畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

樫の木にも別れを

2020-10-31 05:39:18 | 暮らし

 思い付きから話が進み、入札で手に入れた土地があった。

旧鉄道官舎の土地は、耕し石や瓦片などを拾い出して畑にしていました。

 そして、季節風が吹きこむ北西方に姉夫婦から「樫の木」を頂き植えた。

風除けにと考えて植えたのだが、大きく育ち上を通る電線に降れるまでに。

 

 処理しきれないほどの、枝の伸び方で伐るしか対処方法は無くなった。

春の終わりころに、可哀そうだが樹皮を剥ぎ取り枯らそうと試みた。

 しかし、いつまで経っても枯れず、切断した樹皮は治癒力を見せている。

驚くような生命力だけれど、仕掛けた仕事の仕上げもしなければならない。

 

 植えてから20年前後の時間が経過したように思う。

初めて見た、樫の木の実です。子孫を残そうと力を振り絞ったのでしょうか。

 

 木を伐採するには、思った方向に倒すことが肝心。

倒そうとする方向に、受け口を作り、ロープで引きながら伐る。

 

 こうして2時間ほどで6本の樫の木は伐り倒された。

樹皮を剥く際に、鎮魂のために清酒を振りかけて感謝の気持ちを現していた。

 でも、やはり長年親しんだ木を伐ることは心が痛むこと。

長い年月との別れとも思う。前日のプルーン伐採に続く作業は心が疲れた。

 この土地は旧鉄道官舎の土地ゆえ、駅までは徒歩2、3分です。

雪は降るけれど、脇を通る市道の下にガス水道、下水道も通っている。

 120坪あるから、宅地としては十分です。移住したい人はいないかなー。

電車を使って、通学・通勤をするならば、便利な事この上なしですよ。

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さようならプルーン

2020-10-30 05:48:28 | 暮らし

 下取りセールに触発されたわけでもないけれど、チェンソーを新調。

チェンソーを必要とする仕事があったのです。買い入れの翌日初仕事です。

 

 結構名前の知られたメーカーの製品。

もう一つのメーカーとどちらの性能が良いかと尋ねたら「製造は同じ会社」。

 外観のプラスチックの色が違うだけなのですとの答えに驚く。

他にも有るケースなのかなー。あ自動車も車体同一で会社だけ違うことも。

 

 先ず試運転を兼ねて伐ったのは農天市場の裏のプルーン。

毎年実はつくが最近は食べたこともない。無消毒で虫の餌食なのでした。

 

 切り株からわかる通り、根元から三本分かれたうちの一本は折れた。

他にも木の上部の太い幹が折れていたりと手入れ不足も目立ったいました。

 

 何回も葉は虫に食われて、秋だというのに花が狂い咲きで咲いていました。

要らなくなったとはいえ、何年も親しんだプルーを伐るのは少し切ない。

 でも、木にもやはり年齢はある。いつかは分かれなければならない存在。

複雑な思いも去来したけれど、仕方ありません。さようならプルーン。

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ポ・ト・フ!

2020-10-29 06:14:03 | 食べ物

 寒さを感じると暖かい食べ物が恋しくなります。

夕食に出たのは「ポトフ」です。我が家の野菜が主役ですね。

 

 同じ皿を反対側から。

大きくならなかった玉ねぎが、ペコロスみたいに。小蕪もぴったりサイズ。

 

 日中畑仕事で汗をかいたら、久しぶりにビールを飲みたくなった。

他の県にもありますかねー。新潟限定なんてそそられるネーミングです。

 

 この頃は酒量も落ちて、昔みたいに酒だけで済ますことも無くなった。

この日は、我が家では初めての新米を炊きました。魚沼コシヒカリです。

従弟が心を込めて作った、今様の品種でない昔ながらのコシヒカリは美味い。

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堤防の草刈りはなぜ

2020-10-28 05:27:03 | 自然

 魚野川の堤防を歩くと両側の草がきれいに刈り取られていました。

秋に草刈りなんて今までは無かったような気がするのだがなぜでしょう。

 

 きっと国交省の仕事なのでしょう。

でも、管轄外なのか少し離れた場所の草は刈られていない。

 

 そして、10年前の水害で草木が全くなくなった川原はそのまま。

これは憶測だけれど、クマの隠れ場所をなくする意味があるのかもしれない。

 

 猟友会に所属している同級生が川でクマを見たことがあった。

カラス駆除の際、川をぷかぷかと浮き沈みしつつ下っていたとか。

 

 我が家は山の傍に立地している。

いつ、クマやカモシカが現れても不思議ではない。

 クマは水陸両用でもないけれど、邪魔のない川を下って移動するらしい。

そうなると、深山から魚野川沿いに下ってくることも考えられる。

珍しい今の時期の堤防の草刈りは、そんなクマ対策の一環かも知れない。

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気晴らしに出かけたい(その2終わり)

2020-10-27 06:27:35 | 風景

 昨日アップした直線道路の広域農道を頂上付近から振り返ります。

両側は畑ですが、秋野菜の作付けもまばら。左に駐車場ですが誰もいない。

 

 越後ゴルフクラブを振り返ってみます。

やはり人影は全く見えません。シーズンも終わったのかな。

 通ってきた高原広域農道です。

無いよりもあったほうが便利でしょう。でも、通行量はほぼゼロ・・・。

 

 あのゴルフ場がオープンしたのはバブルと言われた時代だったと思う。

高額な会員権も話題を呼び、結構手に入れにくいこともあったような。

 

 バブルでもないけれど、このコスモス畑も一時期はにぎわった。

焼き芋屋が出店したりして賑やかだったけれど、畑の規模も小さくなった。

 なんだか、コスモスは終わりに近づいた理由ではなくて色あせている。

この後、百歳の義母上を表敬訪問し、宵闇の迫る中を帰宅しました。

      (終わり)

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