畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

おおさむこさむ山から~♪(その2終わり)

2023-01-31 17:14:14 | 暮らし

 今のところは、餌探しに必死の行動でも冷静さは保っているのか。

これが、もう少しして春の気配が漂い始めると、タヌキの触車事故も発生する。

 

 春の気配で恋の病が発症し、後先が見えなくなるよう。

そうなると、線路でも道路でも事故に遭って亡くなってしまう姿が多くなる。

 

 でも、事故防止ケガとかには最新の注意も払っている様子。

ホーム端では雪上に駆け上がろうと逡巡した形跡さえ残しています。

 

 あちらこちらと、真夜中に餌を探して彷徨しているのでしょう。

今は、生ごみも密閉して、集積場に集めるのが常です。分けてあげるわけにもいかないし。

 

 吹雪が続くときとか、放射冷却現象で滅茶苦茶に冷え込む夜はどうしているのかな。

いつも言いますが、雪国は人間にも野生動物たちにも厳しい環境事情は変わっていません。

 おーい、タヌキにキツネにウサギたちよ。我慢して冬を乗り越えられたら春だぜ。

一斉に植物が芽吹く幸せの春を夢見て、じっと耐えて待つことにしようじゃないかー。

          (終わり)

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モルゲンロート!

2023-01-31 04:05:07 | 風景

 悪戯気味な移動性高気圧に覆われて半日だけ晴れました。

朝日が顔を出すと、山々を赤く染めます。手前には我が家の影が伸びている。

 

 我が家の畑だったところに建った会社の建物も朝日を浴びる。

その後方の山の上は、旧川口町の木沢集落ですが、霧に覆われていますね。

 

 モルゲンロートと呼んでも良いでしょう。

登山用語だと言いますが、モルゲン(朝)とロート(赤)の組み合わせのドイツ語だとか。

 

 モルゲンロートには朝焼けと言う意味もあるそうです。

山の上の我が家の畑もさぞかし深い雪に覆われていることでしょう。標高差140mは大きい。

 

 正面の深い沢は「奥沢(おくそう)」が地元での正式名です。

56豪雪時にはここから一週間降り積もった雪が、全層雪崩となり線路まで落ちた。

 今のところの様子は積もっているようでも、積雪量は少ないと思います。

急斜面過ぎて、よほど低温の日が続かない限りは、少しでも気温が上がると落下しますから。

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雪もいったん終わりましたが

2023-01-30 05:41:31 | 自然

 昨日の大雪も9時ころには落ち着きました。

ホームの雪の高さは3mは越えたのかな。小型除雪ロータリーでは雪が上がらなくなってきました。

 

 下りホーム上には駅名を示す「駅名標」と言う看板があるのですが、行方不明。

 

 電柱と電柱とを結ぶビームの上にも雪が溜まっています。

溜まらないように丸い柱にしたがやはり積もります。昨日は作業員が手で落としていました。

 

 電車は一本も通りませんでした。

モータカーロータリー、通称「MR」と呼ぶ除雪機は上下線を一回ずつ除雪。

 

 かつてはスベルベも出向時代に只見線などで乗務していました。

この日の乗務員は若い人たちだけで、スベルベの後輩たちの姿は見えませんでした。

 

 ロータリー除雪機の反対側、後方にはこんな機械が着いています。

油圧で操作し、線路上に張り出す雪庇と呼ぶ雪を削り落とすための装置です。

 民間会社に出向していた時代は、作業責任者として主に只見線で乗務していた。

小出駅から新潟福島県境の六十里越えトンネルまでの長い区間は思い出が多く残っています。

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魚沼の大雪をご覧ください

2023-01-29 12:37:54 | 自然

 雪が心配で寝付けなかったわけでも無いけれど、屋根雪が落ちる音で目覚めました。

3時半でしたが、ままよとばかりに起き出し、表を見る。隣の自動車の上の雪は何センチかな。

 

 同じく早く起き出したスベルベママに、仕事に出ると告げ表に。

居間はファンヒーターと炬燵でぬくぬく。でも、そこは雪国、除雪が第一です。

 

 自動車の屋根の上を見て、高をくくって駅に向かったのだったが・・・。

駅に近づくほどに雪は多くなる。山際ほど積もるのですよ。泳ぐようにして歩きます。

 

 ようやく駅舎にたどり着きました。

まるで、獣道のようですね。もっとも獣のようなスベルベジーさんではありますが。

 

 ホームに出て様子を見ます。

駅の前のホームは地下水による消雪設備がありますが、消え残って島のよう。

 

 列車の通過跡なんて全くありません。除雪車さえ恐れをなしたようですよ。

5時40分の出勤時刻の前、5時ころには駅舎のストーブを点けて準備開始。

 雪の多さと、列車の運休を確認して除雪作業は明るくなってからとする。

除雪を始めて再度驚きます。なにせ、小型除雪ロータリーがすっぽり埋まるのですから。

 昔は諺で「越後の馬鹿雪一晩三尺」なんて言われていました。

最近では珍しい降り方でしたね。家の裏も雪で埋まってきて、除雪が必要になってきました。

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ラジウム温泉の効能は

2023-01-29 04:12:00 | お出かけ

 村杉温泉はこちら魚沼の栃尾又温泉と同じラジウム温泉です。

この宿には四カ所の風呂があり、その一つ「村杉石の湯」はなんとミストが噴き出る仕掛けも。

 

 愉快だったのは、風呂の入り方をこんなイラストで説明してあったこと。

 

 手練れの画き手ですね。ユーモアに富んだ表情が愉快です。

 

 女性の描き方も、艶っぽいですね。堅苦しい説明よりも説得力があります。

 

 四カ所の風呂は片方にこの「村杉石の湯」があり、もう一方には三つの風呂が近接。

入り口のランプが点灯していると使用中という事になります。内カギがスイッチなのでした。

 朝方に使った際は、バスタオルを体に巻き、そっと廊下に顔を出して偵察。

誰も使っていない風呂に、衣類を抱えて行くという離れ業さえできましたよ。

         (続く)

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