畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

春暁値千金(その3)

2022-03-31 15:20:48 | 自然

 国道、上越線越しに山を見る。

残雪期には尾根に残る雪のためにより地形が分かり易い。変わった地形です。

 

 急斜面で、真冬でも雪が留まることはありません。

こんな急斜面でも、ウドやゼンマイなどの山菜は出る。でも採るのは命がけ。

 

 その急斜面の裏側が天国と地獄が隣り合わせの場所。

一昨年大転落をし、命拾いをしたのはこの私め、スベルベでした。

 

 また、大沢川の上流方を見返る。

川面に昇る朝日が照り返し光り輝いています。

 

 「道に迷った渡り鳥 おいてけぼりの案山子 冬はいやだと泣いている 茜色のふるさと

  帰ろかな やめようかな あの娘が働く街へ 帰ろかなやめようかな 祭りばやしに乗って~♪」

   ブームの『帰ろかな』より。

                   (続く)

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農天市場の思い出(駐車場)

2022-03-31 09:02:03 | 暮らし

 土地は300坪ずつ、合計920坪の三筆でした。

店を建てようという大きな夢の第一歩として、分筆登記。そして、駐車場の整備を始めた。

 

 元々の地目は、雑種地で固定資産税は宅地並み課税。

税務署と減額交渉したが不成立。怖いもの知らずの行動でした。税金をまけろなんてね。

 

 この時はまだ畑にする部分は手つかず状態。

畑部分には近くの川の浚渫土砂を入れたり、ダンプカー50台もの土を入れたりしました。

 

 なつかしい様な状態です。

全くの更地を、畑にしたり店舗部分を造成したりと言う大仕事。

 

 ここは最後まで、このままの豆砕石敷き状態でした。

さすがに、アスファルト舗装をするまでの予算の捻出は無理だったのです。

        (続く)

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農天市場の引っ越し

2022-03-31 04:34:59 | 暮らし

 快晴の一日で仕事が進みました。一仕事終え、散歩に出ると・・・。

農天市場の場所に大型クレーンが見え、建物も横向きに変わっています。

 

 駅の掃除を済ませて、行って見ます。

現場責任者に断り、見学させてもらいました。コンクリートの基礎から外し、そのまま釣り上げたようです。

 

 建物跡はきれいさっぱり。と、言いたいけれど廃棄物がまだある。

綺麗に捨ててくださるという好意に甘えさせていただき、恥ずかしいほど残させて頂きました。

 

 流石に頑丈でしたね。傷一つ着けずにそっくり移動。

基礎の代わりにブロックが置かれていました。別の場所で活用されるそうです。

 

 あの、大切だった「ジュンベリー」も活用してもらうようにお願いしてあります。

一本も見当たらず、現場責任者に訊ねると、今はなんと造園屋さんに置かれているそうです。

 専門の造園業に依頼してあるということで驚きました。提案通り国道側に植えられると言います。

農天市場には色々な想い出が詰まっていました。時間を置かず思い出もアップしましょう。

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春暁値千金(その2)

2022-03-31 04:05:21 | 自然

 大沢川の上流方です。

橋の向こうにもカモの姿。カモは利口で国道脇は安全と知り、いつも群れています。

 

 権現堂山の右、唐松山辺りから昇る朝日。

カメラのレンズの範囲には一人も姿は見えない。もったいないなー。

 

 また、カモが飛び立ちました。

朝の愛の語らいを邪魔する無粋者になってしまったようです。

 

 なおも川沿いを歩きます。

そうだ、これだったら魚野川まで足を延ばしてみましょう。

 

 大沢川沿いに下り、小さな橋を渡って堤防に上がりましょう。

日は昇ってきたとはいえ、まだまだ足も元の雪は固く埋まる心配もないようです。

         (続く)

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春暁値千金(その1)

2022-03-30 08:47:42 | 自然

 目覚めて洗面台の前に行き、表を見ると忙しなさそうに小走りのキツネ。

国道を横切るかと思ったら、方向転換し隣家の脇に消えてしまった。

 そうだ、キツネが走られるほど雪の表面は硬くなっているぞ。

身支度を整え、日が昇り明るくなったタイミングで散歩に出る。川岸に近づくとカモのつがい。

 

 カモたちも利口です。

昨年の狩猟解禁日頃には姿を消していたのに、今は平気で川に戻りました。

 

 朝の逢引きを邪魔されたカモのカップルは鳴き交わしながら去る。

雪面も川面も暖かな春の日差しが注ぎ、岸辺の雪消えからも春の到来が感じられる。

 

 硬い雪を踏みしめながら川沿いに歩き続ける。

遠く見える建物は堤防、魚野川を越えた向こうの下水処理場の建物です。

 

 「雪帽子の猫柳 寝ぼけまなこのウグイ 春はまだかと待ちぼうけ 遥か遠いふるさと

  忘れちまった童歌 名も無き子守歌 ないものねだりで逃げ出した遥かとおいふるさと

  帰ろかな やめようかな 朝一番の汽車に乗って 帰ろかな やめようかな長いトンネル抜けて」

 (ブームの『帰ろかな』より)

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