畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

秋野菜の初種蒔きをする

2022-08-31 04:58:50 | 野菜

 一昨日は待望の秋野菜の初種蒔きでした。

今年は天候に恵まれて上々の滑り出し。先ずはアスパラ菜を蒔きます。

 アスパラ菜は別名「オータムポエム」なんて洒落た名前もあります。

ツボミや花を含む柔らかな先端を摘んで食べる甘くて美味しい葉物ですね。

 

 相変わらずメジャーを使って間隔を決め、この空き缶で印付け。

この野菜ジュースの缶の底は種蒔きの印付けにぴったりで重宝しますね。

 

 次に蒔いたのがこの「聖護院蕪」です。

早く蒔かないと初雪までに大きくならないので急ぎました。

 

 ジュースの空き缶の底で点けた植穴の印。

大根もこの植穴に3、4粒蒔くのに最適なサイズです。

 

 この日の山の畑は珍しくにぎやかでした。

年々落ちる体力で、山の畑も全部の作付けができなくなり、ご近所と同級生に一部を貸したのです。

 

 植穴に種を蒔き終えたら乾燥防止にもみ殻を掛けます。

板切れも欠かせない道具で、平畝の上を平らに仕上げるのに使います。

 

 次は大根を蒔きましょう。

八月中に初種蒔きができるのはありがたいことですよ。間隔は30センチですね。

 

 青首系の大根はこの「耐病総太り」と「英才」の二種類を毎年作っています。

この「耐病総太り」は肉質がやや粗目でパリパリとした食感でサラダに欠かせない。

 もう一種類の「英才」は肉質がきめ細かくて巣入りせず長持ちします。

そして、その肉質は煮て食べるのには最適で、おでん種には欠かせません。

 大根は八月末の初種蒔きから九月中旬まで日をずらしながら蒔きます。

さて、今日は小学生たちがサツマイモの様子を見に山の畑に来ます。大根も少し蒔かせようかな。

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宝物を手中に

2022-08-30 15:01:27 | 暮らし

 スベルベママの友達からの話で始まり、宝物を手に入れることになった。

法隆寺の宮大工「西岡常一」や最後の江戸木挽きとも呼ばれる「林以一」さんの著書も所持。

 木の大切さ、伝統工芸に憧れと畏敬の念を抱いては居ました。

しかし、そんな木工芸品を所持することなど出来ないと思っていたのに流れで手中にすることに。

 

 栃の木の一枚天板の座卓です。

大きさは三尺×五尺ですね。厚さは5センチあります。重いです。

 

 受け取りに行く約束の日曜日はあいにくの天候。

約束の場所に着くと雨になったが、毛布を何枚かとブルーシートも持参していて大丈夫です。

 大の男四人で軽トラの荷台に積み込み、毛布で包みシートを掛け、ロープで縛る。

わが家に到着する頃には雨が一段と強まり、やはり四人でようやく運び込みました。

 

 居間にぴったりと治まり、落ち着きました。

栃の木でもこの三尺幅の板を切り出せるって何年生きてきた栃の木なのでしょうか。

 

 きっと根元に近いほうなのでしょうね。年輪が何ともいえない雰囲気を醸し出します。

これは、家具職人の作品ではありません。材木関係の仕事に長年携われてきた方の手作り品。

 その方も芯から気が好きで、銘木に目を付けては集められていたようでした。

何年前かは問いませんでしたが、もう亡くなられています。作者の気持ちも考えて大切に使います。

 座って、テーブルに触るとなにかパワーが伝わってくるような気持ちもします。

きっと木の命、そして作者の魂のなせる業でしょう。付き合える時間も残り少ないと思うけれど、大切に、そして日常触れやすいように、居間に置くことにしましょう。

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心躍らせ秋野菜の畝作り

2022-08-29 04:17:14 | 

 慎重に二回もトラクターで耕した山の畑(一回ごとに2回耕し合計4回)。

昨日は朝から畝作りと思ったが、残念、前夜の雨で土が乾かない。

 果報は寝て待てとばかりに久しぶりの朝寝をして目覚めると明るい日差し。

10時を過ぎて山の畑に向かい平鍬を入れたが、土が重くて1畝だけで終了し帰宅。

 

 午後からは知夕食休みもそこそこに軽トラで山の畑へと急ぐ。

万事ずぼらな性格のスベルベですが、畝作りにはこだわります。メジャーと水糸が欠かせません。

 

 午後からの畝建てを始めた際は午前中に作った畝はすでに表面が乾いている。

相変わらず畝の始終端、そして周りは草だらけ。除草薬を使ったら簡単にきれいになるはずですが。

 

 ピント張った水糸は建築用のもので、今年新調しました。

水糸に沿って平鍬を入れるとは言っても、姿勢も真っ直ぐにしないと均等な畝は出来ません。

 

 「心の乱れは畝の乱れ」と心の中で念じながら一心不乱に平鍬を使う。

早く切り上げて帰ろうと思いつつ、もう一畝と頑張り続けてようやく4畝を作り終えると5時少し前。

 この平畝は長くて18メートル余りあります。大根だと50本以上はマケマス。

平畝に二筋蒔くと、

この平畝一本で100本以上の大根が蒔けます。「紅くるり」は三筋で150本以上です。

 今朝も朝早く、涼しいうちから畝建てと張り切っていたが目覚めると雨の音。

今日も朝寝を決め込みましょうか。「果報は寝て待て」って言葉もありますからね(笑)。

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秋野菜用の種が勢ぞろい

2022-08-28 04:21:20 | 野菜

 スベルベママの診察結果を聞きに二人で長岡へ。(結果良好!)

帰り際に大型ホームセンターのガーデニングコーナーで秋野菜の種の仕入れ。

 

 帰宅してテーブルの上に並べて確認。

右から左へ、ずづいのずいーっと並ぶ可愛い秋野菜の種の顔見世。

 

 毎年作る定番根菜野菜類。

これに、聖護院蕪と金町小蕪が加わり、もう一つの定番大根「英才」は地元で手に入れよう。

 

 でも、新し物好き、好奇心旺盛な心は衰えを見せません。

こんな新顔を見つけたら、つい手が伸びてしまいますよ。宣伝コピーも上手なんだからー。

 

 葉物類の新規購入はこれだけかな。「川流れ菜」と「新潟とう菜」は秋蒔きの春採り用。

「山形青菜」は高菜の山形名。山形出身の友人からこの種を頂いたのが始まり。当時このあたりには無かった。

 葉物類もこの他に日常使いのホウレンソウ、春菊があり、お店に人気の「わさび菜」も入手済み。

問題はこれからの秋の天候ですね。天候が順調に推移したら全部蒔けるのですが・・・。

 諺のように秋の天候は「女心と秋の空」ですからね。いや、男心かな(笑)。

昨日も雨上がりを待って勇躍山の畑の畝つくりを開始し、午前午後で4本の畝が完成。

 予報を見て今朝も早くからと張り切って寝たが、目覚めたら残念、雨の音!

朝食を終えたら日が差してきました。土が乾かないから昨日と同じに朝寝をしてから出ることにしましょう。

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激うまナスの種を採る(その2終わり)

2022-08-27 05:10:50 | 野菜

 同時に収穫してきた食べ頃サイズと並べてみます。

寸法的にもけた違いに大きいが、体積となったら数倍はあるのかな。

 

 種を傷つけないようにぐるりと包丁目を入れて二つに割る。

真っ白な果肉の中に、点々と茶色になった成熟したように見える種子。

 

 ここまで熟したら十分発芽できる状態でしょう。

果肉をほぐしたら、中から次々と種子は顔を出してくれるでしょう。

 

 水に入れ、腐らせて採る方法もあります。

今回は一粒ずつ、爪楊枝を使ってほじくり出しました。

 

 こんな感じですね。何年か前には忙しさに紛れ、収穫後しばらく放置していた。

ようやく手が空いて種採りをしようと割って驚いた。なんとナスの中で発芽していたのでした。

 今回はそんな二の舞を避けて、しかも腐らせて採る方法は事後の洗い方も難しい。

そこで、一粒ずつ根気よく一粒ずつ取り出しています。きれいで大粒な種は発芽率も良いでしょう。

          (終わり)

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