今のところは、餌探しに必死の行動でも冷静さは保っているのか。
これが、もう少しして春の気配が漂い始めると、タヌキの触車事故も発生する。
春の気配で恋の病が発症し、後先が見えなくなるよう。
そうなると、線路でも道路でも事故に遭って亡くなってしまう姿が多くなる。
でも、事故防止ケガとかには最新の注意も払っている様子。
ホーム端では雪上に駆け上がろうと逡巡した形跡さえ残しています。
あちらこちらと、真夜中に餌を探して彷徨しているのでしょう。
今は、生ごみも密閉して、集積場に集めるのが常です。分けてあげるわけにもいかないし。
吹雪が続くときとか、放射冷却現象で滅茶苦茶に冷え込む夜はどうしているのかな。
いつも言いますが、雪国は人間にも野生動物たちにも厳しい環境事情は変わっていません。
おーい、タヌキにキツネにウサギたちよ。我慢して冬を乗り越えられたら春だぜ。
一斉に植物が芽吹く幸せの春を夢見て、じっと耐えて待つことにしようじゃないかー。
(終わり)