ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

大河ドラマ「篤姫」終わる

2008-12-15 10:35:47 | TV DVD
昨夜今年のNHK大河ドラマ「篤姫」が終了しました。政略的に13代将軍家定公の御台所に送り込まれ、家定公亡き後も14代将軍家茂公の後見役を務め、15代将軍慶喜公を守り、そして徳川家存続に力を注いだ女傑の物語であった。

今回のドラマは原作を大きく離れて、若き日の小松帯刀(尚五郎)の主人公に対する密かな恋心を軸に、やがて暗愚とされていた将軍家定公との心を通わせる場面。そして14代家茂公に降嫁された和宮との朝廷と幕府、そして親子としての対立が、多くの女性フアンをひきつけるドラマにもなっていて毎回高視聴率を記録したようでした。

このドラマの後半は、当時の政情の通りに急テンポに物語が展開して、やや説明不足の感があったが、明治維新という急激に変わった時代を、いわゆる敗軍とされた幕府の側から描いた珍しい物語になっていました。

最終回は1時間15分の長い時間でしたが、篤姫が駆け抜けた時代の各々の人物像を描写した素敵な終わり方だったと思いました。それにしても原作者の宮尾登美子さんが、このドラマには豪華な衣装代がかかったことから、原作料が値切られるのではないかと心配したと述懐していた。大奥での女性たちの素晴らしい豪華な衣装が本当に素晴らしいと思った。

珍しく大河ドラマ(時代劇が主体なので)をあまり見ないカミさんも、このドラマは終始一緒に鑑賞したのでした。
若手俳優を積極的に主役に配する大河ドラマ路線は今後も続く様です。


コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする