(旧) 地球のどこか片隅で

今まで行った旅行先のエピソードを中心に、日々感じたことなどをつぶやいてます!!

ウズベキスタン 僕には撮れない写真

2005-11-15 | ウズベキスタン
ウズベキスタンの古都ブハラの中心にあるカラーンモスク。
ブハラの街をふらついていると、何度もここを行き来することなり、当然のようにここに陣取るみやげ物売り達とも顔見知りになるわけです。
そんな彼らを撮ったのが↑の写真です。

最初のうちは「写真撮って!!」で満足してたのに、そのうち「カメラ貸してよ」に変わっていき、最後は僕のカメラを奪っていったのが、↑の一番左の帽子をかぶった女の子

しばらくして得意気に帰ってきた彼女が撮った写真は、



おおおおおおお おー!!
なんかとてもアットホームでいい感じです。
顔は切れているけど、それを越える何かがあります。

パラパラとめくっていくと、



おおおおおおお おー!!

カメラの前ではポーズをとってしまうウズベキスタンの男がこんな顔するなんて。

短い旅の途中、仲良くなっても、結局は他人。
こんな写真を僕も撮りたいと、彼女の写真に少しだけジェラシー

それにしても、カメラの使い方も教えてないのに、あっさり使いこなしてしまうあたり、もしかして天才?

底知れぬ可能性を感じさせてくれたブハラの少女カメラマンなのでした。

ウズベキスタン 大きなたこ焼きの下で

2005-08-04 | ウズベキスタン
ヒヴァにはたくさんのミナレット(尖塔)があります。
そしてほとんどのミナレットに登れます。

それでは、どのミナレットからの景色が一番なのでしょうか?
登れるミナレット完全制覇をした僕が選ぶ眺望のいいミナレットNo1は・・・

ジャーン

市場側の城門を出たところにあるマイナーなミナレットです。

富士山や新宿の高層ビル群を綺麗に見たいと思ったら、その中からみるよりも外から見るほうが全体が見れて綺麗じゃないですか。

このミナレットも城壁の外側にあるので、イチャンカラ(内城)全体を見渡せるのです。



そして城壁の外側に広がる市場も一望できます。
ボコボコと飛び出したドーム屋根。
下から見ると綺麗だけど、上から見ると巨大なたこ焼きです。



そして、その巨大たこ焼きの下には露店のおばさん。
大きなたこ焼きの下で揚げられたウズベキスタンの餃子は優しいアジアの味がしました。

ウズベキスタン 未完成のミナレット

2005-07-13 | ウズベキスタン
ウズベキスタンの三都と言えばヒヴァ、ブハラ、サマルカンドです。
人それぞれ好き嫌いはあると思いますが、、僕は断然ヒヴァ派

イチャンカラを囲む城壁の中に一歩足を踏み入れると、そこはもう中世そのもの
城内のホテルに泊まれば、朝起きてから夜寝るまでそんな空気の中ですごせるのです。

そんなヒヴァのシンボルが未完成のミナレット「カルタ・ミナル」
工事が中断されてしまったのは、途中で王が死んでしまったから。

でも「この街の時間が止まってしまったからさ」って言われてもそれを信じてみたくなる街、それがヒヴァなのです。


ウズベキスタン 出来立てのほやほやはいかが?

2005-04-24 | ウズベキスタン
シルクロードの国ウズベキスタン。
ここが中国とイスラム世界の中間であることを一番実感させてくれるのが、この国の食です。

麺やシュウマイもあれば、ケバブ系もある。

そんな中、一番お世話になったのがプロフ。
いわゆるピラフです。

このプロフ、ある程度まとめて作るので食べるタイミングによって味に違いがあります。
正確には味というより油っぽさ。
一概には言えませんが、作ってから時間が経てば経つほど油がギトギトになる傾向があるのです。

好みの加減のものを食べれるかどうかは運次第。

皆さんもウズベキスタンに行ったら、何度か試してみてください。
同じに見えて意外と違いますから。


ウズベキスタン 日本語は好きですか?

2005-04-23 | ウズベキスタン
ティムール帝国の中心だった、青い都サマルカンド。

そのサマルカンドには季節限定で日本人向けツーリストインフォメーションセンターがオープンします。
サマルカンド大学で日本語を勉強している生徒達が、休みを利用してボランティアで運営しているのです。

言葉を知るという事は、その国を知ると言うこと。
その気持ちが、とても嬉しかったので、昼の暑い時間に遊びに行って、日本語で話してみました。

「日本に行ったらどこに行きたい?」ってべたな質問をしてみると、答えは全員「沖縄」
なんで沖縄なんだろうと思って聞いてみると、奥の方から日本語のテキストを持ってきて、その中の例文を指差します。


沖縄には綺麗な海があります


ウズベキスタンは内陸の国。
彼らにとって海は一度は見てみたい憧れなのです。


同じアジアの一員でありながら、日本では思いっきりマイナーなこの国。
この国に行ったことはおろか、位置を知っている人も少ないかもしれません。
でもそんな近くて遠い国にも、日本に興味を持ち憧れてくれる学生達がいる。

それってすごく素敵な事だなって思います。