染める、染まる。

2010-10-09 19:19:46 | Weblog
染物に興味を抱いて、三年が経ちます。一ヶ月に一度(後の休日は体を休める。)
休日に作業が出来る様に早朝、昼休みに生地の下準備をして、いざ染の当日 
ストレスの解消かストレスを溜める日か分からないが、
毎夜、学習しイメージトレーニングを繰り返しても順序を間違える私です。

染める、染まる。 「人の中に交わればその雰囲気に染まる。」「白無垢の嫁入り衣装に
身を包み貴方の色に染まります。」

この言葉の裏には、染める方の空気、努力が必要な事が今、分かりました。
私が社会人に成った頃(昭和50年頃)会社に染まる様に、先輩方々の空気、が社風に
染まり易い様な媒染の役割を務めていてくれた事を、染物をしながら知らされました。

まだまだ、粗末な染物ですが、冷え切った世の中に心が癒される色を染めて見たいと
思います。

人生、幾度も幾度も染め直しが効く生地です。
お互いに、自分に満足の好く色の人生に染め上げたいものですね。

明日は、骨董市で見つけた、大島紬の晒しの生地を一週前から準備している、
栗の鬼皮で草木染めをする予定です。

コメント (2)
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