ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

犯人は今何処に?

2008-12-11 09:50:17 | ニュース 
昭和は遠くなりにけりーーー3億円強奪事件

40年前の昭和43年12月10日、世にいう3億円強奪事件が発生した。東京の東芝府中工場にボーナスを届ける銀行員の車から、白バイ警官を装った犯人が、まんまと3億円の現金入りジェラルミン製の3個のトランクを強奪して逃げ去ったのだ。

現場に置き去りにされた偽装された白バイ、逃走用に使用した乗用車等々遺留品が多数発見された。また犯人が装った白バイ警官のモンタジュー写真も大々的に公表されたが、現在まで真犯人は捕まらず40年が経過してしまったのだ。

実にドラマの中のような鮮やかな手口の犯行に世間が湧き、その後に色んな憶測が出た。真相に迫るとした推理小説やドラマも数多く発表され現在に至っている。それだけ世間の関心が深かった事件だが、怪我人も出た訳でもなく、現金は保険で補填されされたこともあり、一種の愉快犯の仕業とさえ見られたのだ。

事件当時の3億円はどれだけの価値があったのだろうか?,当時のジャンボ宝くじの一等賞金が1千万だったから、現在の2億円に比べると金額的には20倍になる。そう考えると強奪された3億円は、現在の60億円程にも匹敵する金額になると思われる。

世間は40年の間に大きく様変わりしている。石油ショックやバブル、そして崩壊も経てきている。犯人は巨額の金額をどう使ってきたのだろうか?、さらに大きくした資産で、自家用ジェット機で世界中を駆け回り、ハワイやビバリーヒルズ、はたまた六本木などに豪華な住居を構えて、悠々自適の生活を送っているのだろうか?

現在は世界中を巻き込む、経済危機の最中である。一度は大きな金額を手に入れた犯人は40年後の現在をどう暮らしているのだろうか?、そんなことも大いに興味がある。事件以来もう40年も経過している。真犯人は是非に名乗り出て欲しいものである。

当時、事件の起きた府中市の隣街に住んでいた小生は、今もこの事件に重大な関心を持っている。是非事件の真相と犯人の40年間の生活をかいま見たいものである。



コメント (6)
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