ゆりの木歯科医院通信

東京都文京区千駄木のゆりの木歯科医院での取り組み
「元気」「きれい」になるためにやっていることなど

歯科レントゲンの放射線量について

2011年04月17日 | 治療について
歯科レントゲンって安全なの?
放射線量ってどのくらいなの?

こんな質問を頂くことが多くなりました。



こちらのデジタルパノラマレントゲンで撮影できるのは・・



このような口腔内全体の画像です。

歯科パノラマレントゲンは、

集団検診で撮影する胃のレントゲン写真1枚(約4.1mSv)のおよそ100~400分の1、

自然界から1年間に受ける放射線のおよそ40~100分の1程度です。

さらに当院では、デジタルレントゲンで通常のフィルムタイプの約10分の1です。

フイルムタイプの歯科レントゲンが1枚、約0.04mSvで

当院のデジタルタイプがその10分の1で、1枚、約0.004mSV.

つまり胃のレントゲン写真1枚のおよそ400分の1です。

放射線量で、よく比較される東京・ニューヨーク間を飛行機で往復したときの放射線量が0.2mSvですから

その線量の低さがお分かりになると思われます。

このことから、当院で撮影するレントゲン写真の安全性は高いといえます。

また、妊娠に気付かないで撮影された場合、心配になることがあります。

奇形や精神発達遅延が現れるのに必要な放射線量は50mSv以上です。

母体内の胎児がこれを超える放射線を受けた場合でなければ、これらの障害は発生しません。

さらに腹部は鉛入りの防護エプロンにて守られていますので安心です。


とはいえ、

放射線被爆はなるべく避けたいもの。

不必要な撮影は行わないようにするのはもちろんです!

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歯科レントゲンの安全性は極めて高いといえます。

そして、レントゲン写真から得る情報は、より良い治療に不可欠といえます。

患者様のご理解とご協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

東京都文京区千駄木 痛くない歯医者さん ゆりの木歯科医院HP

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