怒涛のサナア編。いよいよスタートです。
窓から見えるのは、
世界遺産にも指定されているイエメンの首都サナアの旧市街。
ここはタージタルハホテルの
マフラージ(最上階の客間)。
窓からサナアを見渡せる幸せ。
ハバーバからサナアのホテルに戻ると、フロントで日本人二人組に会いました。
シャハラに勧誘した二人とはまた別の二人。
時期のせいもありますが、イエメンを旅する日本人、結構多いです。
彼女達が宿泊していたのがマフラージ。
「へぇー、マフラージって泊まれるんだ」
↑の夜景、いつもよりシャッター長めに開けてます
そしてあっという間に時は流れ、今日はイエメン最終日。
サナアを中心にあちこち回っていたのですが、あちこちが多すぎて、僕はまだまだ
サナア不足。
彼女達の後釜狙いで、マフラージにチェックインしました。
「マフラージは
20$だよ」とホテルのオーナー、
「ノー・プロブレム」と僕。
「君は、サナアの景色をお金で買うんだね」とオーナー
「オフ・コース!!」
夜、マフラージにやってきて、
「おー、ごめん、ごめん」と言って、ルーフに上がって行ったスペイン人カップル。
本当は中に入れてあげたかったけど、その日は最終日。
部屋の中は
豪快に荷物ぶちまけ状態(汗
ルーフから降りてきたスペイン人と窓越しに話したら、彼らは2週間イエメンに滞在するのに、サナアは
たったの1日だけとのこと。
なんてもったいない。
マフラージにいると、意味も無く窓の外を眺めにやにやしてしまいます。
夜明け前に
大音響のアザーンで起こされた後も、いつものように二度寝しないで、ついつい窓の外をちらちら。
こうして、
最上階まで登る体力と、ささやかな睡眠時間と、+5$のルームチャージと引き換えに、僕のサナア不足は少し解消されたのでした。
ああ、でもまだ僕にはサナアが足りない。
もっと長くいたかったなぁ。
これがタージタルハホテルのマフラージのキー。
次にこのキーを手に入れるのは、今このblogを読んでるあなたかも知れません。