裕嗣君のブログ

ラグビー応援そして闘病生活
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精神科の日

2007年06月30日 | 健康
私は月に2回精神科に通っています。今持っている病名は3つ。うつ病、冠攣縮性狭心症、そして起立性低血圧です。また頚椎炎の後遺症で手足の痺れがあります。
もう一つ頚椎炎の後遺症でしょうか、舌が喉に絡みつくので、口腔外科にも通っています。従って今通っているのは精神科、循環器内科、整形外科、口腔外科と4つです。まだこの年で、ほとんど老人ですね。病院に行かない週はありません。
うつ病はちょうど3年前に発症しました。その当時は、全く食事が喉を通らず1週間で5キロ痩せました。3日間全く寝れない日があるかと思うと、一度寝ると今度は何日も起き上がれなくなる時もありました。結局5ヶ月会社を休み、徐々に仕事に復帰しましたが、今でも月2回の病院通いと薬物療法を続けています。
うつ病の薬は副作用が強く、めまいや吐き気、そして激しい便秘を伴います。その副作用を止めるためにまた薬を飲みます。起立性低血圧というのは、普段血圧が低いのではなく、突然血圧が20以上下がることをいいます。ひどい時は失神します。去年は4回失神しました。血圧が下がるということは血管が拡張することです。従って、血圧を上げる薬を飲まないといけません。
一方、冠攣縮性狭心症はストレスや刺激によって冠動脈が突然収縮する病気です。
つまり一気に血圧が上がるわけです。従って、血圧を下げる薬を飲まないといけません。お気づきだと思いますが、血圧を下げる薬と上げる薬を一緒に飲まないといけないということになります。
しかもうつ病の薬は血管を広げる副作用があります。特に精神安定剤はその副作用が強いようです。
私のからだはとんでもないジレンマに陥ってしまいました。去年の暮れ慶応病院の入院が長引いたのも、治療方針が決められなかったからでした。毎日検査の連続で辛い入院でした。カテーテルも3回入れました。それも1回2~3時間かかります。入院中に失神も起こしました。
結局、うつ病の薬を減らす。弱めのカルシウム拮抗薬(高血圧治療薬)を服用するということになりました。しかしうつ病の薬は突然止めるとまた副作用が出ます。一気にうつの症状が出てしまいました。それでまた少し元に戻して。

といった具合に私は実は、とんでもない病人なのです。現在のところ薬の効果が出ていて、狭心症も、起立性低血圧による発作も出ていません。残念ながらちょっとうつ病の方が?この病気は時間がかかります。もう3年、初期のようなひどい症状や副作用はなくなりましたが、ちょっと薬を止めると調子が悪くなります。

というわけで今何種類の薬を飲んでいるのか自分でも良くわかりません。毎週1回7つの袋に1週間分の薬を入れます。朝、昼、夜、睡眠前といろいろな薬があるのでその選別が大変です。
でも精神科の先生、そして薬局の方がとても優しいので気持ちが癒されます。私にとっては実はこの時が特別な時間です。

そんな自分にとってラグビー観戦は格好の薬です。どんな試合でも楽しく見るようにしています。ラグビー観戦がストレスになるようではいけませんから。
大好きなテニスも、思い切り出来なくなりました。もう試合に出ることもなさそうです。悔しいですが自分のからだのこと。自分でケアしないと仕方ありませんね。


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