畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

秋鯖と秋茄子と

2019-10-31 04:59:53 | 食べ物

 美味しい「出雲崎産の鯖の浜焼き」を頂いた。

秋鯖(国産では無いかも知れませんが)の美味しさは脂がのっていて美味しい事この上なし。

 そして、「秋茄子は嫁に喰わせるな」と言う言葉があるほどこれもまた美味しい。(体を冷やさないためにと言う説も)

その二つを煮合わせた煮物がこれまた絶品。浜焼きの鯖は頭部、カマの部分などなどですけれどもね。

 

 じゃじゃーん!

ほれ、本体はご覧の通り。太り方も丁度よく、醤油を少し付けて頂きます。

 

 鯖とともに浜焼きの定番でもある、「烏賊の浜焼き」も一緒に頂きました。

プレゼントの主「すばる姉」から学んだ切り方は、細く刻む方法。食べやすさと美味しさと両立ですよ。

 

 いくら美味しいとは言っても浜焼きだけでは片手落ち。

スベルべママがささーっと作った我が家野菜のマカロニサラダです。

 

 飲み物もビールに代わって秋からの定番、日本酒です。

朝日山の向こうには塩沢のお酒「鶴齢」も見えますよ。いえ、二升も飲んだわけでは有りませんが(笑)。

 幸か不幸か、同居の娘夫婦も親のスベルべ夫婦も酒好きと来ている。

夕食はどんなお酒にするかも、食事前の大切な相談ですよ(大笑)。

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老人食?

2019-10-30 06:21:44 | 食べ物

 娘夫婦がイベント参加のために一泊で出かけました。

この頃は滅多にない、老夫婦揃っての食事と言えば・・・・・。

 「鯛の刺身」ならぬ、「イワシの塩焼き」。こんなものが大好きな山之内一豊の妻。じゃなかったスベルべママ。

でも、イワシも今や高級魚の仲間とも言えるような時代に。いや、秋刀魚だってスルメイカも鮭さえも。

 

  老人とて動物性たんぱく質も欠かせませんよ。

「レバニラ炒め」と洒落込みました。新鮮なレバーは甘くて美味しい。

 

  これぞ老人食。と言うよりも秋の味「大根菜」の味噌味煮。

知る人ぞ知るって感もある、甘さを感じる何とも言えぬ美味しさなんですよ。

 

  老人食の友(大笑)。

酒好きが飲めなくなったらおしまいだもーん。

 

  今宵また酒は美味しく、食べ物も美味しい。

健康に日々を過ごせていることに感謝して乾杯!明日もまた頑張りましょうか。

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山芋を掘ってみました(その4終わり美味しい!)

2019-10-30 04:32:37 | 山菜

 その出し汁を少しずつ、すり鉢に流し込みます。

最初が肝心なのはどんな仕事も同じ。特にとろろ汁は一度に大量の出し汁を入れたのでは混ざらなくなってしまいます。


  とろろ汁に使うだけでは多すぎる量で、半分ほどは「海苔巻き」に。

これは切った後ですが、海苔巻きにした山芋はこんな風に包丁で切れるのです。

 この海苔巻きは、ワサビ醤油で食べても美味しいし、酢醤油でも美味しく食べられます。

昔、我が家に招いた友人が「マグロの大トロに通じる味!」なんて感激してくれたっけ。

 

  徐々に出し汁の量を増やしながら掻き混ぜます。

出し汁と摩り下ろした山芋が馴染んできたら、出し汁をたくさん入れても大丈夫。

 

  出し汁をたくさん入れて延ばしてもご覧の通り。

お玉ですくっても、中々ちぎれずに細く糸を引く様に粘ります。

 

  山芋のとろろ汁でご飯を食べるときは他にはご馳走は要らない。今回は塩鮭を焼きます。

小さな孫には口の周りがかゆくなることを心配して団子汁状に仕立てたものだけですからなおさらです。

 

 他にも我が家野菜のサラダを一品。

採り立て新鮮な野菜を、「スズキチ」製のバーニャカウダソースで頂きます。

 もちろん、山芋の海苔巻きには日本酒。

心地よく回るお酒に、次の山芋掘りはどこにしようかなんて考えるスベルべでした。

            (終わり)

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山芋を掘ってみました(その2収穫量は?)

2019-10-29 04:14:22 | 山菜

 下は合羽のズボンで上は寒さ凌ぎと汚れ防止でウインドゥヤッケ。

乾かない土で、しかも急斜面で掘るから土まみれで、悪戦苦闘の跡歴然ですね。

 

  2時間と少しで掘り上げた山芋のすべてです。

下の物は近所のオジサンに進呈して喜ばれましたよ。

 

  先端の折れた山芋は先端もそろえて長さを測定。

これが全てではなくて、「青首」と呼ぶ、蔓から地面すぐのところは20センチほど折って埋め戻しています。

 

  それでも、1メートル丁度ありました。

折らない前体長は1メートル20センチにも及ぶ大物でしたよ。

 

  家の外の水道水で勢いよく水を掛けて土を落としてキッチンへ。

再度、亀の子束子で擦り上げて洗い、水気を拭き取ってひげ根をガスの炎で焼きます。

 その間にも煮干しで出汁を取り、「とろろ汁」の準備は着々と。

これは、最も長い山芋ではなくて途中で折れてしまったものですが、全体で言うとこちらの方が大きかったかな。

           (続く)

 あらら、投稿の順番を間違えちゃいました。急いで(その2)を。

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山芋を掘ってみました(その3とろろ汁へ)

2019-10-29 04:03:50 | 食べ物

 虫食い跡や、窪みに着いた土を包丁の角で削り落としていよいよ摩り下ろします。

長年使い続けた下ろし金ですが、適度に摩耗して滑らかに摩り下ろせますよ。

 

  粘り気が強くて正につきたての餅のよう。

山芋にも種類があって、この白に近い色と粘り気は間違いなく最も美味しい種類ですね。

 

  二つに折れてしまったとは言え、これは太さも十分で量も沢山になります。

 家族5人で食べるのには十分な量ですね。(孫はとろろ汁ではなくて汁の実として煮て食べさせましたが)

 

  擦り終えたら、これも使いこなしてきた「すりこ木棒」で全体を掻き回して馴染ませます。

こんな状態のときは、すりこ木棒に全体を絡ませて持ち上げられるくらいの粘り気の強さです。

 

  摩り下ろし作業と並行して、準備していた出し汁。

煮干し3本を煮だして、濃い目の醤油味で味付けするのがスベルべ流。

 焼き鮎や、川蟹などを使って出し汁に凝る向きもあるそうですが、これで十分ですね。

あまり出し汁にこだわると、肝心の山芋の味が分からなくなるように思えるのです。

          (続く)

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