歯科医師の洞口です。
今回は「骨隆起」というものについてのお話です。
骨隆起とは、顎の骨が刺激により大きく発達し、コブのように盛り上がったものを言います。
骨隆起は強い力がかかる場所にでき、歯ぎしりや食いしばりがある方に多く見られます。
上顎の真ん中にできるものを口蓋隆起
下顎の内側にできるものを下顎隆起
と言います。
骨隆起は骨の塊なので、食事や会話などに支障がなければ治療の必要はありませんが、原因を解決しないと大きくなっていくことがあります。
また、原因となる歯ぎしり食いしばりは、歯がすり減る、歯にヒビが入る、ヒビからむし歯になる、歯周病を悪化させる、などを引き起こしてしまいます。
歯ぎしり食いしばりの対策として、くいしばらないよう意識する、筋マッサージ、マウスピースの装着、ボツリヌス療法などがあります。
お口の中に「骨隆起」がないか観察してみてください。
もしある場合には適切な対策を行い、大切な歯を守りましょう！
気になることがあればお気軽にご相談ください✨
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