ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

平成落首考から

2008-12-30 09:24:08 | 独り言
朝日新聞に掲載の「朝日川柳」。時々刻々と移り変わる世相を喝破して面白い。17文字のなかに多くの筆者の方のいきどうりや、嘆きや、喜びが端的に表現されている。思わず苦笑しながら読ませて頂いているものが多い。

暗い世相を反映してリストラや景気不安、不安定な政局や総理の言動を問う川柳も多かったのは事実だ、しかし小生は選者の「西木空人」さんが平成落首考として、選んだ川柳から、比較的明るいものをご紹介してみたい。

◎「ほほえましい川柳詠める春を待つ」。◎「日一日それでも正月近づきて」。新年は本当に明るい日々が送れる世の中に変わって欲しい。そんな願いを込めておられる。◎「振り返るのも恐ろしい年暮れる」。早く過去に流し去りたい年でもあった。

北京五輪、終わってみれば成績では女子の活躍が目立った。◎「男の子そこ退け女子のお通りじゃ」。

ノーベル賞の大挙受賞もありました。報道された受賞の研究内容は。◎「読んでも聞いても解らぬがめでたい」。

よその国のことながら、オバマ次期大統領の当選。◎「便乗で叫ぶチェンジは恥ずかしい」。日本も変わって欲しいが本音でしょう。そう言へば我が国でもありました。キムタク主演の「CHANGE」というドラマが。

最後に、◎「ダイエットする人総じて冷め易い」。今回はバナナでしたね。これにも賛否両論がある。あのスーパーなどの売り切れ状態は何だったのか?

来年には明るい話題で一杯の川柳を拝見したいものだ。

コメント (6)
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