IDDM21年目

~病気のこと・日々のこと~

おもてなし

2016年06月03日 | 旅のこと
都会からのお客さんを連れて遠野へ

遠野と言えばのジンギスカンを食肉センターでごちそうしてみます

初めて食べるという生ラムを堪能してもらった後は
おなかいっぱいだし、遠野ふるさと村でちょっと歩きましょうって、

連れて行ったら、


山里の風景に超感激してくれました。


かやぶき屋根の家の中。


村は焚火と炭の匂い、なつかしさを感じる空気が漂っています。


深い呼吸をいっぱいしました。

この雰囲気、とても落ち着く時間でした。


藁が敷かれた馬小屋には、馬。


花は終わりかけだったけど、クマガイソウの群生もめったに見られない貴重なものです。


何にもないとこだけど…なんて断りながら連れて来たけれど、
都会の人には想像以上に好評だったし、結構いいとこだったじゃん。

緑が輝く季節、太陽もギラギラしていなくて観光にはもってこいの一日。

遠野の長閑な景色と長閑な時間を楽しんでもらえたようです。




帰路につく前にお茶タイムです。
駅の近くのお店でどぶろく飲み比べとか、

今が旬の山菜、しどけのおひたしが付いてきたことも嬉しそうでした。

遠野はどぶろくの特区。6種類から3つを選んで飲み比べ。
民宿とおのの生どぶろくがダントツでおいしかったそうですよ。

酒に興味のない私ですが、運転手でなかったらちょっとすすってみたかったかも。

そんな私は山ぶどうジュースにしたのですが、

濃くて酸ーっぱいぶどうのジュースは懐かしい味がしました。

昔、ばーちゃんちに行くと、
大嫌いだったじーちゃんが熱燗用のアルミの急須を持ってきて、
その急須から真紫色の液体をコップに注ぎ私に「ほれ」と差し出します。
ぶどう好きにはたまらないその香りにそそられて飲めば、あまりの濃さに
「これって葡萄酒なんじゃないの?」とじーちゃんの嫌がらせを疑った、あの味に似ているのです。

疑いつつ飲む子供だった私は、そのうまさに酔わされるのです。
ばーちゃんちに行くたびに出される、悔しいけれど大好きだったあのジュース。
なかなか懐かない私へのじーちゃんからのもてなしの一杯。

そんなじーちゃんも死んでしまったし、もう何年も前からそれは飲めなくなり、
一升瓶で売られている同じようなものをやっとみつけて買ってみてもぜんぜん薄いし、
ぶどう園の産直でストレートジュースを買っても甘すぎたり酸っぱいだけだったりして
私が求めている味ではないし、
もうまぼろしのジュースなんだろなと思っていたけれど、

これは、あの味です。

自分のお土産に購入して、帰ってきました。

山ぶどうに完熟のリンゴが混ざっているんだね。

懐かしい山里の風景となつかしいジュースの味。

思いがけなく探していた懐かしいものに出会えた旅でした。




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