その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋四十八手(呼び戻し)

2009-11-19 19:29:27 | 四十八手

本日の夢屋四十八手、決まり手は『呼び戻し』であります。
『呼び戻し』は、別名『仏壇返し』とも言われ、土俵の鬼と称された初代「若乃花」が得意とした技であります。豪快過ぎて、大相撲でもそうそうお目にかかれる技ではなく、剛腕と強靭な足腰があって為し得る技と言われております。記録によれば、初代若乃花の甥である横綱「貴乃花」が12年程前に記録したのが最後と言われていることからも頷けます。
           
この『呼び戻し』という技、一度紹介しました「弥次郎兵衛」の原理と同じで、相手を呼び込む(自分側の引き込んだ)その反動を利用して、反対側に捻り倒してしまう技…ただし、私のように地方出身者が都会生活をしていて「呼び戻し」という言葉を聞きますと、華やかな生活から退屈な田舎暮らしに「呼び戻される」という連想をしてしまいます。
年齢的にも都会生活に魅力を感じるようなことは無くなってしまいましたが、寒さが身にしみるこの季節、ち~とばかり、暖かい地方に憧れともいえる感情はフツフツと湧き上がってきます。
           
私のブログ記事で、何故か人気の『雪中野菜』(2009.01.08up)でありますが、雪の下に残した茎から側芽が出て、放りっぱなしにして置きましたところ、7月末に結球キャベツを収穫できまして、さらに、出てきた側芽を整理しながら放って置きますと、遂に「三代目のキャベツ」が見事結球しました。ほーほっほ!昨年秋まきして収穫したキャベツの孫キャベツであります。早速、いただくことにしますが、小振りではではありますが、夫婦二人の食卓には十分な大きさです。さて、四代目に挑戦するか…残念ながら、これからの季節では側芽が成長することはありませんので、ひと冬、根が生き続けることができたならということになります。ん~。四代目…嫌な予感が…夢屋第四代当主の私、ここいらが観念のしどころでしょうか。
憎まれっ子世に憚るなどと申しますので、夢屋第4代当主も雪の下で頑張ろうと思いますが…夢々、夢屋5代目の「ポン太郎」を田舎に『呼び戻す』ことのないように健康には気をつけたいと思います。
           


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