畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

降り出すまでに草を刈ろう

2023-06-30 13:49:25 | 
 魚沼地方の天気予報では6時からの雨が予想されていた。
それまでに、どうしても山の畑の草刈りを終えたい。SNS3件をアップし、5時前に軽トラで向かう。
 隣の畑は、これから飼料用トウモロコシ「デントコーン」が蒔かれるはず。
しかし、畜産農家は畑の扱いは乱暴で、隣地との境界の草刈りなんてしたことが無い。

 顔を見かけても挨拶もしないんだから百姓の風上にも置けない。
ま、仕方ないか。考え方の相違ですからね。畑の中の通路は今までに2回の草刈り。

 自慢することで見ないが、ほら境界から我が家の畑にワラビが。
山際の畑には、根曲竹の竹の子さえ顔をのぞかせているから驚くこともない。

 崖際から刈り始めて振り返る。
こんな風に、サツマイモの蔓が伸びる前に刈れたら最高ですが、一回では済まない。

 今にも降り出しそうに雲は低いが、明るくなってきた。
何処へ行くのかな。カラスが何羽か急ぎ足、じゃなかった急ぎ羽根で飛び去る。

 ジャガイモとサツマイモ畑の周りを一応ぐるりと刈り終えた。
除草剤として評判の悪いグリホサートを使ったら楽に違いないのだが。
 草を枯らす不自然な除草薬なんて使いたくなくて草刈りばかり。
変人扱いされるので「犬が嫌がるので」なんて言い訳していたが、今は堂々と宣言です。
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故郷がジオラマのように見える

2023-06-30 04:10:05 | 風景
 思い付きで、いつもとは違うカメラを持参してビューポイントへ。
15時過ぎには上下の電車が通過する。下り電車が跨線橋に差し掛かる。

 残り数百メートルで北堀之内駅に侵入します。
通過した跨線橋はスベルべが若き日に架設を監督したものです。

 この付近ではめったに見られなくなった踏切があります。
踏切に向かう自動車がスベルベママの友達とすぐに分かりました。

 踏切を通過する電車です。
電車の通過を待ってるスベルベママの友達は近くの畑に向かうところでしょう。

 可哀そうなことに、下りが通過すると今度は上り電車。
こちらは踏切警報機が鳴動してからしばらく時間がかかる。駅に停車しますからね。
 こんなことをしているうちに大粒の雨が落ち始めました。
濡れないうちにと軽トラまで大急ぎで帰ります。畑仕事も一段落でのんびりしています。
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玉ネギを採り終える

2023-06-29 04:38:54 | 
 玉ねぎの茎が倒伏し採り頃になった。
緑色のマルチシートを掛けていましたが、これはそれを剥いだところです。

 施肥方法が悪かったのか、植え方が悪かったのか小粒が多い。
しかも真ん丸と言うよりも、細長く紡錘形に近いものがほとんどです。

 サラダ用に見栄えのする紫玉ネギも少し作っていました。
こちらも小粒が多いですね。下のこの畑は元宅地であり、土質も良くないからかな。

 雪国魚沼での玉ネギ作りは難しい。
雪の解け方に左右されますから。雪解けが遅いと雪の下で腐ってしまうのです。

 それでも、平畝二畝でたくさん採れました。
これは一部であり、前にも沢山収穫していました。当分自家用として賄えます。
 大好きな山形の農民詩人「星寛治」さんは百姓百品とも言いました。
百姓を目指す以上、単品大量栽培ではなくて自給自足的生活を目指したいものです。
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雨が降り出す前に草取りを終えた

2023-06-28 04:37:37 | 
 今年はこの時期としてはサツマイモ成長も順調。
例年だったら、まだ植え付けを続けていることさえありますから。

 サツマイモは5種類植えましたが、種類によって成長も違う。
現在最も成長が著しいのは「シルクスイート」ですね。ウィルスフリーの苗です。

 朝食前から始めた草取りです。
日中の陽射しが強く、思惑通りに削り取った草は午後には萎れていました。

 午後は暑すぎて、15時過ぎまで休んで再出発。
夕方17時過ぎに帰宅するまでには、崖際のカボチャ畑まで取り終えました。

 こちらが作業開始したジャガイモ畑の隣りですね。
42畝2150本分のサツマイモの草取りはこうして一日で終えることが出来た。
 亡父母の時代は、3千本も植えてもマルチシートなど掛けなかったから大変。
草取り作業が欠かせず、お盆までに最低2回は手で草取りで大変でした。
マルチシートの採用、「けずったろう」の出現と、サツマイモ作りもずいぶん楽になりました。
          (終わり)
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雨が降り出す前に草取りを

2023-06-27 04:01:00 | 
 翌日からは一週間以上雨が続く天気予報。
なんとか、雨が降り始める前に草取りを終えたいと思い、5時過ぎに山の畑へ。
 今年は、やはり異常気象なのか、ジャガイモは成長が遅いがサツマイモは順調。
人間が肌で感じる以上に植物、特に野菜は天候をデリケートに察知しますね。

 さて、サツマイモが順調という事は雑草もまた順調に伸びている。
雑草だけは強くて、天候には関係なく元気に育つようですよ。

 畝全体は黒色マルチで覆っているので草は生えない。
問題は畝間の狭いところ。ここで活躍するのが「けずったろう」です。

 アルファベットのD型をした金具は端が丸くてマルチを傷つけない。
やや高価な道具ですが、草取りの能率アップには欠かせない必需品ですね。

 サツマイモの中で特に順調な生育を見せているのは「シルクスイート」。
次は「紅ハルカ」で、安納芋は活着はしたけれども成長はやや遅い。
 この日の朝、山の畑で一番にした仕事はニンジンと牛蒡の畝作りです。
力仕事で陽が昇りきったら暑くて仕事になりませんからね。さて朝食に向かいましようか。
             (続く)

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