少し離れたところにそっと放したピーターラビット。
でも、トラクターを動かそうとするとスベルべママの悲鳴。「危ない!」。
なんと、見つけたあたりの草の中に再び帰っていたのでした。
丸く固まって、動こうとはしません。
危険を感じると、固まってしまうのか。
または、自然に睡眠状態に入って動かなくなってしまうのか。
大きさが分かりやすいように腕時計を並べます。
それでも、ピーターラビットは微動だにしません。
草刈り機で切っても、トラクターで耕しても悔いの残るところ。
幸いにして、どちらも危ういところでかわし、まさにピーターラビット危機一髪でした。
さて、その夜は雨でした。
翌朝、心配で動かずにいたところを見ます。
もちろん刈った草の中にはいなかったし、なんとトラクターで耕した畑に小さな足跡。
親ではない、小型の足跡は兄弟だったのでしょうか。そして、小さく点々とピーターラビットの足跡も。
不思議なような野生の力、生命力を感じさせられました。
もう少し大きく育ったら、きっと恩返しに畑に来て、野菜を食べてくれるのでしょう(笑)。
(終わり)
運が良いというか、良く注意されているようですね。
足跡もかわいいようですね。
自然と身に付いた護身術なのでしょうね。
明らかに親ウサギとは違う小さな足跡で、本当に兄弟かと思われます。
きっと再開と無事を喜んだのでしょう。
以前に、家の近くの畑で見つけたこともあり、驚きました。
その小さな畑と山の間にはJRの線路があるのですから今でも不思議です。
小さくても生命力に満ち、不思議な力を感じさせてくれるウサギ達です。