畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

魚沼ではならではの山菜かなー

2019-04-30 05:02:30 | 山菜

 すばる姉のところに伊勢参りの旅の土産を届けたくて雨の日に電話を入れた。

折り返し連絡があり、出雲崎の鮮魚店に電話をしたら、浜焼きが間に合うと言い、これから取りに行くという。

 それならば、帰ってくる時刻までには少し余裕があるから山菜でも採ろうかという話に。

雨の中を軽トラで出かけたら、他人の車も止まっていたけれど、初物の「木の芽」は盛りを迎えつつあった。

 

  雨に濡れそぼちながらも元気な「木の芽」は実は「アケビの新芽」です。

普通は木の芽と言ったら山椒の芽のことでしょうが、ここ魚沼ではこれを「木の芽」と呼んで珍重します。

 あ、濃紫の小さな花がアケビの花で、順調に実を結んだならば秋には美味しい「アケビの実」になる。

ブログ友達の「ミケさん」言うところの実の殻に肉味噌を詰めて焼く「アケビ釜」も待ち遠しい。

 

  ここは広域農道のすぐ脇なのですから嬉しいですね。

しかも、元畑地であり、雑木も低い物にアケビ蔓が絡みつき採りり易いのがありがたい。

 

 同じアケビ蔓、木の芽も雪国の妙高では苦すぎて食用にする習慣が無いと言うから不思議です。

勝手に「山菜の女王」なんて呼んでいるけれど、幽玄・玄妙な味は女王の名にふさわしいと思うのですが。

 

 夫婦二人であっという間にこんな量を採りました。

自分たちはまだ食べていないけれども、先ずは「すばる姉」夫婦に食べて頂きましょうか。

 姉宅の訪問、午後からの会議が二つと相変わらず忙しい一日。

でも、自分たちも初物を食べたくて、夕方近く降り続く雨の中を山の畑へ。

 どなたかが我が家の畑周りに来て収穫した形跡があったけれどもすぐに大きな束が一つ採れた。

さて、これで買い置きしチャンスを待っていた「越乃寒梅」と思ったけれども婿殿不在で我慢。明日にしようか。

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笑愛!?

2019-04-29 04:21:54 | 

 「笑愛」?笑う愛って何でしょう。

今年仕入れた肥料で、活菌体「万能たい肥」と謳ってあります。

 

  冬の内に予約していたのでしたが、最近30袋到着。

最初は20袋予約したのだが「先行予約で安くします」なんて言葉で10袋追加した優柔不断なスベルべでした。

 

  ほーら、良いこと尽くしでしょ(笑)。

物の宣伝文句、宣伝コピーなんてこんなものでしょう。単純なスベルべは熟慮する事も無く飛びついた。

 

  配達担当者に「他の堆肥との混用は駄目でしょうか」と聞いた。

「大丈夫です。でも、生石灰は使わないでください。折角の活菌体が死んでしまいますから」と言われた。

 

  その言葉に力を得て、牛糞堆肥と混用しました。

たっぷりの牛糞堆肥を敷き均し、その上に「笑愛」を重ねて散布。

 ここは、ブログ仲間の「熊取のおっちゃん」さんから種を頂いた「山本ナス」を100本植える予定。

たっぷりの堆肥だけで、育てますから「笑愛」効果で、一段と美味しい大きなナスが採れるはずです。

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連載194「畑の苦労が報われるとき」(その3終わり)

2019-04-28 05:50:49 | 

 堆肥たっぷりで無農薬の人参は、ニンジン臭いが甘くて子供たちにも人気です。


 秋野菜の季節です。もうすぐ畑には雪が来ます。

         畑の苦労が報われるとき(その3終わり)

 先日聞いて嬉しかった言葉があった。

「スーパーで買った野菜を処理すると、処理している最中から手がかゆくなり、炊事が終わり、

夜寝る時もかゆくて眠れない事が有ったけれど、この野菜はそんなことが全くありません」と言うもの。


 何故だろう、農薬を使わないからかと考えていたけれど、先日農業に関する本を読んでいて得たりと思った。

それは畑に微生物が存在すると、野菜の生命力も強くて、長持ちするというもの。

そして、手のかゆみはもちろん農薬です。


 先進国の一つとしての位置を確立している日本だが、こと農薬使用などについては先進的とは言えない。

中国韓国と並んで、単位面積当たりの農薬使用量が世界のベスト3に入っているのです。

 農薬に対する考えを変えなければ、先進国とは言えない。

んな風に手前味噌ながら農薬を使わない我が家の農業を考えるのです。

          (終わり)

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六万騎山に家族で登る(その2終わり)

2019-04-28 05:08:26 | 登山

 盛りを過ぎたとは言え、登山道の両側がカタクリの群生地になっている場所も。

今、息子を背負っている娘の初登山は4歳だったと言うから、孫は記録を塗り替えたのかな。

 

  六万騎城の見張り所か何かが有った所か、所々に広がる広場がある。

そこはもう本当にお花畑の様相。ご覧の通り、やや萎れてきているけれど、花盛りに見たいものです。

 

  同じような人工的な広場が何か所かあり、そのうちの一箇所にはベンチも。

そのベンチのある場所に陣取り、家族五人でお昼ご飯を食べました。

 

 

 嬉しかったのは何羽かの「ギフチョウ」が訪問してくれたことです。

番なのか戯れながら飛ぶ姿も見られました。「カンアオイ」等だけを餌にして生まれ、カタクリの蜜を吸うのだとか。

 まだ歩けない孫も目ざとく見つけ、ハイハイで近づこうとさえしていました。

 

 桜の花越しに白く輝く山は巻機連峰の最高峰「牛ヶ岳」です。

昔々、小学生と中学生だった娘とその頃飼っていた犬の「チロ」を連れて登った懐かしい山です。

 夫婦ともに若かったですね。危険な沢登コース「ヌクビ沢」を登ったのでしたから。

翌日には東京からの登山者が同じコースで転落死して、ぞっとした記憶もあります。

こうして、孫を始めての初山、初登山は無事に終了。満一歳を迎えたばかりの孫の記憶には残らないかなー。

         (終わり)

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連載194「畑の苦労が報われるとき」(その2)

2019-04-27 06:06:16 | 

 暑い盛りのジャガイモ掘り。

慣れた子は躊躇せず、すぐに靴を脱いで裸足です。


 こちらはさつま芋掘り。おや、親の方が熱心じゃないか。

     畑の苦労が報われるとき(その2)

 その「越後の台所 すずきち」(初めに出店した店名で、その後グループを5店舗を増やし、

6年ほど前には新潟にも進出し2店舗目を平成30年3月にオープン)と縁あって付き合いが始まり、今日に至っている。


 ありがたい事は、こちらが野菜を持ち込まなくても、長岡から仕入れに来て下さることです。

初めはオーナーシェフ自らが畑まで足を運ぶことさえ有りました。

その後は信頼を得て、従業員が来たり、時間が取れた場合はオーナーが来るが、

畑まで足を運ぶことはさすがになくなった。


 その仕入れの際に聞いて嬉しかったのは「スベルべさんの野菜は、

スーパーで仕入れた野菜が萎れてダメになっても、何時までも元気です」と言う言葉。

 他にも自前の直売所「農天市場」を通じて知り合った、子育てサークル「おむすび」のメンバーも付き合いが続き、

我が家まで直接買い付けに来て下さる。

          (続く)

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