裕嗣君のブログ

ラグビー応援そして闘病生活
愛ネコ、ハッピー命

慶明戦まであと2日

2007年12月31日 | ラグビー
今日はもう大晦日だ。1年が早い。
今年は息子が来て家の掃除をやってくれたので、とっても楽だ。今日は最後の買出しをしました。紅白歌合戦も始まりましたが、1月2日が来ないと正月が来ないような気がします。

高校ラグビーも2回戦が終了。東海大仰星、仙台育英が破れる波乱がありましたが、あとは強豪校が順当に勝ち残りました。
Aシード校は伏見工業が正智深谷に27-7、桐蔭学園は北見北斗に90-0と圧勝。また大会前に不幸があった東福岡も65-0と西稜に快勝。
Bシードでは国学院久我山が10-5で四日市農芸に辛勝だった他は、盛岡工業、流通経済大柏、茗渓学園、大分舞鶴、佐賀工業、天理、大工大。
ノーシード校では尾道、長崎北陽台、大阪朝鮮、日本航空2、青森北が勝ち残った。明日元旦にベスト8が決まる。

2回戦で面白かったのは長崎北陽台ー仙台育英の試合。仙台はNO8.ナタリー・リチャードのワンマンチーム。強力フォワードが謳い文句だったが、長崎にうまくかわされ7-38という大差で敗退した。
この試合は慶応にとって大変参考になったのではないか。
明治もNO8宇佐美の動きを封じる必要がある。徹底的に宇佐美を封じこめれば、明治のフォワードも力が分断されるはず。

伏見工業も巧くて早いバックスが走りまくった。フォワード戦で望む正智深谷に、カウンターで応戦。少ないチャンスをものにしてトライを奪った。
この試合も慶応にとって大変参考になる。

逆の展開が東海大仰星ー尾道。尾道の徹底したフォワード攻撃に、バランスの取れた東海大がうまく機能できなかった。慶応にとっては明治対策を考えると参考になる試合だ。こういう試合展開になっては慶応は辛い。

3回戦の好ゲームは、国学院久我山ー天理、大分舞鶴ー長崎北陽台、流経大柏ー大工大、そして尾道ー盛岡工業、茗渓学園ー佐賀工業か。Aシードの3校は順当勝ちしそうだ。

30日には高校サッカーも始まった。東京勢では三鷹高校が勝利。都立高校としては56年ぶりの勝利だそうだ。そして帝京も貫録勝ち。高校サッカーも面白い。
サッカーの天皇杯は明日が決勝。
意外な組み合わせになった。J1優勝の鹿島アントラーズと、来期J2落ちが決まっている広島サンフレンチェ。
サッカーはこういった予想外の試合が結構ある。今年の明大サッカーは旋風を巻き起こしたが、大学選手権では予選敗退だった。
サッカーの予想は難しい。

コブクロ - 蕾 (つぼみ)

2007年12月31日 | ラグビー
コブクロ - 蕾 (つぼみ)



私の大好きなコブクロがレコード大賞受賞。おめでとうございます。

ストリートミュージシャンからレコード大賞歌手へ上り詰めました。

小渕健太郎の才能は凄いと思います。黒田俊介の高音にも関心させられます。

二人の出会いのストリーは本当に素敵です。

「桜」「ここにしか咲かない花」「蕾」いつの間にか歌詞を全部覚えてしまいました。
去年、秋田の大曲の花火大会で、「ここにしか咲かない花」をバックに打ち上げられる花火に思わず涙してしまいました。

今年の月9「東京タワー」テレビはいまいちだったけど「蕾」は最高でした。

本当におめでとう。

蕾(つぼみ) カラオケ


コブクロ - 桜 (蒼井優 Ver.)


ここにしか咲かない花




今年最後の試合

2007年12月30日 | ラグビー
今日は今年最後の慶応の試合B-C戦。

14時からの試合の30分前に到着。グランドでは慶応のAチームがスクラムの練習中。メンバーは先週と変わらないようだ。

皆、元気で頼もしい。思えば春の新潟でのオープン戦。金井キャプテンを擁しながらスクラムが崩壊。慶応のマイボールスクラムもすべて明治ボールという感じだった。それでもなぜか引き分け

それが11月3日にはかなり修正され、圧倒されるまではいかなくなった。
あの試合は、立ち上げりの浜本君のキックチャージで流れが大きく明治に傾いた。
フォワードが圧倒されたというよりタックルが悪かった。
山田君の活躍もあり、それでもなぜか引き分け。

あれから50日。慶応のフォワードは逞しくなった。早稲田戦でもスクラムは互角に近かった。
そして何よりも「低くて突き刺さるタックル」の復活だ。

法政ジュニア入替戦から慶応のタックルは大きく進化した。
大体大戦、東海大戦の慶応のタックルは素晴らしかった。
選手たちにも手ごたえがあったのだろう。自信にあふれている。
中浜君の顔が、最近とても頼りがいがあるように見える。フォワードの選手たちは間違いなく力強くなった。
1列、ロック、3列皆逞しくなった。特に3列の強化が目を見張る。

1月2日は、明治とのジュニア戦のような展開になるのではないか。
明治の攻め手は、PKからのキックによりゴール前でスクラム、あるいはモールで展開するしかないのでは?
慶応がきっちりと低いタックルで対応すれば心配はない。
5本ー2本くらいで慶応が勝利と予想するがどうだろう?

明治のバックスは若い。バックス勝負になれば断然慶応有利。

1月2日はきっと良い「初夢」が見られそうだ。

ところで今日のB-C戦。こちらのメンバーも皆元気一杯だ。A入りをかけた最後の熱戦になった。
特に目立ったのが立石君の突進、三木君の快速ぶり、そして和田君のゴールキック。この3人は来年に期待大だ。それ以外では竹本君、金本君の動きが目立つ。
金本君は、かなり自信が出てきたのではないか?

皆1年生だ。今年の1年生は逸材ぞろい。来年も楽しみだが?

年末雑感

2007年12月29日 | ラグビー
年の瀬も押し迫り、今年もいよいよあと2日。昨日はテニス仲間と最後の忘年会。
久しぶりにカラオケに行ったりして、午前様。ブログを書けず、また倒れたのではないかと心配された方もいらっしゃると思いますが、無事ですのでご心配なく。
高校ラグビーは1回戦が終了。
結果はまあ順当かなと。注目は日川と江の川。0-6で江の川勝利。でもやっぱり接戦だった。北海道の2校も圧勝。最近野球も北海道が強いが、スポーツでは健闘している。あと面白かったのが大阪朝鮮と新潟工業の試合。19-14と思ったほど点差が開かなかった。
関東勢は、正智深谷、本郷、農大二が勝ち残った。明日はいよいよシード校が登場。桐蔭学園、国学院久我山、茗渓学園の試合が楽しみだ。あとは流経大柏か。

今年は九州勢も調子が良さそうだ。不幸があった東福岡を応援したい。それ以外では大分舞鶴、長崎北陽台も必見。あとは佐賀工業か。

関西はどうだろう?東海大仰星はもう一つかな。校名最後の大工大、そして伏見工業あたりが強いか?

明日の高校ラグビーはビデをに録画して、午後から日吉のグラウンドに行ってみようと思う。2時からB-C戦をやり、OB激励会、そして餅つきもやるそうだ。
6年ぶりの国立進出で、日吉も盛り上がっているようだ。
4年生も出場する。今の時期ラグビーできる4年生は本当に幸せだ。

こんなワクワクする正月も久しぶり。1月2日が待ち遠しい。相手は明治。早稲田でなくて良かった。十分勝利も期待できる。
このところ暗い年末を送っていたが、久しぶりに明るい気持ちで年越しできる。

高校ラグビー開幕

2007年12月27日 | ラグビー
高校ラグビー開幕。いよいよ年の瀬が迫ってきた実感がわいてきた。
これから1月12日までは、とりあえずラグビー三昧だ。
そこまで慶応を応援できれば良いが。

高校生も今年からルールが変わり、スクラムを8名で組むようになった(今まではとりあえず5名で組む)。しかし早く1,5mルールは撤廃して欲しい。
絶対に国際ルールに則ってやるべきだ。
高校生の安全を考えて出来たルールだが、そんなルールを作るならばラグビーなどやらなければいい。甘やかしすぎだ。馬鹿な親が「スポーツをすれば怪我をするからやらせない」と言っているようなものだ。
「ゆとり教育」の行き着いた場所を思い出して欲しい。著しい学力の低下だ。
今の小学生は、体力でも戦後直後の子供達にも劣るらしい。体だけ大きくなったが、体力では劣るのだ。6才までに運動をしないと人間は体力を形成することが出来ないらしい。
確かに私たちが小学生の頃は、遊びとは走りまわることだった。
最近はそういう場所すらない。小学校の校庭で体育の時間以外に走り回って怪我でもしたら先生の責任になる。まさに官僚的発想。
いつから日本はこんなことになってしまったのか。

今夜、たまたまテレビでJリーグの川渕会長の話を聴くことができた(10月30日の再放送ではあるが)。
私は川渕氏の人間性を見直した。私のスポーツに思う気持ちと非常に近いものがあるし、理念、経営戦略を持った素晴らしい方だ。

Jリーグが人気の面でなぜラグビーに大きな差をつけることが出来たのか。これは川渕氏の存在なくして実現できなかったことだと思う。
サッカーという狭い目でスポーツを捉えていない。いかに日本人の健康増進に貢献できるのか、心身の向上をどのように実現するのか、見事な経営戦略が見られる。
思わずテレビを見ながら拍手を送ってしまった。

関東学院がなぜあのような問題を起こしたのか?やはりラグビーを人間形成の場として捕らえていなかったのではないか?国立競技場でラグビーで勝ち続けること=大学ラグビー部としての存在感では決してない。
大学の目指す理念、経営戦略が存在しなければいけない。
私は、それを一人の監督に任せた大学側の理念の無さに原因があると思う。

世界に通用する人材を、ラグビーを通していかに育成するか。まさに慶応義塾大学体育会蹴球部が追い求めているのは、その部分ではないのかと。
私が慶応ラグビーを追いかけるのはなぜか。それは私自身が、本当の意味で、ラグビーを通した人材育成を果たしてもらいたいからかも知れない。
そこには大学の理念、経営戦略が絶対に必要だ。
監督が一人でできるようなことではない。ラグビーをやりたいと思う小、中、高生が慶応でラグビーをやりたい、そのためには何をすればいいのか。そして慶応でどのような生活を送り、社会へ巣立っていくのか。
実は私は、その姿が見たいのだと思う。

そんな人材を育成する大学に一番近いのが、慶応、早稲田、明治、同志社といった大学の学生ではないだろうか。
だからこの4校が出る試合には観客が集まる。
東大は優秀かも知れないが、官僚的な戦略では本当に優秀な人材は育成できない。
今の官僚の意識の低さを見ればすぐにわかることだ。
もちろん東大のすべての人間が官僚的なわけではない。本当に優秀な人材もいる。
ただ官僚的なものの考え方(理念がない)では進歩がない。

早稲田は数年から理念を持ってスポーツを捉えだした。今は過渡期。特特などという制度は、早稲田の目指す理念ではないはず。とりあえずスポーツ界で早稲田の地位を確立し、将来優秀な人材が黙っていても集まるような経営戦略と考えて良い。
そういう意味では早稲田が慶応を一歩リードしている。
私は慶応に特特のような制度は似合わないと思う。しかしスポーツが弱くて良いということではない。慶応には東大になって欲しくない。
やはり慶応独自の理念、経営戦略によってスポーツを強化し、なお且つ優秀な人材を輩出しなければいけない。

そういうラグビー部であって欲しい。OBとして協力できることはすべきだと私は思うが。一人では何も出来ないが、同じ理念を持った人間が、少しでもラグビーを強くするために尽力する。そんな開かれた蹴球部であって欲しい。
蹴球部が官僚的、硬直した組織にはなって欲しくない。
強くて、優しくて、人間を好きになれる、そんな人材を是非育成して欲しい。
それでなお且つ、国立で戦えるようなチームを作る。
それは大学の理念、経営戦略なくしてはあり得ない。

ラグビー界に川渕氏のような人間はいるのか疑問だ。
その答えを慶応蹴球部に期待する。

1985年の検証

2007年12月26日 | ラグビー
慶応は1985年度に日本一に輝いているが、その軌跡を検証してみたいと思う。
なぜならば、この年、明治とは対抗戦、大学選手権のいずれも引き分けだったからだ。2007年のシーズン、春新潟でのオープン戦、そして対抗戦いずれも引き分けている。
まずそれぞれのリーグの順位を見てみよう。

    関東対抗戦    関東リーグ戦    関西リーグ戦
 1   明大        日大        大体大
 2   早大        大東大       京産大
 3   日体大       専大        同大
 4   慶大        国士大       天理大
 5   青学大       中大        大商大
 6   筑波大       法大        大経大
 7   帝京大       関東学院大     近大
 8   成蹊大       東海大       京大

慶応は対抗戦4位スタートだった。リーグ戦が今年の順位をひっくり返したようで面白い。この年リーグ戦は1部9チームで戦っており、ちなみに9位は拓大だった。対抗戦8位が成蹊大というのも興味深い。

当時、関東は対抗戦とリーグ戦との交流戦で大学選手権の出場チームを決定していた。
交流戦の結果は

   明大 28- 国士大 12
   早大 22- 専大   7
  日体大 16- 大東大 10
   慶大 26- 日大   9

このように関東は今年と同じように対抗戦4校が勝ち残っている。
 
大学選手権の出場は8校。結果は
   明大 23- 福工大 10
   早大 32- 同大   3
  京産大 13- 日体大  4
   慶大 30- 大体大 23

そして国立の準決勝
   明大 24- 京産大  4
   慶大 15- 早大   6

決勝 慶大 12- 明大 12 (両校優勝、慶応、抽選で日本選手権へ)

日本選手権決勝(1986年1月15日)
   慶応 18- トヨタ 13

今年度の流れが何となく1985年度に似ているのでおさらいをしてみた。

ちなみにこの試合のメンバーは

  1.橋本達矢(慶応)4年
  2.五所紳一(慶応)4年
  3.中野忠幸(慶応)3年
  4.柴田志通(慶応)2年
  5.山越克雄(慶応)3年
  6.栗原正信(志木)4年
  7.上島 治(慶応)3年
  8.油山哲也(慶応)3年
  9.生田久貴(慶応)4年
 10.清水周英(慶応)4年
 11.大田浩介(神戸)3年
 12.青井博也(桐朋)4年
 13.林 千春(慶応)4年
 14.若林俊康(小石川)3年
 15.渡瀬裕司(慶応)4年

これは有名だが、慶応付属の選手が12名。前年の松永主将や村井などが抜け弱体化が心配されたチームだった。対抗戦4位も順当な結果だったかも。
しかし奇跡は起きたのだ。

ただこの結果が果たして本当に良かったのか?たまたま慶応高校から優秀な選手が集まった結果だったのか、翌年から有望な選手が集まらず、慶応は暗黒の時代へ入っていく。この当時、慶応といえば「地獄の特訓」で有名。偏差値も高く、高校生ラガーの憧れのチームにはなれなかった。

昨日の東海大戦での慶応付属の選手は2名。山崎君と村田君。AOが10名、指定校推薦が3名らしい。ただしフォワードの選手に高校代表クラスの選手はいない。
バックスにはずらっと高校代表クラスが並ぶが。

そんな慶応のフォワードの頑張りに期待したい。
そして明治との決着をつけなければいけない。慶応頑張れ。

大学選手権慶明戦

2007年12月25日 | ラグビー
大学選手権、準決勝は慶明戦になったが、衝撃的事実を知った。
実は大学選手権で慶応は明治に勝ったことがないそうだ。
慶応は10年連続25回目の出場になるが、他の3校は、早稲田24年連続41回目、明治23年連続37回目、帝京も実は9年連続15回目になる。
早慶明が伝統校であることは間違いないが、実績では慶応は帝京に一番近い。
10年連続なので、最近は慶応が大学選手権に出るのが当たり前のように思えるが、実はその前は10年以上大学選手権に出ていないのだ。
1985年度の大会で日本一になってから、大学選手権出場まで13年を要した。
慶応暗黒の時代といって良い。

過去10年とその前10年の対抗戦の実績を見るとびっくりする。

     平成10年ー19年    昭和64年ー平成9年
早稲田    2勝8敗          2勝8敗
明治     7勝2敗1分        2勝8敗
筑波     7勝3敗          3勝7敗
日体    10勝0敗          2勝8敗
青学    10勝0敗          2勝8敗
帝京     7勝2敗          0勝1敗(平成10年度対戦なし)

計     43勝15敗        11勝40敗 

これが実態だ。やはり空白の13年は大きい。もし早明と同じように、この13年が繋がっていれば38回目の出場となって明治と並ぶ。
対抗戦ではこれ以外にも立教、成蹊、東大との定期戦があったので実際には5分に近い成績ではあったのだが。

しかし国立進出は、明治は9年ぶり、慶応は6年ぶり。最近10年の慶明戦では慶応が大きく勝ち越している。このところ慶応は明治に相性が良いというのは本当だろう。

松永前監督が登場するまでの慶応はフォワードのチームだった。バックスはディフェンスするためにいるようなもので、バックスがボールを持つとフォワードの待つ密集に突っ込むのが慣例。ハイパントが多く、アップアンドアンダーの慶応と言われた。
その流れを変えたのが松永氏だったが、そのあとに暗黒の時代が待っているとは思わなかった。

上田氏の尽力とAO入試という制度が出来て、ようやく高校代表レベルの選手が慶応にも集まるようになった。もしAOがなかったら慶応は東大レベルになっていたかもしれない。

かれこれ30年慶応の試合を見てきて、今年の1年生の充実ぶりには驚く。
AOの制度だけでは優秀な選手は集まらない。
やはり慶応に進学するだけの大学としての魅力が必要だ。
そういう意味では、慶応は卒業してからラグビーを続ける選手は少ないが、今年の4年生の進路を知ると、またビックリだ。4年生全員が一流企業に進む。山田君はプロ希望のようだが。

いろいろな意味でこれからの慶応ラグビーが楽しみだ。これからもラグビーが強いだけではなく人間的魅力あふれる選手をどんどん輩出して欲しい。
    

対抗戦4チーム勝利

2007年12月24日 | ラグビー
予想通り?対抗戦の4チームが勝ち上がりました。
早稲田と、明治はまず間違いなし。筑波と帝京は対抗戦同士なのでどちらが勝っても同じ。問題は慶応と東海でしたが、慶応の快勝でした。

ビデオで確認しましたが、早稲田、明治は快勝というわけではありません。
特に早稲田は法政のオープン攻撃に後手に回り、最後のトライ以外はフォワードに頼るしかない、面白みのない試合でした。ゴール前まで攻め込み、スクラムやモールでトライを取るだけ。最後まで早稲田らしさは見えませんでした。早慶戦や早明戦でも早稲田とは違うチームでした。こんな早稲田なら慶応にもチャンスがありそうです。
明治も完封はしましたが、やはり早稲田と同じでフォワードのパワーで押し勝っただけ。バックスはたいしたことはありません。
早稲田、明治ともに50点は取ると思っていたので、予想を裏切られたような気持ちでした。両チームともFWとBKのバランスが悪い気がします。
早稲田のTBは1年生と2年生。そしてSO、1年の山中の出来も悪かったです。
明治もチームにスピード感がありません。
昨日の明治が相手なら慶応は確実に勝てるでしょう。
明治がどこまで修正してくるか、それが問題です。スピード勝負なら慶応に勝算ありです。

1月2日は早稲田ー帝京、慶応ー明治の組み合わせになりました。
私の予想では、決勝は早慶戦です。
1月12日の決勝戦の切符も買いました。決勝の前に行われる高校東西対抗も楽しみです。この試合に出場する選手の中で何人が慶応に入学してくれるでしょう?
いずれにしろ楽しみな正月になりました。

東海大学戦勝利

2007年12月23日 | ラグビー
難敵、東海大学戦勝利おめでとうございます。
15人一体となって、低く突き刺さるタックルを連発。
先取点を取れば勝てると思っていましたが、予想通りの素晴らしい試合になりました。開始早々出雲君の快走でトライを奪い、理想的な展開になりました。
前半、中盤に同点に追いつかれましたが、ロスタイムに山崎君が意地のトライ。このトライが大きく勝負を分けました。

後半廣畑君、浜本君がトライして勝負は決まりました。
5本目のトライを狙ったところでノッコンし、その後守勢に回ってしまいましたが、最後まで安心して見ていられました。

今日は3列の活躍が大きかったです。山崎君、伊藤君、松本君の運動量はすごかった。攻守に渡って素晴らしいプレイを見せてくれました。
スクラムも予想以上に頑張ったし、ラインアウトも素晴らしかった。目立たなかったけれど小柳君のスローイングも良かった。

バックスも安定したプレイを見せてくれた。山田君はトライこそなかったが、東海大の選手を引き付け、スペースを作っていた。
そして今日の殊勲者はなんと言っても中浜君。チームを一つにまとめ、攻守に渡り素晴らしいプレイを見せてくれた。
自分自身の怪我、そして金井キャプテンの怪我を乗り越え、素晴らしいキャプテンシーを発揮してくれた。

今日は東海大の外国人選手に仕事をさせなかった。いかに慶応のディフェンスが良かったかがわかる。接点では東海大に負けている部分もあったが、スピードで東海大を圧倒した。
山中湖の合宿で慶応が狙っていたのは、このスピードのはずだ。対抗戦ではなかなかこのスピードを見ることが出来なかったが、法政とのジュニア入替戦から、慶応本来のスピードが見え始め、今日の試合で発揮することが出来たと思う。

さあ次は明治だ。明治はフォワードを前面に出したスローテンポなチーム。
明治は2試合連続の完封試合だったが、相手が弱すぎた。弱い相手には強い明治。しかし慶応のスピードにはついていけないと思う。
私の予想では、明治には勝てるのではないか。

明治戦といえば、もう9年くらい前になると思うが、再浮上をかけた慶応が、準決勝で明治と対戦。後半ロスタイムで斉藤祐也に逆転トライを喫し敗れた。しかしこの試合が出発点となり、翌年の慶応の大学日本一に結びついた。

今年明治とは2戦2引き分け。
最後の決着をつけるチャンスをもらった。絶好のチャンスだ。
昭和43年以来の早慶戦決勝を再現するためにも明治に勝って欲しい。

今日は素晴らしい試合を見せてくれてありがとう。
選手たちに感謝です。
1月2日、国立に応援に行きます。

選手たちを信じ、勝利を祈っています。

東海大戦後半

2007年12月23日 | ラグビー
後半増田に代わって浜本投入。開始早々慶応チャンスを掴む。フォワードが攻め込み廣畑のトライ21-7。さらに山田の快走で慶応チャンス。15分川本から浜本に繋いでトライ28-7。 またも慶応チャンス。しかしノッコンで後退。東海もチャンスを掴むがタッチ。しかし東海オープンに展開し28分トライ28-14。またしても東海チャンス。慶応ゴール前クギズケ。しかし時間が刻々と進む。東海の猛攻を慶応が凌ぎノーサイド。28-14で慶応勝利。うれしいO(≧∇≦)o本当に低いタックルが突き刺さった。