(旧) 地球のどこか片隅で

今まで行った旅行先のエピソードを中心に、日々感じたことなどをつぶやいてます!!

ロシア おもてっ面しか見れなくて・・・

2005-12-20 | 旅行(海外)

全てががっちりしすぎで、大味で、なんとなく落ち着かなくって。
少しビクビクしながら歩いたモスクワ。

ヨルダンの帰りに寄ったので、服装がやたら刺激的に見えたっけ。
それがモスクワの第一印象。

いろいろ苦労してようやく入場できたクレムリン。
金ピカ教会を見て感じたのは正直なところ豪華さではなくて、薄っぺらな安っぽさだった。



しかし中に入ると違いました。
一面にイコンが描かれた壁、外から差し込む光。
中も金をたくさん使っているのですが、それは外とは違って上品な金。
いい感じにしっくりと溶け込んでいる重みのある空間。
モスクワ入りして始めて、安らぎを感じられた場所だったのです。



モスクワから成田への飛行機の中。
僕の横に座ったのは、地球の歩き方にも投稿した文がたくさん載っているという、ロシアLOVEな女の子。
彼女はひたすらロシアの良さを僕に話してくれました。

話の中身は忘れてしまったけど、あの熱さは今でもしっかり心に残ってます。
おもてっ面しか見れなかった、半日のモスクワ。

彼女はの眼には、きっと僕には見えなかった真のモスクワが見えていたのでしょう。
いつか僕も、それを自分の眼で見てみたい。
それまではロシアに行ったなんて言ったら、怒られてしまいそうです。

あなたが笑えば、みんなも笑う

2005-12-15 | 旅行(海外)
落ち込んでいる人を見ていると自分も哀しくなってしまう
嬉しそうな人を見ていると、自分の心もはずんでくる

オセロのコマのように、笑顔は連鎖する

あなたが笑えば、みんなも笑う

とっても単純なことだけど
ときどき見えなくなってしまうこと

でも大丈夫
世界は笑顔で満ちているから

ヴァチカン 想い出と現実の狭間で

2005-12-10 | 旅行(海外)

初めてヴァチカン美術館に行った10年前。
チケットを買うときからもう長い列、中に入っても人・人、人。
館内に満ち溢れる世界中の人たちの熱気。

それはシスティーナ礼拝堂の最後の晩餐と対面する頃に最高潮に達し、僕の中に強い印象を残しました。

なので、それから8年後、二度目のヴァチカンでは、混乱を避けて朝一番に向かったのです。
「あれっ、空いてる」
あっさりチケット買い中へ入ると人もまばら。
10年前は一直線に礼拝堂にめけて流れていた人の流れはなく、行ったり来たりしながらじっくり絵画を鑑賞する余裕さえありました。



これは狙い通りと言えば、狙い通りだったのですが、少し寂しくもありました。
10年前のあのエネルギーが、想い出の中で増幅されていたせいもあると思いますが、早起きして観た美術館に僕は抜け殻のようなものを感じてしまったのです。

想い出という幻想が産んだ抜け殻。



最初の衝動に勝つ衝動はなかなかありません。
でも一番怖いのは、表面をみただけで、ああこんなもんだなと、今までの経験から決め付けてしまうことだと思うのです。

深いところにはたくさんの驚きが眠っているかも知れないのに、表面だけ見て、その奥には目をつぶってしまう。

初めてのヴァチカンと二回目のヴァチカンの差が、25歳と33歳の差だとしたら・・・

経験が産み出す退屈。
でもまだ何も知らないのに知った気になって本質に目を瞑っていたらそれこそ悲劇です。

何歳になっても、ありのままを受けとめて、
「はぁ」とか「ひぃ」とか「ふぅ」なんて元気のないため息をついたりしないで、「へぇ」「ほぉ」っ思う好奇心と驚きを忘れないでいたいって思います。

イタリア ローマをナイトウォーキング

2005-11-18 | 旅行(海外)
サンタンジェロ城

去年の2月、チュニジア行きの途中に1日だけ滞在したローマ。
僕にとっては二回目のローマでした。

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初めてのローマ。
それは1995年の秋。
今でも旅慣れているとは言えませんが、当時の僕は海外二回目。
自由旅行ではなく、友達と3人、ホテルと飛行機だけは全部ついてくるパックツアーでの旅でした。

成田からローマに到着後、現地添乗員にホテルに送迎してもらい、
「スリが多いので気をつけてくださいね」
「はーい」
なんて感じで添乗員と別れたあと、いきなり大事件が起きたのです。


ヴァチカンのサンピエトロ寺院

「あれ~!! 僕の財布がない。スーツケースの鍵も入ってたのに・・・」

とりあえずフロントに行くと、
「ノープロブレム、明日の朝また来なさい」
と自信に満ち溢れた表情で言います。

仕方なくその日は友達に服を借りて眠り、翌日再びフロントへ。

すると奥の方から鍵がたくさん入った箱を出してきて、
「この中に同じのがありますか?」

「あっ、多分これです」と見覚えのある鍵を選びトランクを開けてみると、パカッと開くではないですか?

「同じタイプのがあって良かったね。この鍵は特別にプレゼントだ」と従業員。

「違う、何か違う、絶対ちがーーーう」って思いながらも、何も言えない弱気な僕だったのでした。


スペイン広場の噴水

その後、いろんな国に行って、二度目のローマでは夜の街を歩き回れるくらいには成長しました。
今日の写真は二回目のローマで撮ったものです。

ロマンチックのかけらもない話で、どうもすみません

ハワイ バカンスとお仕事は両立するか?

2005-07-18 | 旅行(海外)

太平洋に沈む夕陽をクルーザーから眺める幸せ。
南の島でバカンスって最高。


なんて書きたいところなのですが、実はこれ出張だったんです。
もう数年前のこと、ミーティング会場がなぜかハワイ。
しかもオアフ島ではなくてハワイ島

写真は、ミーティングの後にクルージングしたときのもの。
これだけ見ると遊びに行ったように見えるかも知れませんが、仕事してました。

リゾートホテルでみんなが水着で遊んでいる中、日の当たらない部屋に入っていく団体。
みんな日焼けしているのに、なぜか真っ白で浮いている団体。
浮き輪ではなくてノートパソコンを抱えている団体。

そんな怪しい団体の中に僕はいたのでした。

外には綺麗な海があるのに、部屋の中で打ち合わせなんて、フラストレーションばりばり
やっぱり仕事をするには、それに適した場所があるってことを思い知らされたのでした。


ハワイは二回行ったけど、一回目がホノルルマラソンで、二回目が出張
一度はバカンスの王道をハワイで楽しんでみたいものです。