(旧) 地球のどこか片隅で

今まで行った旅行先のエピソードを中心に、日々感じたことなどをつぶやいてます!!

アーチーズ 荒野のウインドウ

2004-11-30 | 旅行(海外)

アメリカのアーチーズ国立公園には名前の通りたくさんのアーチと、ウインドウと呼ばれる自然の窓があります。
上の写真の左側がそのウインドウの一つなのですが、これだけ見ると窓っていうより目玉みたいだと思うかもしれません。

でもこの目玉によじ登ると、突然上の写真の右側のような素晴らしい風景が目の前に広がるのです。
予想もしなかった、圧倒的に開放的な世界

小さな写真じゃ表現できませんが、実際に窓の外を覗いてみれば、どうして目玉じゃなくてウインドウなのかを実感できるはずです。

窓を拭きぬける爽やかな風に吹かれれば、小さな悩みも吹き飛んで、一つ前の壁を乗り越えれば、きっと明るい未来が待っているぞっていう気分にさえなってきます。


そしてアーチーズ国立公園の最大の目玉が、このデリケートアーチと呼ばれる自然が作った巨大な岩のアーチです。

雨にも負けず
風にも負けず

台地にしっかり足をつけて、堂々と立っているこのアーチをみると、自分も頑張らなくっちゃっ思えます。

アーチーズはそんな人生の応援歌的 国立公園なのです。

皆さんも、ここでコロラドの風に吹かれてみませんか?

いちょう並木のセレナーデ

2004-11-27 | 日本

都内に用があったので、ついでに神宮の銀杏並木を見てきました。

僕は銀杏並木を見ると楽しかった大学時代を思い出します。
日吉の駅を出ると、横断歩道の先に続いているキャンパスの銀杏並木。

新入生たちに負けじと芽を出す春
炎天下、木陰で涼んだ夏
あたり一面を黄色に染める秋
そして銀杏の匂いが消える頃、寒い冬がやってきます。

大学の4年間、この銀杏並木は僕の季節時計でした。

今ではもう行くこともないけれど、今年もあの銀杏並木の下で学生たちは青春していることでしょう?


神宮の紅葉の具合は、色づき始め。
まだだいぶ緑の部分が残っています。

でも来週がピークかと言われると、それも疑問。
暖かすぎる秋に待ちきれなくなった葉から、黄色くなって落ちていくといった感じで、このまままとまりなく終わってしまうのかも知れません。

誰か助けてくださーい!!

2004-11-27 | つぶやき
これから年の瀬にかけて何かと出費の増える時期です。
それなのに、なんと今日定期券を無くしてしまいました。
3ヶ月分残っていたので、買い直しになると2万円の損失

落としたのは僕の不注意かも知れないけど、再発行すらできない定期券のシステムって時代遅れだと思いませんか?

例えば、銀行のキャッシュカードを無くして銀行に電話したら、「あなたの貯金は全てちゃら。もう一度頑張って貯金しなおしましょう。残念」なんて言われたらぶちきれますよね。

自動販売機で無記名で買ってるならともかく、購入時には住所やら電話番号書かされているわけだから、身分証明さえちゃんとできれば無料で再発行してもらえるのが当然だと思うんです。

実際、定期が見つかったときは、購入時に書いた電話番号に連絡があるわけですから、そういったことが出来ないわけはないのです。

それだけじゃなくて、定期を買い直してしまったあとに、無くした定期が見つかっても返金は0なんて、どう考えてもおかしいです。

なんて事を愚痴ってみても、今の旧態依然としたシステムが変わるわけも無く、僕の希望は人間の良心だけ。

お願いです。
僕の定期を拾った方、捨てずにちゃんと届け出てください。
予期せぬ2万円の出費は痛いんです。

お願いです。
誰か、誰か、僕を助けてください。

万里の長城 観光地と廃墟の狭間で

2004-11-26 | 中国

広大な中国でも有数の観光地である万里の長城。
幾つかある観光ポイントの中でも、北京から近くて人気なのが八達領という場所です。

大きな駐車場には観光バスがじゃんじゃん乗り入れ、ツアー客が列を作って長城を登っていきます。

そんなツアーの人達が見るのが、綺麗に整備された、良く写真でも見る長城の姿です。
この堅固な石垣を見れば、北方の遊牧民が攻め込むのを躊躇したと聞いても納得がいくでしょう。

でも少し冷静に考えてみてください。
万里もある長城が完全に整備されているわけなんてありません。

実は綺麗なのは入り口から、ツアー客が行くところまでだけなんです。
人ごみを避けて、しつこい売り子達を追い払いながら先へ先へと歩いていくと。。。


いきなりこうなってしまうんですね。
段々ぼろくなっていくのではなく、本当にいきなりです。

そこには思い思いにくつろぐ人の姿が散見されるだけで、静寂が広がっています。
こっちの方が、遺跡って感じがしていいと思いませんか?
崩れかけた長城を眺めながら、ゆったりと中国の長い歴史に思いを馳せるのもいいでしょう。

ところがそうは問屋が卸しません。くつろいでいるように見えた人も、実は売り子。
僕の姿を見た途端、30元、30元とまくし立てながら迫ってきます。
結局ここにも静寂は無く、僕は彼らを引き連れながら、更に先へと歩いていくのでした。

成田山 近所で紅葉

2004-11-23 | 千葉県

12月も近づき、いよいよ千葉でも紅葉が見られる季節になりました。
そこで今日は、電車に乗って成田山まで行って来ました。

イチョウの黄色に、モミジの赤が、青空をバックにとてもいい感じでした。

でもちょっと気になることもありました。
アップに耐えるモミジに葉がなかなかないのです。
色が変わりかけのものはまだ綺麗なのですが、赤くなったのはボロボロ。

染まり方も、良く見るといまいちのような気がします。
なんていうか、燃えたぎるような赤さが無いのです。

温暖化のせいで冷え込みが緩くなり、それが紅葉に影響してるとしたら、そのうち首都圏では綺麗な紅葉は見れなくなる日が来るのかもと、少し心配になってしまいました。