(旧) 地球のどこか片隅で

今まで行った旅行先のエピソードを中心に、日々感じたことなどをつぶやいてます!!

1 vs 0にいたるプロセス

2005-03-30 | つぶやき
祝サッカー日本代表 二勝目

バーレーン戦 1対0で勝ったようですね。
でも11時からBSで試合を見るので、それ以外の情報はシャットアウト。

誰が点を取ったかも、いつ点が入ったかも知りません。

それならば試合結果もシャットアウトすればいいのにと思われるかもしれませんが、知ってしまったものは仕方ない。

とりあえず1 vs 0にいたるプロセスをワクワクどきどきしながら時差観戦しようと思います。

ヨルダン アカバで異文化コミュニケーション

2005-03-29 | ヨルダン
夕方アカバのホテルのルーフで僕は一人海を眺めていました。

ルーフというのは屋上のこと、ヨルダンは雨が少ないのでルーフで泊まることができるのです。
それが一番安いので、長期旅行の人の中には、宿泊はルーフ専門なんてツワモノもいます。

ちなみに僕は軟弱なので、リッチにシングルルームでした。

人のいない、一番見晴らしのいいところを見つけ、自分だけの世界に入っていると、従業員やってきて「何してるの?」と聞いてきました。
ここは駄目なのかな?と不安になりながら「夕陽を見てるんだ」と答える僕。
すると彼は、何も言わずにイスを持ってきてくれました。

日が沈むまで、しばし彼とコミュニケーション。
とはいえ、英語のほとんど話せないその従業員と、大学出とは思えない英語力の僕。
流暢なコミュニケーションとはいきません。

一つの事を伝えるのに四苦八苦。
これはもう会話というよりも連想ゲームでした。

しかし、伝えたいって気持ちがあれば通じ合うもの、どうにかこうにか意思が伝わり二人で笑顔
ふと気付くと、太陽は対岸のイスラエルへと沈もうとしています。

「楽しんでいってネ」と、そっとその場を去る従業員。
うんうん、わかってるじゃん。
彼のさりげない気配りに感動。

楽しかったヨルダンも残すところあと1日。

キングスハイウェイでの予期せぬヒッチハイク
最高だったペトラ
灼熱のワディ・ラム
ここアカバでのダイビング
色々な思い出が頭をめぐります。

そして、いつしか夕景は夜景へと変わっていくのでした。


※手前の暗いところがヨルダン。向かいの明るいところがイスラエル。

ヨルダン 紅い砂漠ワディ・ラム

2005-03-28 | ヨルダン
ぺトラを後にした僕は、ワディ・ラムと呼ばれる砂漠に向かいました。
ホテルで催しているランクルでまわる砂漠一泊ツアーに参加したのです。

砂漠というと砂丘が波打つように続いていく風景を思い浮かべるかも知れませんが、ここワディラムは砂漠地帯に大きな岩が転々としています。

ワディ・ラムの砂の色は赤。
岩山に登って見渡すと、まるで紅い海に、島が浮かんでいるように見えます。
よくラクダは砂漠の舟と呼ばれますが、この景色を見るとそれも納得です。

いうなれば、ここは陸の紅海。

風に吹き上げられ、岩の上に積もった砂は、まるで水のように指の間から流れ落ちます。
サラサラ、サラサラとすくっては流し、すくっては流し。
なぜか嬉しくて、何度も何度も繰り返してしまいました。



次第に影が長くなり、紅い砂漠が更に紅くそまるサンセット。
そして砂漠の夜がやってきます。
キャンプファイヤーの光を避けて、少し歩くと、そこには満天の星空。
炎天下、一緒にすごした人達との楽しい語らい。

本当にとっても楽しい砂漠ツアーでした。


ワディ・ラムから持ち帰った紅い砂。

この砂を見るといまでも思い出します。
燃えるような太陽を。
満天に星を散りばめた夜を。
寒さで目が覚めた朝を。

そして、たくさんの出会いを。


ヨルダン ペトラ色に染まれ

2005-03-26 | ヨルダン
今日は、僕の大好きな遺跡、ヨルダンのペトラ遺跡を紹介します。

この遺跡、良く出来たドラマのように、クライマックスに向けて旅人達の気持ちを盛り上げてくれます。

ペトラに行く人が必ず通るのが、1.5Km程続くシクと呼ばれる細い道です。
切り立った崖に挟まれた、曲がりくねった道は先に進めば進むほど狭くなっていきます。

そして、唐突に隙間から覗くバラ色の神殿。
これがインディー・ジョーンズ3にも登場したエル・ハズネです。

あるのを知っていてもドキドキしてしまうのですから、発見者の驚きは計り知れないものだったでしょう。

もうつかみは>
これを見ただけで気分は最高潮!!

でもこれは広い広いペトラの入り口にすぎないのです。



ペトラをペトラたらしめているのが、燃えるような岩の色です。
鉄分で赤く染まった岩はどこを見ても芸術品。
形容しがたい、この色、この模様、まさにペトラ色

ペトラは紀元前13頃から繁栄していた古代都市の跡。
元はナバティア人の町でしたが、ローマ時代には円形劇場も作られています。

そんな人種や、時代も超越して、遺跡はペトラ色に染められているのです。


↑はペトラもう一つの目玉エド・ディル
エル・ハズネを大きくしたようエド・ディルは岩山の上にあります。
歩いて片道1時間弱と少し遠いけれども、ここも外せません。

燃えるような色と書きましたが、ペトラは実際に燃えるように暑いです。
炎天下の下、一日歩き続けるとふらふらになります。

それでも、何かに惹きつけられるように歩き続けてしまうのがペトラ。

またいつの日か、ペトラ色に染まってみたいものです。

イラン テヘランのサッカー小僧

2005-03-25 | イラン
日本陣内の戦い続く…イラン戦前半 (読売新聞) - goo ニュース

今、TVで日本 vs イランの試合を見ながらこのblogを書いています。

毎回アウェーの試合になると、旅行会社が0泊3日の弾丸ツアーを企画しますが、僕のイランの旅もノンストップでした。

泊まった場所?を書いてみると

1日目 飛行機内泊
2日目 シラーズのホテルで睡眠
3日目 夜行バス シラーズ→ケルマン 
4日目 バムのホテルで睡眠
5日目 夜行バス ケルマン→イスファハン
6日目 イスファハンのホテルで睡眠
7日目 夜行バス イスファハン→テヘラン
8日目 飛行機内泊 テヘラン→イスタンブール
9日目 飛行機内泊 イスタンブール→日本

これって何泊っていうのでしょうか?
我ながら良くやったって感じです。

今日の写真はテヘランの公園で力尽きていたときに撮ったイランのサッカー小僧です。

数年後、彼らが日本の前に立ちふさがる日が来るのかも知れません。

「おー、小野のシュートが外れたぁ」
しっかり応援しないと。。。

頑張れ日本!!