畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

新聞投稿から「不安募る和南津トンネル」

2017-07-14 04:11:32 | 暮らし

    不安募る和南津トンネル

 

 あの忌まわしい中越地震から12年以上も過ぎた。

大被害の山古志地域などは何年分もの公共投資に匹敵する予算が投じられ、惨状からの復興は順調に進んでいる。

しかし、国道17号線の和南津トンネルは未だ応急復興工事がなされたのみで、

建設当時とは違う狭い断面になったままで利用者は困っている。


 断面の狭くなる場所の断面の上部は、大型コンテナ車などの衝突の痕跡でえぐられ、

トンネル内部の側壁も擦った痕跡が多く残っている。

大型車とのすれ違いには普通車でも恐怖心を感じることが多い。


 もともと交通の難所として知られているが、このトンネルを通り抜けた直後に安心からか、

事故を起こす車も多いように感じられる。

冬には大型車が東京方面に抜けた直後にガードレールを突き破って路肩から転落。

そしてつい最近も新潟方へ抜けて、和南津橋に入る直前で橋の歩道上に大きなコンテナを落下させたようで、

まだそのままになっています。


 このままでは、もっと大きな死亡交通事故が発生するのではないかと懸念される状況に、

別ルートの設定などの対策を強く望みます。

 

  新潟方の入り口から見た「和南津トンネル」です。

内側に補強で新規に打設されたのがはっきりと確認できます。幅も高さも小さくなったままなのです。

 

  大きく2か所が傷つきえぐられているのが確認できます。

跡から聞いた話では、近所に住む人々も真夜中の衝突による大音響に驚かされることもしばしばとか。

 

 コンクリート壁に激突したばかりではなく、ガリガリと擦って走っ痕跡もはっきりと。

中越地震発生から13年近くもこんな状態を続けるなんて国交省の大きな怠慢ですね。

 スベルべの不安は不幸にも的中し、投稿後1か月もしないうちにトンネル内で死亡事故が発生。

自転車で走行する近くのお年寄りが、危険を感じて徐行し、その徐行した自動車が追突された。

 追突された自動車がはずみで不幸にもお年寄りを跳ねてしまうと言う悲しい事故でした。

道路行政、政治の不在を感じるとともに、誰も何の不満を言わないところにも腹が立ちます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 折角水をまいたのに・・・・ | トップ | 13年前新聞投稿「人名用漢... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

暮らし」カテゴリの最新記事