「ではお幾ら請求するのですか?」と警察。
「○○万円」と言うと
「調書ではもっと低いですけど?」と・・・・・。

イライラ。
割られたガラス代は含まれていないじゃろがい!!
(じゃあ調書取られた時にもっと高く見積もっていたらそれだけ請求できたのかい!?!?)

「○○万円ですね。犯人は未成年なので請求出来るかわかりませんけど。
またこちらから連絡しますので、問い合わせなどそちらから警察にしないようにお願いします。」
プープープー。(未だ連絡なし・・・)

ん~。

私、別に盗られた分を換算した「お金」が戻って来て欲しい訳ではないんです。
その物自体を返して欲しいし、盗られた物に対する思い入れや
犯人に対する恐怖心といった感情的な部分はお金では解決できないと思うんです。
犯人の顔も解らずやられっ放し、それもムカつくけど。

犯人の顔も名前も分かっているのにおとがめなしなんて余計ありえない。
私が盗られた物はそんな大した事ではないですが、それが土地だったり人の命だったりしたら
簡単に済まして欲しくないし、怒りとか本当だったらそんなレベルじゃないですよね。

「琉球・沖縄」全体で考えれば大和・日本からの泥棒的な事(それ以上の事)が何百年という間
そして今もなお続いている事自体が「おかしい」って思わなければならないと。
自分の事とリンクするレベルの話しではないのですが
今日、何となく沖縄の歴史の本を読んでいて感じたのでした。

人の物を盗ったり人の命を奪ってまで
自分の地位を確保したり金儲けしたいのって。。。
犯罪者も政治家も大して変わらないですね。(毒)

大阪城なんてヘコヘコ行くもんじゃないし・・・。あ~あ。
知らないって恐ろしいわ~。






唄ウムイ
嘉手苅ウシ,仲宗根タケ,知名定繁,登川誠仁,普久原朝喜
インディーズ・メーカー

静寂と騒音。

2010-09-14 | 問題

前回の旅で『さんご畑』へ行った時の事。

優しい音楽が掛る中、ゆるやかな気持でサンゴ達を鑑賞していました。




海について色々な事を感じながら写真を撮っていたのですが・・・。

暫くすると、無神経に上空をバタバタともの凄い音を立てて米軍のヘリが通過して行きました。


近過ぎやしませんか??

真っ青な空の中、美しい海の上をもの凄い騒音をまき散らして飛んで行くヘリ達。

失いつつあるサンゴ達を再生しようとしている場所の上を
無神経に通り過ぎるこの2機のヘリ。

両極端なこの風景。

これが日常であるという事の現実と不公平。