ニッキーが火葬にふされました。
1月二十一日に永眠したニッキーは今日の午後火葬にふされました
ニッキーは一昨年の11月9日に引退犬となってから 横浜市都築久野Y君の家に引き取られた。
幼稚園の年中組の女児児と 今は小学一年生とになった男児の二人の子供のいるファミリーだ。
ファミリー全員でニッキーを受け入れるかどうかを話し合い、その結果受け入れたが、長男が犬アレルギーとのことで 最初は心配した。
しかし、生活の中で 長男のアレルギーは出なくなり、とても中野さを強くすることになった。
ニッキーが来たことで、共通の話題も笛、家の中は いつも 笑いが満ち溢れた。
ニッキーは毎朝 散歩をしてもらえるし、若いペット犬と走り回ったり、サッカーの真似事をしたり 大いに手足を伸ばして日々を楽しんでいた。
そんなある日、ママがニッキーの目の異変に気づき、結果は 急逝骨髄性白血病 と診断された。
それから 3ヶ月、奇蹟を待ち望んだが叶わなかった。
そして 1月二十一日 遂に帰らぬ旅痔についた。
大の上に安置されたニッキーに沢山のお花を手向けた。子供達はお手紙を書いた。
おかあさんは 心を込めて なでた。
遺体を焼くのに約2時間かかった。その間、待合室ではニッキーのエピソードで話は盛り上がった。多くの人を引き付け、多くの人を愛し、愛された。
ニッキーの母親のヂーナも駆けつけてくれた。
ここで 今のジャネットはニッキーの姪に当たることが判明。
ヂーナは繁殖犬として5回出産して 38等のパピーを産んだそうだ。ジャネットのおとうさんのマルはヂーナの子供だって。だから ジャネットはヂーナの孫だ。
すごいよね。38頭から殖えた一族は 何頭までヂーナ一族の数を増やしているのだろう
。
あがってきたお骨は職員さんの手で見事な形になっており その姿も美しかった。
大きな白い骨壷は 結構上まで骨で埋まっていた。
おかあさんは 天国にいるお父さんのために小さな骨片を貰ってきて、遺影の後ろに貼り付けた。
こうして 見事な一頭の盲導犬の引退犬が 天国に旅立った。
これからは ニッキーは神様に導かれて 迷うことなく 大好きだったニッキーのお父さんのところに行く。
ニッキー。ありがとう。お陰で素敵な人生を遅らせてもらったことを心から感謝。
さて 今日のジャネットはどのようであったか。
それは大人しく、静かに火葬の全てを見守ってくれた。。くんくんすることもなく、みんながほめちぎってくれた。ジャネットも大分、大人になったのかな。