ラグビー日本選手権決勝

応援していた東芝の出場辞退でちょっと寂しい日本選手権の決勝になってしまいました。今年のサントリーはフィットネスで三洋や東芝に負けているような気がします。後半２０分を過ぎて足が止まってしまいました。
これに対して、三洋がタイミング良くトニー・ブラウンを投入。さすがのプレイを見せて連続トライを奪い勝負を決めてしまいました。
サントリーは３つのペナルティーゴールで９－０とリードしましたが、その結果かえってプレイが消極的になったような気がします。盛んにドロップゴールを狙いましたが、結局得点を奪えず三洋に逆転を許してしまいました。
サントリーにもトライチャンスは何度かありましたが、何としてもトライを奪うといった気迫が無かったように思います。

ペナルティーやドロップゴール、キックパスを狙うなど策におぼれたような。
後半の三洋は素晴らしかったです。フィットネスが落ちず、リザーブの入れ替えにも成功しました。サントリーは怪我による入れ替えが多く、積極的な選手交代には見えませんでした。

外国人のフォワードと関東学院のバックスで固めた三洋、早稲田を筆頭に大学で活躍した選手を集めたサントリー。お互いに個性あるチームだったが、今季はやはり三洋が一枚上手だった。

これで２００８シーズンは全試合終了。いよいよ新しいシーズンが始まる。
３月２８日、久し振りに慶応のユニフォームが見られる。全慶応の活躍を祈ります。

マイクロソフトカップ決勝

昨日はマイクロソフトカップの決勝をテレビ観戦。三洋電機はトップリーグ最終戦から怪我人が復帰したので、接戦になることを予想したが、やはりロースコアの激戦になった。
外国人選手の活躍が勝利を分けると思ったが、トニーブラウンをはじめ、三洋の選手はまだ動きにキレがなかったのは残念。これに対して東芝はヒル、ベイツの存在が光った。
試合は常に東芝が三洋の陣内で攻撃する時間が長く、三洋にトライチャンスを与えなかった。
前、後半の最後にトライを奪った広瀬主将の活躍は素晴らしかった。この試合のＭＶＰになったが誰もが納得だろう。
猪口君が前半早々怪我で交代してしまったが、慶応ＯＢとしては広瀬君の活躍はうれしい。なかなかカーワンからは呼ばれないが、是非日本代表でも広瀬君のプレイを見てみたいものだが。
選手の大麻疑惑で日本選手権出場が危ぶまれているが、学生チームと違って、チームの全体責任については若干疑問を感じる。相撲で大麻事件が起きているが、相撲部屋の全員が出場停止になることはない。
トップリーグの選手はプロも多く、大人である。全体責任と個人の責任を分けて考える必要があるのではないだろうか？

土曜日の日本選手権1回戦の結果、帝京ーリコー戦、帝京の頑張りが目立った。セットプレイでも負けていなかった。若い選手も多く来シーズンも強いだろう。
結果は２５－２５の同点。勝つチャンスも充分あっただけに残念だ。
早稲田ータマリバ、サントリーークボタが早稲田とサントリーが順当に勝ち、大戦が決まった。早稲田ーサントリーどんな試合になるか楽しみ。実力的にはサントリーだろうが、結構接戦になるような気もする。清宮ー中竹対決楽しみです。
もうひとつは神戸製鋼に1点差で勝ったＮＥＣとリコー。リコーがどれだけ集中力を発揮できるか？帝京戦のようなプレイでは物足りない。ＮＥＣは一発勝負に強いので意外な展開があるかも。

東芝の出場が危ういのでやはり三洋電機が日本選手権優勝の本命になるか？

慶応は２月２８日が納会。３月１日から練習開始。２８日に三ッ沢で創立１５０周年記念でオックスブリッジ（オックスフォード・ケンブリッジ連合軍）と試合がある。全慶応になるので、トップリーグクラスの選手も是非出場して欲しい）