布団側襤褸からワンピース

2015-10-05 19:00:21 | Weblog
明治時代の布団側と聞きました、つぎはぎの布団側そのままの状態でしたが
洗いを済ませた後に祖刺し子の補強、やぶれてる処に当て布を入れたりと手は加えました。
出来るだけ同じ時代感のある藍の布を使用しています。
墨黒の布団側で二重仕立ての裏地仕様、少し重みが感じられますが
柔らかな風合いは感じられます。

此の布団側を見ると家族の布団を愛情を込めて補修された方の思いを感じます。
小さな古布も大切に使い温もりのある布団で家族は休んでおられたのでしょう・・・
この様な仕事をさせて頂いて初めて物の大切さ、職人の小さな作業から織られ染められた
生地に心を打たれます、手元にある生地を無駄なく使う様にと再確認させられました。







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