ニライカナイへの憧れ

沖縄への思いを自分なりに綴った日記

泡盛酒造所巡り~津波古酒造場~

2013-02-19 | 泡盛

さてさて。
前回の旅も数箇所、泡盛酒造所を巡ってまいりました

最初に伺ったのが那覇市与儀にある津波古酒造場さん。
普段、こちらの蔵は見学させて頂けないそうなのですが
誘って頂いたSさんと杜氏さんがお知り合いとのことで、特別に。

原料のタイ米。
今は破砕米ではなく丸米を使ったメーカーさんが多いようですね。




奥が回転ドラム、手前が三角棚。



決して広くはない蔵ですが作業がしやすそうな印象でした。

元気のいいモロミ!!
凄い勢いで発酵中でした
泡盛が生き物であることを実感する瞬間です。




丁度、蒸留中に立ち会うことができラッキーでした。
蒸留器から湯気が立ち上っています




津波古さんはコンパクトな縦型の蒸留器ですね。

 


そして初留が出てまいりましたよ~。

 

勉強の為に少し舐めさせて頂きました。
味は色んな意味で「きょうれつ~!」って感じです。

一通り見学させて頂いた後は・・・。
お楽しみの試飲タイム!

 
 

次から次へと沢山貴重な物を試飲させて頂きまして
「え~!?」っていうようなここだけの内緒話なども聞かせて頂き、気がつけば滞在時間まさかの2Hオーバー
酒造所見学と言う名の軽い飲み会となっていましたね
サービス精神旺盛な杜氏Oさん。
泡盛の話なら、いっくらでもするよ~って勢いでした。
一気にファンになっちゃいました

津波古酒造「所」時代の貴重な桶を見させて頂き
 
 

ほろ酔いどころか、結構な酔っ払いとなり
蔵を後にしたのでした。



瑞泉の会@月島「だけん」

2012-09-23 | 泡盛

昨夜、月島にある「古酒&焼酎ダイニングだけん」さんにて
泡盛マイスター同期、Iさんプレゼンツ「瑞泉の会」が開催!!

瑞泉酒造からは本田さんがお見えになり
浴びるほど瑞泉を飲ませて頂きましたよ

Iさんの愛情たっぷりの沖縄料理を食べながら、楽しい会話で盛り上がりました

 
 

はしゃいでしまいましたね~いつも通り。

「ミスターうさき」の異名を持つ同期のKさん。
瑞泉に対する愛情がハンパないです



スタートは抑えていたつもりが・・・・。
後半やはり飲みすぎ・・・・。

この仲間達サイコーです。

前掛けもらっちゃいました~
超~うれし~



瑞泉さん、だけんさんありがとうございました
また宜しくお願いします



泡盛部@升本屋

2012-07-13 | 泡盛

昨夜、念願の『泡盛部』に参加させて頂きました
(初回なので仮入部って感じでしょうか?)

部長さんは泡盛マイスターの講師もされていらっしゃるKさん。
私も昨年は大変お世話になりました
泡盛マイスターの先輩でもあり師匠です。

泡盛部さんのブログは以前から良く見ていたのですが
今回出席できたことが本当に夢のようで・・・。
ワクワクドキドキの時間を過ごさせて頂きました

部活なんで、まずはアップから
さすがです。ストレッチがわりのウコン。

泡盛部さんは毎週1銘柄の泡盛をテイスティングされており
今回は3期目の24銘柄目。

「瑞穂酒造」の蓬莱米仕込み台湾産泡盛「瑞穂30度」

マイスター同期でもある瑞穂酒造の0さんが
ゲストで来られると聞いたので今回参加させてもらったってのもあるのですが
元々部員でもある先週会ったばかりの同じく同期Sさんも出席されたので
軽い同期会みたいな感じにも

瑞穂のOさん、酒造所の説明も丁寧にして下さり(お土産も持ってきてくれて)ありがとうございました

ストレート、水割り、ロック、お湯割りで飲んでそれぞれの好みをコメントするのが
主な部活の流れなのですが、自分の家でもひとつの泡盛を割り方を変えて飲み比べるってことを
真剣にはしていなかったので色々な発見があってとても面白かったです。

大抵、お湯で割ると甘味が増し、ロックにすると甘味が引くのですが
今回の瑞穂は逆に感じたのが凄く不思議でした。
昨日も暑かったのですが、甘味が抑えられたお湯割りが私の中では一番美味しい飲み方に思えました。

最初の1時間くらいはまじめにテイスティングしていましたが
ノートの記入を終えると楽しい飲み会に

部員の皆さん凄く熱心な方ばかりで感動してしまいました
泡盛を楽しむ達人の集まり、泡盛の聖地的存在ですよ升本屋さん!!
こんな素敵な活動を始め、継続されていらっしゃる部長!!超~リスペクトです!!

あの後半の雰囲気は文章では伝えきれませんねぇ・・・。
素敵な音楽と楽しい会話と美味しい泡盛。。。
楽しかった。。。

泡盛部、最高!ありがとうございました!!




 


瑞泉古酒の会

2012-07-06 | 泡盛

泡盛マイスター同期で瑞泉ファミリーのSさんにお誘いを頂き
昨夜『いちゃりばちょーでー 第9回【瑞泉古酒Couthの会】』へお邪魔しました!

場所はグランドヒル市ヶ谷。
今回初めての参加でしたのでこの会の豪華さに圧倒



開演前から多くの方がいらっしゃり、最終的には400名位の方々で会場は埋まりました。

こんな会に参加させてもらえるなんて~本当に幸せを感じてしまいました。
今年の干支ボトル(龍の金ピカ)を瑞泉さんのにした効果が表れ始めたか??

ドリンクコーナー付近では開演前から既に魅惑の香りが広がっていました。



みなさんもう嗜んでいらっしゃるようでしたのでドサクサに紛れて私も1杯頂くことに。
最初の1杯はやはり「びぎんのしまー はじまりの酒」から。
そして「最後は五十三度原酒だな」と横目で確認しつつ・・・

 
 

1杯といいつつ、本当は2杯フライングで頂いてしまいました

大分いい感じで本番の乾杯となり
古酒が注がれた瑞泉さんのロゴ入りちぶぐゎーが回ってきました。



一気にテンションが上がったところで司会の方が
「こちらのお猪口は皆さん各自お持ち帰り下さい」とのアナウンス!
わぉ~!うれし~!!粋ですね~~!

お料理も超豪華でした
沖縄料理も沢山用意されていてとっても美味しかったです。



ですがおしゃべりと飲むのに忙しく、頂いたのは最初のこの一皿のみ
もっと食べときゃよかった~と家に帰ってから後悔
本当に、色々美味しそうなお料理が沢山ありましたよ~。

Sさんが「すぐになくなると思うから今のうちに飲んだ方がいいですよ」と
勧めて下さった梅酒。



古酒の梅酒!贅沢~!
アルコール度数も25度と梅酒にしては高めで
黒糖も使われていてコクのあるとっても濃厚な大人の梅酒でしたね~。
美味しかった

会の終盤はお楽しみの抽選会!



景品も超豪華!!
5升甕当たったらどうしよう~
マンゴーもいいわねぇ
でもやっぱり羽田=那覇の往復航空券かな~~

期待に胸を膨らませておりましたが・・・・。
このような場面で今まで一度も当たったことがない私

残念無念

しかし本物の嘉瓶を初めて見られたし



ちゃっかり青龍をお土産に頂いてしまったし
沢山の方と出会えたのが何よりも良かったですね

素敵な会でした



東京同期会「第1回ゆんたく会」

2012-06-26 | 泡盛

24日は泡盛のテイスティング勉強会(という名の飲み会)でした。
泡盛マイスターの同期と先輩マイスターさん計8名で
東京うりずんさんのご協力のもと開催。

今回は同期会会長が新発売の泡盛2銘柄を用意してくれて
ブラインドでテイスティング。

実技試験以来のテイスティングだったのでちょっと緊張



だけど、たまにこうしてちゃんとテイスティングのトレーニングしないと駄目だなぁって実感。
全然嗅覚や表現感覚が鈍っている・・・。

すっごく勉強になり、この会もまた多分会長が頑張ってくれると思うので
定例会になると思われます。
ってか続けないと駄目ですわね

皆さん探り探り(私が一番探り探り)のテイスティングでしたが
今回用意して下さった1本目は瑞穂酒造の「熟成3年古酒30度」。

瑞穂さんは今まで30度の古酒はラインナップになかったそうで。
観光客向けに沖縄限定販売商品として3月から発売を開始されたそうです。

香りはユリの花、ぬか床のような酸っぱい香りという意見。
味は甘味が際立っていて、後半こげた綿菓子のような苦味を感じました。
飲んだ後、グラスにずっと香りが残っていてそれが何とも言えない香ばしい良い香りでした。
海ぶどう、ぬか漬けなどと味わってみたいお酒。

そして2本目は菊之露酒造の「琉美(りゅうび) 古酒30度」
香りは熟した柑橘系でピンクグレープフルーツとかオレンジとかタンカンとかそんな方向性。
爽やかな甘味を感じ、後半は硬水ならではのミネラル感や苦味を感じました。
マース煮とか刺身とかお魚のお料理と合いそうです。
菊之露さんから新商品が出るのは久し振りのようですね。
いつもブラウンはストックしていますが次からはこの琉美にしたいと思います。

2銘柄だけなのにやはりテイスティングは疲れます
試験とは違って気楽な会だけど、やっぱり疲れる~
でもとっても勉強になったしとっても楽しかった

後半はお待ちかねのうりずんの美味しいお料理でゆんたく

 
 

いつものことながら大分酔うたぁ・・・・。
この後、みんなで三越の沖縄展に乱入
かなりの時間をまた泡盛コーナーで過ごしていたような。。。

その後はメンバーのお店を開けてもらって
はいお馴染みの記憶喪失
朝11時から飲んでいたらねぇ

何で抑えが効かないんだろう反省。


おまけ

三越の沖縄展には今回結局3度行ったことになるのですが
写真を撮らなかったのでMさんが送ってくれた写真を引用。

会社が近いのでランチに度々利用したようです
きしもと食堂のそば。
ポーク玉子おにぎりとソーキ。

 


そして最終日の昨日はMさんと後輩2人で屋上のビアガーデン



沖縄展開催期間中だけオリオンビールと沖縄の食材を使ったメニューがあります。
ミミガー、ラフテー、豆腐ちゃんぷるーetc...。

しかし昨日は寒かったのと重度の二日酔いで全くビールが進まず
次回、伊勢丹のオリオンビアフェストで挽回するぞ!



崎元酒造所 にごり泡盛『尚円28』

2012-05-29 | 泡盛

前回の旅で泡盛王座決定戦を見にパシフィックホテルへ行った際
まだ会場まで時間があったのでホテル横のアルテックで時間を潰していた時の出来事。

あくまでも時間調整、買うつもりはありませんでしたのよ。

店内には前から気になっていた「にごり泡盛」が数種類置いてあり・・・。
ちょっと不味い雰囲気だなって予感が。。。
(この空気は買ってしまいそうな空気だわ

目に止まってしまった泡盛が『尚円28』(与那国島崎元酒造所)。
他にもにごり泡盛が数種類置いてある中
「価格は定員にお訪ね下さい」と
何故かこの尚円28だけが価格設定されていないのが非常に気になり。

50代(?)の店員のねぇねぇに取り合えずお話だけ聞いてみることに。
さぞやお高い品物だと思い、恐る恐る聞いてみると・・・
ねぇねぇの弾丸トーク炸裂!!
「これね!絶対に買っておいた方がいいよ!
うちの何店舗にしか置いてなくて本当に貴重だから!他では置いてないよ!
聞いてくるお客さんにしか売らないしね!」

そうですよね。レア感はなんとなく伝わってくるんですけど・・・
問題はお値段ですよ・・・。(しかも時間潰しだからね、買わない買わない
「で、お幾らなんですか??(うわっ、聞いちゃった)」

「ここだけの話ね〇〇〇〇円!」

なぬっ!?
やっすいっすね~~!?!?

想像していた値段より遥かに安く、超~お手頃価格でしたので逆にびっくり!!
だって「価格は店員にお訪ね下さい」って書かれていたら高いの想像するじゃないですか。
(あれ、今思ったらまんまとその作戦にハマッた??)

「じゃあこれ頂いていきます」
「3本で送料無料だからどうする?これ2本にしてあと1本違うのにする?こっちもおススメよ!」
と、また別の限定品をチラつかされ。。。
う~販売上手なねぇねぇよ!購買意欲掻き立てられまくり!!
買う気満々シフトにギアチェンジ

結果、この尚円28の他に県内限定物を2本購入。
「まだ箱に隙間があるから何か入れておく!?
ほら、泡盛黒糖ケーキ入れておこうか!?」
こうなったらもう従うしかありませんので・・・。

まぁ、楽しい買い物だったし、いい物に出会えたから良しとしよう。



「尚円28」の情報を家に帰ってネットで見たら、倍近くの値が付いていたのでまたびっくり
ねぇねぇありがとう!!私、とってもいい買い物したじゃない!!
感激感激

テイスティングは追々
にごりは熟成が進むと透明になるとか、季節によっても透明度が変わるとか?
少し飲まずに色の変化を見守りたいと思います。



第407号

2012-04-02 | 泡盛

身の引き締まる思いです。

407人目の『泡盛マイスター』に認証して頂きました。

合格発表は先月の12日にあったのですが
筆記試験同様、心臓バクバクで協会HPを開いたものです。

そして昨日、認証書と泡盛マイスターバッジが届きました!!



沖縄県知事指定認証機関第001号であるわけでして
これからは泡盛に関して責任ある言動、行動が問われます。

合格したらしたで結構緊張してしまいますね・・・。

同期の仲間達は本当に酒類に詳しく
「あれ、私が本当に泡盛マイスターを名乗って良いのだろうか。。。」と思うことも多々ありますが。
でも、私だから伝えられる何かがきっとある!と信じて
これからも日々精進し、泡盛の魅力を広く伝えられるように努めたいと思います。

応援して下さった方々にはこの場を持ちまして心より御礼を申し上げます。
ありがとうございました!






泡盛仲間

2012-03-30 | 泡盛

先日、最近仲良くなった泡盛仲間の一人
I氏がお店をされている焼酎ダイニングへ泡盛仲間3人とお邪魔してきました。

うちなーんちゅのO氏待ちでしたが
先に始めちゃお~ぜって事で、まずはエビスで乾杯

ビールを飲みながら次に頼む飲み物を吟味。
焼酎の種類が豊富過ぎ
何を飲んだらいいのか迷う迷う

I氏特製の手作りジーマーミ豆腐をあてに
まずは芋・米・麦焼酎をあおり。



そうこうしている間にO氏の登場
O氏は県内有名校の野球部出身で泡盛メーカーさんってこともあり
聞きたいことが山ほどありまして。
熱い会話が続きました

お店自慢の馬刺しの赤身!!
お酒もお料理もと~っても美味しい~



3人でどんだけ飲んだのか・・・
色んな種類を回しながら頂きましたので。

泡波の2升半デカボトルの前で最後は春雨や瑞穂の貴重な古酒を数種類味わい。



〆のイカ墨じゅーしーの釜飯がめっちゃ美味しく
久々に美味しい物を食べたな!って感じでした。

この仲間の飲み会は定期的に開催されることになりそうです。
来月はもう一人の仲間がお店をされている本八幡へ遠征予定

おまけ

この飲み会があった日の午前中は母と実家のお墓がある御殿場へ。
お彼岸は過ぎてしまいましたがお墓参りに行って来ました。

本当にご縁というのは不思議なもので
親友のMさんのご実家のお墓も同じ霊園だということが数年前に判明し。
しかも同じ区画内でご近所さんであることにビックリ。

そんな事もあり御殿場へ行った際は
お互いのお墓参りをさせて頂くようになりました。

平日だということもあり、まだお花見は先のようで道も空いていたので
芦ノ湖まで足を伸ばしてみることに。

以前から訪ねてみたかった箱根神社へお参りに行ってきました。



パワースポットで有名な神社のようですが
大きな杉の木に囲まれた参道の石段はみごとでしたね。
心願成就のお願い事をしてきました。

いいお天気で綺麗な富士山も拝むことができましたよ。
今年は富士登山にチャレンジするぞ!?



泡盛酒造所巡り~石川酒造場その2~

2012-02-29 | 泡盛

石川酒造場さんのつづき・・・。

蒸留後の新酒は一度甕に貯蔵されます。
2~3ヶ月甕に貯蔵した後ステンレスタンクに移されますが
そのまま甕に貯蔵され古酒にするものもあるのだとか。
そちらは高価そうですねぇ。

これはろ過用のフィルター。



フィルターが数枚連なったろ過装置でろ過するのですが
石川酒造場さんではスッキリと飲みやすい通常ろ過のものと
昔ながらの泡盛の味わいと風味を残した粗ろ過のものがあります。
私はどちらも好きです。

2階にはちょっとした展示スペースがありまして
昔の道具を見せて頂きました。

お!これは直火(地釜)蒸留器ではありませんか!



今では主に八重山のいくつかの酒造所でしか使われていない
この直火式蒸留器を見るのは初めてでしたので感激でした。

そして、奥にあるむしろはニクブクか??



文章でしか読んだことのないニクブク。
蒸した米に黒麹を撒き、米麹を造る為に敷くニクブクと言われる藁むしろ。
ここで出会えるとは。

こちらは馬桶。



泡盛が瓶で売られるようになる前には、量り売りをしていたのですね。
金属製の入れ物だけだとデコボコになって酒の量が変わってしまう為
木の外枠を付けるようになったのだとか。
石川酒造場の代表銘柄『玉友』の名が入っていますね。

何だかタイムスリップしたような気分になりました。

いやいや。
これだから酒造所巡りはやめられない。
酒造所ごとにそれぞれの特色がありますし
何より造り手の想いが伝わってきます。

これからも各メーカーさんごとの特色を活かした個性のある泡盛が
日本各地で広まり浸透するといいなぁ。

そんな想いを胸に見学を終え
最後にとっても美味しいもろみ酢をご馳走になりました。
石川酒造場さんのもろみ酢は元祖だそうですよ。

ミニチュアボトルのお土産まで頂き、Sさんとの再会を誓い
さよならしたのでした。

楽しかった♪




 


泡盛酒造所巡り~石川酒造場その1~

2012-02-22 | 泡盛

前回の旅は最後の最後でやっと晴れたんですよね~。

最終目的地、西原にあります「石川酒造場」さん。

面白いことに沖縄で度々経験のある友人→友人のバトンリレーがまたここでもありました。
とある友人に「これから石川酒造場に行きます」と話したところ
「大学の同級生がいますよ」って事で連絡して下さり。
わ~またこんなとこでも繋がってるよ~と驚きと感激。
新たな出会いに胸躍らせながら訪ねてみることに。

事務所入り口には大きな甕がお出迎え。



石川酒造場さんといえば何といっても甕仕込泡盛ですよね。

そんな石川酒造場さんならではのお酒造り、じっくり見学させて頂きました。

事前に見学の予約メールのやりとりなどをさせて頂いていたSさん。
そのSさんと友人が同級生だったとはホントにびっくり。
ご挨拶をしSさんに案内して頂きましたよ。



ずらりと並んだ仕込み中の甕。

白ワインのような爽やかな酸味を感じるモロミの香り。
わぁ~なんて素敵な香りなんでしょう・・・。うっとり。



甕仕込ならではの工夫された道具も中々面白く。



モロミの温度調整をする為の冷却装置のようなものが二本入っています。

冷水を通してモロミの温度が上がり過ぎないようにするのですね。



以前、違う酒造所さんで見た冷却機はうずまき状になったステンレスのチューブを
そのままズボっと大きな仕込みのタンクに入れていたのですが
甕仕込みだとひとつひとつの甕に対して温度管理をしなければならないので
かなりの手間が掛かりますね。
大変な作業です。

そしてこちらは石川酒造場さんのオリジナルの道具で
麹を甕に仕分ける為のもの。



何やら四分割になっていますが。

どうやって使うのかと言いますと、この四つの仕切りに麹を入れまして
甕の上に吊り下げ、甕の中に麹を落としていく仕組みらしいです。



ほら、下に穴が開いている。

中々考えましたねこの道具。
二列に並んだ甕に四つなら一気に麹を入れられますもんね。
それでもかなり手間が掛かりますけど・・・。

こんな丁寧な作業をされているなんて。
関心しっぱなしです。

つづく。